夜の子/Child of Night
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− | [[絆魂]]持ちの[[小型クリーチャー]]。 | + | [[絆魂]]持ちの[[小型クリーチャー|小型]][[フレンチ・バニラ]]。 |
− | 2[[マナ]]2/1という[[サイズ]]に加え、[[ダメージレース]]を有利にする絆魂まで持つ優秀な[[クリーチャー]]。[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]] | + | 2[[マナ]]2/1という[[サイズ]]に加え、[[ダメージレース]]を有利にする絆魂まで持つ優秀な[[クリーチャー]]。[[リミテッド]]における[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウン]]の序盤用クリーチャーとしてはなかなかの性能である。収録されているいくつかの[[カード・セット]]では[[吸血鬼]]や[[ライフ]]を得ることを参照する[[カード]]が同時に収録されており、それらと[[シナジー]]を形成することも利点である。[[パウパー]]では[[黒単信心#パウパー|黒単信心]]などで採用されることがある。 |
− | *[[クロヴの悪漢/Krovikan Scoundrel]]などの2マナ2/ | + | *[[クロヴの悪漢/Krovikan Scoundrel]]などの2マナ2/1[[バニラクリーチャー]]の[[上位互換]]。黒の[[魂の絆能力]]持ちクリーチャーとしては、[[エル・ハジャジ/El-Hajjaj]]という非常に性能差のある[[下位互換]]も存在する。[[エルドレインの王権]]では[[当事者カード]]になった上位互換の[[恋に落ちた剣士/Smitten Swordmaster]]が登場した。 |
*登場して以降[[基本セット]]の定番カードとして、あるいはいくつかの[[カードセット一覧#特殊セット|特殊セット]]の[[コモン]]枠としてたびたび[[再録]]されている、馴染み深い存在。 | *登場して以降[[基本セット]]の定番カードとして、あるいはいくつかの[[カードセット一覧#特殊セット|特殊セット]]の[[コモン]]枠としてたびたび[[再録]]されている、馴染み深い存在。 | ||
**[[ラヴニカのギルド]]では再録11回目にしてようやく新規[[絵]]を獲得し、[[ラヴニカ/Ravnica]]のいずれの[[ギルド/Guild]]にも所属しない住民(門なし/''Gateless'')としての夜の子が描かれた。({{Gatherer|id=454110}}) | **[[ラヴニカのギルド]]では再録11回目にしてようやく新規[[絵]]を獲得し、[[ラヴニカ/Ravnica]]のいずれの[[ギルド/Guild]]にも所属しない住民(門なし/''Gateless'')としての夜の子が描かれた。({{Gatherer|id=454110}}) | ||
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{{フレイバーテキスト|ギルド不要。そう彼女は考えてきた。[[ディミーア家/House Dimir|ディミーア家]]の吸血鬼は彼女を当惑させた。[[シミック連合/The Simic Combine|シミック連合]]は解剖したがり、[[ボロス軍/Boros Legion|ボロス軍]]は焼こうとし、[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave|セレズニア議事会]]は「救済」しようとした。彼女が求めていたのは、ただ影のみであったのに。||[[ラヴニカのギルド]]}} | {{フレイバーテキスト|ギルド不要。そう彼女は考えてきた。[[ディミーア家/House Dimir|ディミーア家]]の吸血鬼は彼女を当惑させた。[[シミック連合/The Simic Combine|シミック連合]]は解剖したがり、[[ボロス軍/Boros Legion|ボロス軍]]は焼こうとし、[[セレズニア議事会/The Selesnya Conclave|セレズニア議事会]]は「救済」しようとした。彼女が求めていたのは、ただ影のみであったのに。||[[ラヴニカのギルド]]}} | ||
− | *{{Gatherer|id=199892}}は[[血の幼子/Blood Bairn|子]]、というには大きすぎるように見える。この場合の「child」は[[ | + | *{{Gatherer|id=199892}}は[[血の幼子/Blood Bairn|子]]、というには大きすぎるように見える。この場合の「child」は[[子供]]というより「信奉者」や「申し子」というニュアンスに近いのだろう。[[ラヴニカのギルド]]で描かれた新たな{{Gatherer|id=454110}}から見てもそちらの意味であることが伺える。 |
==参考== | ==参考== |
2020年1月7日 (火) 01:24時点における版
2マナ2/1というサイズに加え、ダメージレースを有利にする絆魂まで持つ優秀なクリーチャー。リミテッドにおけるビートダウンの序盤用クリーチャーとしてはなかなかの性能である。収録されているいくつかのカード・セットでは吸血鬼やライフを得ることを参照するカードが同時に収録されており、それらとシナジーを形成することも利点である。パウパーでは黒単信心などで採用されることがある。
- クロヴの悪漢/Krovikan Scoundrelなどの2マナ2/1バニラクリーチャーの上位互換。黒の魂の絆能力持ちクリーチャーとしては、エル・ハジャジ/El-Hajjajという非常に性能差のある下位互換も存在する。エルドレインの王権では当事者カードになった上位互換の恋に落ちた剣士/Smitten Swordmasterが登場した。
- 登場して以降基本セットの定番カードとして、あるいはいくつかの特殊セットのコモン枠としてたびたび再録されている、馴染み深い存在。
- ラヴニカのギルドでは再録11回目にしてようやく新規絵を獲得し、ラヴニカ/Ravnicaのいずれのギルド/Guildにも所属しない住民(門なし/Gateless)としての夜の子が描かれた。(イラスト)
吸血鬼は二つの小さい咬み傷を残しながら、世界中に復讐を巻き起こさせている。(出典:基本セット2010)
陽の光の下ではあまりに陰惨な罪も、夜の闇の下ではより喜ばしい。(出典:基本セット2012)
ギルド不要。そう彼女は考えてきた。ディミーア家の吸血鬼は彼女を当惑させた。シミック連合は解剖したがり、ボロス軍は焼こうとし、セレズニア議事会は「救済」しようとした。彼女が求めていたのは、ただ影のみであったのに。(出典:ラヴニカのギルド)
- イラストは子、というには大きすぎるように見える。この場合の「child」は子供というより「信奉者」や「申し子」というニュアンスに近いのだろう。ラヴニカのギルドで描かれた新たなイラストから見てもそちらの意味であることが伺える。
参考
- カード個別評価:ラヴニカのギルド - コモン
- カード個別評価:基本セット2019 - コモン
- カード個別評価:基本セット2015 - コモン
- カード個別評価:基本セット2014 - コモン
- カード個別評価:基本セット2012 - コモン
- カード個別評価:基本セット2011 - コモン
- カード個別評価:基本セット2010 - コモン
- カード個別評価:コンスピラシー:王位争奪 - コモン
- カード個別評価:アイコニックマスターズ - コモン