不屈の古樹/Indomitable Ancients
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モーニングタイドで登場した白のツリーフォーク。バニラにしてレア。
確かに白もツリーフォークもタフネスの高いクリーチャーを多く擁するのだが、4マナでタフネス10は尋常ではなく、パワーもあり防衛などのデメリットも持っていない。地上クリーチャーが無策でこれを突破するのは非常に困難で、警戒などを付与できればとても頼もしい。
ただ、逆を言えば「タフなだけ」であり、除去の耐性も無いためダメージ以外では簡単に除去されてしまう。単体で使っては革命家チョー=マノ/Cho-Manno, Revolutionaryとほとんど用途に変わりがない。ただし、チョー=マノとは違い伝説のクリーチャーではなく、タフネスのマイナス修正に強く、トランプルダメージをほぼ確実に吸収してくれるため、防御の要としてはまだ安定感がある。
しかし、防御に偏りすぎたカードは今ひとつ使いにくい場面も多い。構築等では厳しいか。能力を最大限に引き出すためには、タフネスを参照するカードと組み合わせるべきだろう。
- 包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Towerと一緒に使って下さいと言わんばかりのカード。いくら回避能力がなかろうと、4マナ10/10は凄まじい大きさ。
- モーニングタイドの時点で、4マナバニラの唯一のレアで、同時に空欄一杯のフレイバー・テキストが歴代最長。さらに、ツリーフォークとバニラクリーチャーの中で、初期タフネスが最大である。妙に新記録が多いカード。
- ローウィンには同じ4マナでこのパワーとタフネスが逆になった新星追い/Nova Chaserがいる。
- リミテッドでは古石の神/Kami of Old Stoneと同様に、最高の壁役となる。