スターライト・マナバーン
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:ハイメガスーパーモードによって登場した八里のロボを勝手に操縦したり八里の意思に反するプレイングをしたり紛らわしい発言をしたりと、八里を困らせている。 | :ハイメガスーパーモードによって登場した八里のロボを勝手に操縦したり八里の意思に反するプレイングをしたり紛らわしい発言をしたりと、八里を困らせている。 | ||
:また、八里がジェノサイドモードに変身したときに[[背びれクーサイト/Ridged Kusite]]になってしまった。 | :また、八里がジェノサイドモードに変身したときに[[背びれクーサイト/Ridged Kusite]]になってしまった。 |
2009年6月30日 (火) 10:41時点における版
スターライト・マナバーンは、マジックを題材としたマンガ。作者は高木律。
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概要
マナバーンの創刊とともに連載スタート。マナバーンが休刊となったため、ゲームぎゃざに移動。また、ゲームぎゃざが改装したため、ホビージャパンの公式サイトで連載。雑誌の事情で連載媒体を転々としていた。 全38話。
ホビージャパンの公式ホームページで公開されていた『スターライト・ウィザード』の後身であり、世界観や登場人物を受け継いでいる(スターライト・ウィザードはホビージャパンのマジック公式サイト閉鎖により現在は閲覧不可能)。
どちらかと言うとコメディ指向、使われるデッキはカジュアルなものが多い。特に主人公のデッキには魂流し/Soulscourが4積みで、しかも初手に4枚来るのが通例となっている。
また、ルール解説コーナーを各所に載せている為、初心者にも分かりやすい作りになっている(元々ページ数が少ないため物語の進行が遅いのだが、それに拍車を掛けている感もある)。
クリーチャーにキャラ付けがされていて、主人公と会話したりするのが特徴。これはカードゲームのマンガとしては珍しい。
注意:作品の内容に関する記述が以下には含まれています。
主な登場人物
- 箱根 八里(はこね はちり)
- 数々のトラウマを持つ可哀想な主人公。姉はギャザの小箱などに登場する小箱さん、妹はつづら。ドミニア県立ドミナリア高等学校の1年生で、マジカル部に所属。
- 黒単デッキが知らないうちに多色デッキに改造されていたりと、色々ひどい目に会う。凶暴化した野村と対戦中、アボさんが持ってきた女性用マジック・カウンター(W.C)によってメイド服を着るといういじられっぷりを発揮。ただしまんざらでもないようだ。
- スーパーモードのモチーフは金之尾師範/Sensei Golden-Tail。
- 青島 雪緒(あおしま ゆきお)
- マジカル部2年。「毎日が自由奔放、糸の切れた凧。」がコピー。後輩の八里にかなり陰湿な嫌がらせを行っている。『スターライト・ウィザード』では主人公で、最弱プレイヤーという設定だった。
- 渡りデッキを使って明治と対戦。激戦の末惜しくも敗れる。スーパーモードのモチーフはメムナーク/Memnarch
- 野村 幸代
- 3年。本来はおとなしい性格の蛇。授業中にマジカルエマージェンシー(マジック禁断症状)を起こし凶暴化。
- 一時はストレスゲージが下がったことに焦った灰鱗のガリアル/Grayscaled Gharialに体を乗っ取られるという事態に見舞われる。
- スーパーモードのモチーフはせし郎の娘、さ千/Sachi, Daughter of Seshiro。名前の元ネタは某有名野球チームの監督婦人のあの人。
- 渋山
- 名前の通りシヴ山のドラゴン/Shivan Dragonがモデル。頭はそのままシヴ山のドラゴン。
- 幸代に対してさまようもの/Wandering Onesとレアカードの交換というとんでもないシャークトレードを持ちかけまんまとレアカードをせしめる。それを知った八里の怒りに触れ宇宙の彼方まで取り巻きと一緒に飛ばされる。
- 熱田
- マジカル部3年・部長。マジックを楽しむための研究を日々重ねる、真面目な熱血漢。かつては明治、姫川とで三位一体の強さと面白さをもったマジックをしていた。
- スーパーモードのモチーフは墜ちたる者ヴォルラス/Volrath the Fallenらしいのだが彼のイメージにあっているかというと疑問が残る。
- 姫川
- マジカル部3年・副部長。おっとりした性格のドライアドで髪の毛が葉っぱなのを気にしている。
- スーパーモードになるとさらにリンゴの実が実る。
- 明治
- MTG部3年・部長。もとはマジカル部だったが、絶対的な強さを求めてMTG部を設立した。マジカル部に嫌がらせするのが趣味。
- スーパーモードのモチーフはセンギアの吸血鬼/Sengir Vampire。ハイパーモードのモチーフは隆盛なるエヴィンカー/Ascendant Evincar。
- 藩学セーラ
- MTG部1年・副部長。同じクラスでマジカル部の八里をライバル視している。
- 八里に好意を寄せているようで、第22回にて教科書に書いたようなツンデレっぷりを発揮した。さらには八里に召喚されて(クリーチャー整備工場で不足していた)セラの天使の代わりに、「セラの天使のコスプレをしたセーラ」として登場することに。
- アボシャン
- マジカル部2年。セファリッドの皇帝で、地上世界視察のため、皇帝じきじきにドミナリア高等学校へ転入。
- 八里や青島からは親しみをこめて「アボさん」と呼ばれている。
- マジックの腕前は校内最強で黒をメインとしたリスキーで独創的なデッキを使う。
