沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp King
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2008年8月4日 (月) 11:56時点における版
伝説のクリーチャー — デーモン(Demon)
沼渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが沼(Swamp)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
プレイヤー1人が黒の呪文を唱えるたび、あなたは1点のライフを得る。
レジェンドの伝説のクリーチャー。 さすが沼地の王というだけはあり、悪魔の角/Demon's Hornを内蔵し、回避能力に沼渡りまでも有す。さらに、色拘束が強いとはいえ、5マナ5/5とコスト・パフォーマンスも悪くない。 レジェンドの伝説のクリーチャーの中ではだいぶまともな性能である。
当時の基本クリーチャーであるアーナム・ジン/Erhnam Djinnに一方的に勝て、稲妻/Lightning Boltや恐怖/Terrorで死なないのだから、相当に「良い」スペックである。 当時これが採用され辛かった一番の理由は多色コストであった。 今でこそ3色デッキは当たり前のように存在するが、当時は2色以上出せるトーナメントレベルの土地はペインランドと真鍮の都/City of Brassくらいしかなく、かつ黒・青の有力カードが軒並みダブルシンボル以上に集中していたため、この色の組み合わせで3色デッキなど作れる環境ではなかったのである。
- イラストは、黒い沼の王らしく極悪そうな格好いい面構え。
- かつて、元レベル5ジャッジJeff Donaisが現役プロプレイヤーだった頃、このカードの入ったデッキを世界選手権に持ち込んだことが知られている。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。デーモンになった。
しかし日本語版カードのテキストは「1点のライフを得1点のライフを得る」となってしまっている(当然誤り)。
参考
ストーリー
沼地の王ソルカナー/Sol'kanar the Swamp Kingは、元々コロンドール/Corondor大陸東部Golthonor(ゴルソノア)地方にあるKhone(コーン)の森を守護するスピリットだった。 ガイヤドローン・ディーハダ/Geyadrone Dihadaにより森が不浄な沼地に変化させられると、堕落してこの姿となった。 以来、ディーハダの下僕として働き、”黒き剣/Blackblade”を振るう。 ダッコン/Dakkonに打ち負かされ黒き剣を失うが、その後もディーハダに従い続けた。
参考
- Dakkon Blackblade(ダッコン/Dakkonを主役とするアメコミ)
- ダッコン/Dakkon
- ガイヤドローン・ディーハダ/Geyadrone Dihada
- コロンドール/Corondor
- 関連書籍
- 背景世界/ストーリー用語