万物の聖域/Sanctum of All
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伝説のエンチャント — 祭殿(Shrine)
あなたのアップキープの開始時に、あなたはあなたのライブラリーやあなたの墓地から祭殿(Shrine)カード1枚を探し、戦場に出してもよい。これによりあなたがあなたのライブラリーからカードを探したなら、ライブラリーを切り直す。
あなたが祭殿を6つ以上コントロールしている間に、他の、あなたがコントロールしている祭殿の能力が1つ誘発するなら、その能力は追加でもう1回誘発する。
初登場の5色の祭殿は他の祭殿のサーチと、祭殿の誘発回数の追加。単体では効果を発揮せず、他の祭殿と組み合わせることが前提になっている。
基本セット2021で追加された祭殿のうち、このカードの影響を受けるのは静かな水の聖域/Sanctum of Calm Waters、石の牙の聖域/Sanctum of Stone Fangs、豊かな実りの聖域/Sanctum of Fruitful Harvestの3枚。この3枚の誘発は戦闘前メイン・フェイズの開始時のため、アップキープにサーチした後に恩恵を受けることができる。とはいえスタンダードで2つ目の能力を機能させるためには祭殿のフル投入が必要。祭殿デッキの切り札として重点して引きたい一方、他の祭殿と同様に2枚目以降は廃れた高地の聖域/Sanctum of Shattered Heightsのコストにしかならないため、メインデッキでの採用は抑える代わりに願いのフェイ/Fae of Wishesからのシルバーバレットで実質的な採用枚数を増やすなど工夫したい。
基本セット2021のリミテッドではこれを唱えるためのマナ基盤と祭殿の両方を揃えることは難しく、また石の牙の聖域/Sanctum of Stone Fangsをピック出来なかった場合は苦労して並べても勝利に直結しないためカスレアの部類に入る。
- サーチは任意であるため、既に必要な分の祭殿が出ているなら探す必要はない。
- 他の祭殿の能力の追加誘発は強制である。神河物語の本殿サイクルと組み合わせる場合は両方とも強制であるため、特に風見の本殿/Honden of Seeing Windsによるライブラリーアウトには注意。
- 祭殿の起動型能力の効果は追加されない。
サイクル
基本セット2021の聖域サイクル。いずれも祭殿のエンチャント・タイプを持つ伝説のエンチャントであり、あなたがコントロールする祭殿の数を参照する能力を持つ。万物の聖域/Sanctum of Allのみ5色カードかつレア、他の5枚は単色のアンコモン。
- 穏やかな光の聖域/Sanctum of Tranquil Light
- 静かな水の聖域/Sanctum of Calm Waters
- 石の牙の聖域/Sanctum of Stone Fangs
- 廃れた高地の聖域/Sanctum of Shattered Heights
- 豊かな実りの聖域/Sanctum of Fruitful Harvest
- 万物の聖域/Sanctum of All