面晶体のカニ/Hedron Crab
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[[リミテッド]]でも最序盤で出せるため上陸しやすく、10枚以上削れることも。[[タフネス]]2なので[[地鳴りの揺るぎ/Seismic Shudder]]にも[[除去耐性|耐性]]がある。 | [[リミテッド]]でも最序盤で出せるため上陸しやすく、10枚以上削れることも。[[タフネス]]2なので[[地鳴りの揺るぎ/Seismic Shudder]]にも[[除去耐性|耐性]]がある。 | ||
− | *人気のある上陸クリーチャーだったため[[戦乱のゼンディカー]]で[[再録]]が検討されたが、[[デベロップ・チーム|デベロップ]]段階で[[構築]][[フォーマット]] | + | *人気のある上陸クリーチャーだったため[[戦乱のゼンディカー]]で[[再録]]が検討されたが、[[デベロップ・チーム|デベロップ]]段階で[[構築]][[フォーマット]]において問題があると判断され、ボツになった<ref>[http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-and-ends-oath-gatewatch-part-1-2016-02-01 Odds and Ends: Oath of the Gatewatch, Part 1 ]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016435/# こぼれ話:『ゲートウォッチの誓い』 その1]([[Making Magic]] 2016年2月1日)</ref>。 |
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'''面晶体のカニ'''/''Hedron Crab''は[[ゼンディカー/Zendikar]]の[[カニ]]で、海岸線で小型の[[面晶体/Hedron]]を拾っては殻を飾り立てる({{Gatherer|id=180348}})。 | '''面晶体のカニ'''/''Hedron Crab''は[[ゼンディカー/Zendikar]]の[[カニ]]で、海岸線で小型の[[面晶体/Hedron]]を拾っては殻を飾り立てる({{Gatherer|id=180348}})。 | ||
− | [[フレイバー・テキスト]]には「Hedrons perplex minds both great and small. | + | [[フレイバー・テキスト]]には「Hedrons perplex minds both great and small.(面晶体は精神を混乱させる。貴賎を問わずに。)」とあり、公式記事「The Moment of Discover<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/moment-discovery-2009-10-06 The Moment of Discovery](Daily MTG 2009年10月6日)</ref>」では、このカニのカード・メカニズムと設定の関わりが解説されている。それによると、このカニ自身のちっぽけな心は混乱した状態にあり、その上、面晶体が隙間なく集められたことで、近づいた魔道士の精神にも深刻な影響を及ぼしてしまう。また、[[上陸]]によって新たな海岸を増やし面晶体を更に集めさせるならば、他の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の魔法庫([[ライブラリー]])にすら悪影響を与えられる、という。 |
*日本語版フレイバー・テキストの「面晶体の混乱した思考は、偉大であり矮小である。」は明らかな[[誤訳/名訳|誤訳]]。「Hedrons perplex minds」を「Hedron's perplex minds」と誤読したか。 | *日本語版フレイバー・テキストの「面晶体の混乱した思考は、偉大であり矮小である。」は明らかな[[誤訳/名訳|誤訳]]。「Hedrons perplex minds」を「Hedron's perplex minds」と誤読したか。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
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+ | *[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/wallpaper-week-hedron-crab-2009-12-04 壁紙]([[Daily MTG]] 2009年12月4日) | ||
*[[ライブラリー破壊カード]] | *[[ライブラリー破壊カード]] | ||
*[[面晶体/Hedron]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[面晶体/Hedron]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:ゼンディカー]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ゼンディカー]] - [[アンコモン]] |
2019年6月17日 (月) 20:10時点における版
クリーチャー — カニ(Crab)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚切削する。
0/2サイズこそ小さいものの、能力は優秀。1マナと軽く、最序盤に設置すれば土地を伸ばしていくだけで大量のライブラリー破壊を行うことができる。基本セット2012参入後のスタンダードではフェッチランドや探検/Exploreと組んで青緑ライブラリー破壊を成立させた。またモダンでも青黒ライブラリーアウトの主要パーツとなっている。
自分を対象にとることで墓地を肥やすことも可能。登場当初からエクステンデッドのナルコブリッジで活躍したほか、スタンダードでは復讐蔦/Vengevineを墓地に送ることに特化したドレッジ・ヴァインのキーカードになった。
リミテッドでも最序盤で出せるため上陸しやすく、10枚以上削れることも。タフネス2なので地鳴りの揺るぎ/Seismic Shudderにも耐性がある。
ストーリー
面晶体のカニ/Hedron Crabはゼンディカー/Zendikarのカニで、海岸線で小型の面晶体/Hedronを拾っては殻を飾り立てる(イラスト)。
フレイバー・テキストには「Hedrons perplex minds both great and small.(面晶体は精神を混乱させる。貴賎を問わずに。)」とあり、公式記事「The Moment of Discover[2]」では、このカニのカード・メカニズムと設定の関わりが解説されている。それによると、このカニ自身のちっぽけな心は混乱した状態にあり、その上、面晶体が隙間なく集められたことで、近づいた魔道士の精神にも深刻な影響を及ぼしてしまう。また、上陸によって新たな海岸を増やし面晶体を更に集めさせるならば、他のプレインズウォーカー/Planeswalkerの魔法庫(ライブラリー)にすら悪影響を与えられる、という。
- 日本語版フレイバー・テキストの「面晶体の混乱した思考は、偉大であり矮小である。」は明らかな誤訳。「Hedrons perplex minds」を「Hedron's perplex minds」と誤読したか。
参考
- ↑ Odds and Ends: Oath of the Gatewatch, Part 1 /こぼれ話:『ゲートウォッチの誓い』 その1(Making Magic 2016年2月1日)
- ↑ The Moment of Discovery(Daily MTG 2009年10月6日)
- 壁紙(Daily MTG 2009年12月4日)
- ライブラリー破壊カード
- 面晶体/Hedron(背景世界/ストーリー用語)
- カード個別評価:ゼンディカー - アンコモン