領界路の開放/Open the Omenpaths

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2023年8月10日 (木) 22:01時点における最新版

クリーチャーかエンチャント専用のマナ加速と、全体パワー修整の2つのモードを持つインスタント。

マナ加速のモードは2色のマナを各2点ずつ生む。差し引き1点分の加速にしかならず用途も限られるが、呪文による一時的マナ加速は少し強くするとコンボに悪用されるため慎重にならざるを得ないか。

全体強化のモードは1マナの掲げられた軍旗/Banners Raisedと同等。モードの融通性を考慮しても3マナとしては物足りなさが残るが、無限コンボ成功時の勝ち筋として使われることもある。

マナ加速のモードを目当てとしてジェスカイ変容で採用された。登場時のスタンダードでは雷の頂点、ヴァドロック/Vadrok, Apex of Thunderの効果で墓地から繰り返し唱えることにより、さながらフリースペルのようにマナ加速しながら変容を重ねられるようになる。初期は主力カードであったが、ストリクスヘイヴン：魔法学院にてより柔軟なアクションが取れるプリズマリの命令/Prismari Commandが登場してからはそちらが優先されるようになり、出番を減らしていった。

• 赤が好きな色のマナを生み出せるのはイクサラン以降は珍しくないが、エンチャントと紐づけられるのはなかなか珍しい。カルドハイムでの多色カードの目玉である英雄譚を意識してのことだろう。

[編集] ストーリー

カルドハイムの注目のストーリーの1枚。

コル/Kollから強奪した領界の剣/Sword of the Realmsは、大いにティボルト/Tibaltの役に立った。それまで領界/Realm間を渡るのは一苦労だったが、この剣を使えば一瞬で新たな領界に渡れるのだ。彼はその剣で幾度となく領界路/Omenpathを切り開きながら（イラスト）、各地で嘘を吹き込み、戦争を煽っていった^[1]。

[編集] 脚注

1. ↑ Episode 3: The Saga of Tibalt/メインストーリー第３話：ティボルトの英雄譚（Magic Story 2021年1月20日 Roy Graham著）

[編集] 参考

• マナを生み出すがマナ能力でないカード（機能別カードリスト）
• 領界路/Omenpath（背景世界/ストーリー用語）
• カード個別評価：カルドハイム - コモン