- モチーフはセファリッドの皇帝アボシャン/Aboshan, Cephalid Emperorなのだが普段から(体こそ人型だが)そのまんまセファリッドの姿をしている。スーパーモードになると某アニメ映画に登場する王蟲のような頭部になる。
- 第30回で話の流れから人間の姿(イメージ)に。それもかなりの美男子。
- バボシャン
- セファリッドの帝国住民の1人。一般市民だが皇帝であるアボシャンとは親友の関係。
- アボシャンが地上の生活に慣れ腑抜けていないか確かめるため一度地上に視察に訪れデュエルを申し込むものの、見事に完敗。その後、地上侵略を狙うセファリッド帝国上層部の陰謀に利用され、終末の大砲/Doom Cannonの生け贄になる。
- 第30回で女の子と判明、第33回では帝国の窮地になると現れると伝わるセファリッドの女帝ラワン/Llawan, Cephalid Empress に変身。生け贄に捧げられたり変身したり、色々と忙しいキャラクターである。アボシャンに対してデレデレ。
- モデルはセファリッドの斥候/Cephalid Scout。
- イボシャン
- セファリッドの帝国の首相。セイタスの甘言によって、ミラーリを用いた終末の大砲計画を実行に移す。
- 第34回ではセイタスの操り人形にされていた自分を恥じ、身を挺して計画に失敗したセイタスの逃亡を阻止。
- オデッセイ版の説得/Persuasionのイラストに登場するセファリッドがモデル。
- セイタス
- 鋼のゴーレム/Steel Golem。工匠アーカム・ダグソン/Arcum Dagsson作のアーティファクト・クリーチャー。ひがみっぽく陰湿な性格。
- 自分を見棄てた生みの親であるアーカムを恨み、セファリッドに変装して地上侵略を目論むセファリッド帝国の上層部に取り入り、自らの復讐のために利用しようしたが、アボシャンの登場により計画は失敗。逃亡を計画するも、イボシャンに阻止され、またも失敗する。
- 最終話で獄中のアーカムを脱獄させ、ともに荒廃したソルデヴの復興に取り掛かる。
- アーカム・ダグソン
- ソルデヴの工匠。
- 数々のアーティファクト・クリーチャーを産み出した優秀な技術者だったが、そのアーティファクト・クリーチャーが引き起こした事故によりソルデヴの街は崩壊。本人もその後狂気に犯され投獄される。
- 最終話ではセイタスによって脱獄させられ、ソルデヴ復興を手伝わされることに。
- つっこみシカール
- 新聞部3年のレオニン/Leoninの女の子。非常に突っ込みどころの多い本作の随所に風のように現れ的確なツッコミをしていく突っ込み役。
- 時空間転移装置を装備しているらしく、時間、場所を越えて瞬時にツッコミを入れることができる。
- モデルはレオニンのシカール/Leonin Shikari。
- 博士と豆夫
- 欄外でのマジック用語の解説役を務めるコンビ。
- 普通は顔だけでアイコン的に表されるが、実は八頭身。豆夫は意外に腹黒く、シカールに突っ込まれることもしばしば。
- 真木老師
- C(コーク)S(スクリュー)G(グルグル)T(トルネード)」(カードを回転させてプレイする)という超大技(?)を持っているマジック界最大の大御所という存在。モデルはそのまんま真木孝一郎氏である。
- 諸井
- マジカル部の旧部員(現MTG部)。頭の冠部分が驚くと外れる。モデルはモロイ/Moroii。
- ネクラタル先生
- 八里のクラスの担任の先生。登場するシーンほぼ全てで怒っている。顔がとても恐い。モデルはネクラタル/Nekrataal。
- 天馬博士とその助手
- 第22回から登場。クリーチャー整備工場に勤務している。セーラをセラの天使にしたすごい博士だが、本人は喋れないのか喋らないのか、会話は全て助手・下條が代わりに行う。
- とにもかくにも人間が大嫌い。両者の名前はともに“アトム”に深く関りを持つ人物が元ネタである。
- モデルは天馬博士が突撃ペガサス/Pegasus Charger、助手・下條が青銅の爆弾人形/Bronze Bombshell。
クリーチャー
- 茨の子
- 被虐的な性格だが、八里に超従順。
- 自分が生け贄に捧げられるために生まれてきたような存在だなどと、へこむと延々自分の身の上を語る。第25回にて「ちっこい体で男を見せ」、自身の能力を使用するために自ら生け贄に捧げられることを選ぶ。
- 蠢く骸骨
- ツッコミ的な役割を担わされているスケルトン。
- 頭の上に置かれた+1/+1カウンター(おはじき)にはご不満の様子。
- 金之尾師範
- 八里のアバター、通称「先生」。(デッキに宿る守護霊のようなものとして登場、クリーチャーとして召喚された訳ではない)
- ハイメガスーパーモードによって登場した八里のロボを勝手に操縦したり八里の意思に反するプレイングをしたり紛らわしい発言をしたりと、八里を困らせている。
- また、八里がジェノサイドモードに変身したときに背びれクーサイト/Ridged Kusiteになってしまった。
- さまようもの
- 幸代にシャークトレードの対価として渋山から提示されたカード。
- 本体は何の能力も持たないバニラだが、いくら弱くとも想いを寄せる渋山から貰ったカードとしてデッキに入れられていた。パワーを補うため凄まじい数の装備品で強化されてものすごい姿に。
- ゴブリンの洞窟探検家/Goblin Spelunkers
- 青島が召喚したクリーチャー。
- 青島と明治とのデュエルではムードメーカー的役割を果たしたが、ピンチの時には呼びたくないクリーチャー。
- 河熊/River Bear
- 通称、びしょぬれ。
- 明治の放った電解/Electrolyzeと梅澤の十手/Umezawa's Jitteのマイナス修整能力によって倒される。