伝導電流/Conductive Current
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MTGアリーナ専用カード
Conductive Current / 伝導電流 (赤)(赤)(赤)ソーサリー
伝導電流は各クリーチャーにそれぞれ3点のダメージを与える。あなたの手札にありインスタントやソーサリーであるカード1枚を選ぶ。それは「この呪文がパーマネントやプレイヤーに戦闘ダメージでないダメージを与えるなら、代わりに、これはその点数に2を足した点数のダメージを与える。」を永久に得る。
アーティスト:Alexander Forssberg
クリーチャーにのみダメージを与える、紅蓮地獄/Pyroclasm系列の全体火力。トリプルシンボルなので赤単、あるいはそれに近いマナ基盤が欲しい。
また手札のインスタントやソーサリー1枚を選び、それが今後与えるダメージを永久に2点追加してくれる。もう1枚これがあれば5点火力にできるし、同一ターンに続けざまに唱えることで8点以上も圏内に入るなど、赤が苦手とする高タフネスにも対処できるのが嬉しい。棘平原の危険/Spikefield Hazardや祭典壊し/End the Festivitiesといったちっぽけな1点火力が3点火力になるのも非常に頼もしい。
後半の効果のためだけに空撃ちするプレイングも覚えておくと良い。特に、ノンクリーチャーが相手でも本体火力と組み合わせれば腐ることがないのは利点である。強化は永久なので、墓地から呪文を回収するのもよい。
登場時のアルケミーにおける全体火力は2点以下か4点以上のものばかりなため、単純に3点火力だけを目当てに積むということも考えられる。しかしせっかくならば後続の火力を強化していきたいところ。土地事情は少々シビアになるが、赤白の確固たる討伐者、レム・カロラス/Rem Karolus, Stalwart Slayerを用いたバーン戦術に投入できる。
ヒストリックで同じダメージ効率なのはサイクリング持ちの焼けつく双陽/Sweltering Sunsと、クリーチャーを追放もできる神々の憤怒/Anger of the Gods。それらと比べて色拘束が強いとはいえ、多色デッキでも無理やりトリプルシンボルを捻出する手段として睡蓮の原野/Lotus Fieldなどが既に実績を挙げているため居場所もあるだろう。また呪文に限らず赤の発生源のダメージ全般を2点足す朱地洞の族長、トーブラン/Torbran, Thane of Red Fellも存在する。
ルール
- 合うカード・タイプがあるなら、手札を選ぶのは強制。自分も巻き込む火力で自殺してしまわないよう注意(登場時のヒストリックには火山の流弾/Volcanic Falloutがあるのみ)。ダメージを与えない呪文をあえて選べば影響は実質なくなる。
- ダメージが加算される効果については燃えさし口のヘリオン/Embermaw Hellion#ルールを参照。