ガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismari
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伝説のクリーチャー — エルダー(Elder) ドラゴン(Dragon)
飛行
ガラゼス・プリズマリが戦場に出たとき、宝物(Treasure)トークン1つを生成する。
あなたがコントロールしているすべてのアーティファクトは「(T):好きな色1色のマナ1点を加える。このマナは、インスタントかソーサリーである呪文を唱えるためにのみ使用できる。」を持つ。
その名を冠するプリズマリ大学/Prismari Collegeの創始者である伝説のエルダー・ドラゴン。
宝物・アーティファクト・トークンを生成するETB能力と、コントロールしているアーティファクトをインスタントかソーサリー専用のマナ・アーティファクトにする能力を持つ。
スタンダードで同居する黄金架のドラゴン/Goldspan Dragonと似た性質を持つが、あちらが生成した宝物で自身を守りながら速やかにライフを詰めるのに向いている一方、速攻を持たずクロックも低いこちらは重いコントロール向けの性能と言える。コントロールで用いられる精神迷わせの秘本/Mazemind Tomeやサイドボードに採用されうる魂標ランタン/Soul-Guide Lanternなどのアーティファクトを並べておけば、フルタップでも除去に対する打ち消しを構えておくことができる。
ただ、自身の生成する宝物トークン程度のマナ加速だけをあてにしての採用では心もとない。単体でも強力だった黄金架のドラゴンと異なり、軽いアーティファクトを多めに採用するなどしてデッキ構築の段階でやや気を使う必要がある。生成する宝物で互いにシナジーを形成するので、両方採用するのも一つの手か。
登場時のスタンダードでは、黄金架のドラゴンの5マナ域に到達でき、また後引きでも相性が良いためプリズマリ・ミッドレンジに採用された。とはいえレッドキャップの乱闘/Redcap Melee・切り裂かれた帆/Shredded Sailsや神秘の論争/Mystical Dispute・軽蔑的な一撃/Disdainful Strokeといった多くの除去・打ち消しに引っかかる同環境では定着が難しく、フォーゴトン・レルム探訪でファスト・ミシュラランドや砂漠滅ぼし、イムリス/Iymrith, Desert Doom・星山脈の業火/Inferno of the Star Mountsなど対抗馬となるフィニッシャーが数多く登場したこともあって、採用率を大きく減らしつつある。
リミテッドでは神話レア的な派手さはないものの優秀なフライヤー。
- 巨大な好機/Giant Opportunityが実質フリースペルのマナ加速のように機能する。
関連カード
サイクル
ストリクスヘイヴン:魔法学院の創始ドラゴン/The Founder Dragonsサイクル。対抗色2色の伝説のエルダー・ドラゴンで、稀少度は神話レア。
- シャドリクス・シルバークイル/Shadrix Silverquill(白黒)
- ガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismari(青赤)
- ベレドロス・ウィザーブルーム/Beledros Witherbloom(黒緑)
- ヴェロマカス・ロアホールド/Velomachus Lorehold(赤白)
- ターナジール・クアンドリクス/Tanazir Quandrix(緑青)
背景ストーリー上はストリクスヘイヴン/Strixhavenの創始者であり、五つの大学の名は彼らの名に因む。
ストーリー
ガラゼス・プリズマリ/Galazeth Prismariはアルケヴィオス/Arcaviosの創始ドラゴン/The Founder Dragonsの一体で、魔法学院ストリクスヘイヴン/Strixhavenのプリズマリ大学/Prismari Collegeの創設者(イラスト1、イラスト2)。