掘葬の儀式/Unburial Rites

2011年10月11日 (火) 19:33時点におけるブラー (トーク | 投稿記録)による版

Unburial Rites / 掘葬の儀式 (４)(黒)
ソーサリー

あなたの墓地にあるクリーチャー・カード１枚を対象とし、それを戦場に戻す。
フラッシュバック(３)(白)（あなたはあなたの墓地にあるこのカードを、そのフラッシュバック・コストで唱えてもよい。その後それを追放する。）

エメリアの盾、イオナ/Iona, Shield of Emeriaなどによって一発で勝負を決めるコンボ的なリアニメイトデッキでは、マナ・コスト、フラッシュバック・コスト共にやや重いのが気になるところだが、使えないほどではない。この場合、フラッシュバックはカウンターや手札破壊を撃たれたときの保険としての意味合いが強い。

コントロールタイプの中～低速のデッキでは重さも許容できる範囲。1枚で2度撃てることから、素出しも可能なフィニッシャーや、CIP 能力持ちを使い回してカード・アドバンテージを稼ぐことができる。

またライブラリーを大量に削ることでクリーチャー・カードを墓地に貯めるタイプのデッキでも、墓地から唱えることのできるリアニメイト手段は価値が高い。戦慄の復活/Dread Return同様、フラッシュバックが様々な点で有効に働いている、優秀なリアニメイト呪文である。

間違えやすいが、カード名は「屈葬」ではなく「堀葬」である。ただし、原語のUnburialは埋葬の意のBurialに反意語の接頭辞であるun-を付けた造語で、堀の意味は無い。そのため「埋葬」の反対をイメージした「掘葬」の誤植である可能性がある。

参考