陰極器/Cathodion
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アーティファクト・クリーチャーにしてはかなりコスト・パフォーマンスの良いカード。その分、妙な能力が付けられている。
多くの場合、この能力は戦闘フェイズに誘発してしまうため、発生したマナを利用しづらいが、生け贄に捧げる手段などを用意してマナ加速として使うこともできなくはない。
- 基本セット2010でマナ・バーンが削除されるまでは、この能力はデメリットとしての側面が強かったが、現在では完全なメリットであるため、アーティファクト・クリーチャーであるにも関わらず(色拘束が無い事も含め)大抵の3マナバニラの上位互換である。
- この能力はマナ能力ではない。呪文や能力の解決中に墓地に置かれた場合、普通の誘発型能力と同じ様に、次に優先権が発生した時にスタックに積まれる。コストの支払いを要求された時点ではマナを出すことができないので、この能力をアテにする時はあらかじめ生け贄に捧げるなどしてマナを出しておこう。
- クラーク族の火焚き/Krark-Clan Stokerなどの起動型マナ能力のイベントによって墓地に置かれた場合などについて、誘発型マナ能力として扱う解釈がされていたことがあったが、現在ではこの場合でもマナ能力としては扱われないことになっている。
類似品で発生マナ数とP/Tが違うものがある。Su-Chiが4マナ4/4、マイアの月帯び/Myr Moonvesselが1マナ1/1である。
- 「陰極(cathode、カソード)」とは外部から電子が入ってくる極のこと。対義語は「陽極(anode、アノード)」。
- ミラディンの日本語版のフレイバー・テキストに明らかな漢字の誤りあり(「自信」は「自身」であるべき)。