タール坑の戦士/Tar Pit Warrior
提供:MTG Wiki
Tar Pit Warrior / タール坑の戦士 (2)(黒)
クリーチャー — サイクロプス(Cyclops) 戦士(Warrior)
クリーチャー — サイクロプス(Cyclops) 戦士(Warrior)
タール坑の戦士が呪文や能力の対象になったとき、これを生け贄に捧げる。
3/4対象になると生け贄に捧げられるペナルティ能力を持つクリーチャー。
3マナで3/4はお得な部類だが、除去に限らず送還/Unsummonのような呪文でも死んでしまうなど非常にもろい。しかしタフネスの大きさもあり、クリーチャー間での戦闘ではかなり強い。
同じ「壊れやすさ」を持つ、同じブロックの卑屈な幽霊/Skulking Ghostのバリエーションともいえるが、卑屈な幽霊に比べると採用率は低かった。軽量でタフネスが小さく、1点火力程度でも死ぬ卑屈な幽霊/Skulking Ghostなら呪文の対象になっても諦めがつくが、黒かつ中堅以上のサイズを持つとなると、戦場に残る戦力として除去耐性を期待したくなるためだろう。回避能力の有無、マナ・コストの差も大きいだろうか。
- のちのメルカディアン・マスクスで同型再版の卑屈な脱走者/Skulking Fugitiveが登場した。傭兵になった分、やや部族効果を受けやすいといえる。
- のちの基本セット2010で、青くなって飛行を持った幻影の召使い/Illusionary Servantが登場した。ただしそちらはダブルシンボルとなっている。
- 初出時のクリーチャー・タイプはサイクロプスであったが、1999年7月頃のオラクル更新で一時期巨人に変更されていた(一時期サイクロプスは廃止されていた)。その後、Magic Onlineでのビジョンズのリリースに伴う2006年1月のオラクル更新でサイクロプスに戻され、さらに戦士のクリーチャー・タイプを獲得した。
- 屈強な怪物たるサイクロプスの彼がなぜこんなにも脆弱なのかと疑問だが、その答えはフレイバー・テキストに記されている。
そのサイクロプスはどれだけ強打されても平然としていたが、何の気なしの侮辱で泣きだしてしまった。― アゼイウォライ「失敗したサイクロプス」