貪欲なスライム/Ravenous Slime
提供:MTG Wiki
(ページの作成:「{{#card:Ravenous Slime}} {{未評価|統率者2018}} ==参考== *カード個別評価:統率者2018 - レア」) |
|||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Ravenous Slime}} | {{#card:Ravenous Slime}} | ||
− | + | 通称「[[威圧]]」と呼ばれる[[回避能力]]を持ち、[[死亡]]する[[対戦相手]]の[[クリーチャー]]を食べて([[追放]]して)[[強化]]される[[ウーズ]]。 | |
+ | |||
+ | 素の状態では3[[マナ]]1/1と貧弱な[[マナレシオ]]だが、対戦相手のクリーチャーが死亡するたびに見る見るうちに膨れ上がっていく。[[熊 (俗称)|熊]]程度のクリーチャーを1体死亡させるだけで標準程度、2体以上で破格と言える[[サイズ]]まで育ってくれるので、可能なら[[緑]][[単色]]よりも他の[[色]]を加えて[[除去]]と併用してやると効果的。[[中堅クリーチャー|中堅]]~[[大型クリーチャー|大型]]のクリーチャーを多用する相手なら効率的に育ってくれるし、[[小型クリーチャー]]を多用する相手ならば威圧が[[チャンプブロック]]を防いでくれるので、見た目以上に厄介。相手からすれば育ったこれを[[ブロック]]しようと思うと中型以上のクリーチャーを差し出さねばならず、その結果更にこれが大きく育つというジレンマを抱えることになる。 | ||
+ | |||
+ | 更には死亡を追放へと[[置換]]してくれるため、[[墓地対策]]としても活用できる。死亡限定であるため[[リアニメイト]]にはあまり効果的ではないが、[[無限頑強]]など一部の[[墓地]]利用[[コンボ]]などをついでにシャットアウトできるのは便利。[[フェニックス]]などの何度でも復活するタイプのクリーチャーに対しても効果的。 | ||
+ | |||
+ | 弱点は[[除去耐性]]の低さと、[[ノンクリーチャー]]相手には実質3マナ1/1の貧弱な[[バニラ]]と化してしまうこと。[[軽い|軽さ]]を考えれば前者は仕方ないとしても、後者の弱点によって手放しで採用するのが厳しくなってしまっている。[[統率者戦]]においては誰もクリーチャーを使っていないという状況は稀であるため相対的に使いやすいが、相手の[[統率者]]を死亡させても通常育てさせてもらえないことには注意(後述)。 | ||
+ | |||
+ | *複数の[[置換効果]]が適用できる場合、影響を受ける[[プレイヤー]](これの効果の場合、死亡するクリーチャーの[[コントローラー]])が適用する[[効果]]を選べる。そのため統率者がその[[オーナー]]の[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]下で死亡する場合、そのプレイヤーが統率者を[[統率]][[領域]]に置くことを選ぶと貪欲なスライムの置換効果は適用されず、[[+1/+1カウンター]]を得ることもない。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:統率者2018]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:統率者2018]] - [[レア]] |
2018年12月13日 (木) 13:32時点における版
クリーチャー — ウーズ(Ooze)
貪欲なスライムは、パワーが2以下のクリーチャーによってはブロックされない。
対戦相手がコントロールしているクリーチャーが死亡するなら、代わりに、それを追放して、そのクリーチャーのパワーの等しい数の+1/+1カウンターを貪欲なスライムの上に置く。
通称「威圧」と呼ばれる回避能力を持ち、死亡する対戦相手のクリーチャーを食べて(追放して)強化されるウーズ。
素の状態では3マナ1/1と貧弱なマナレシオだが、対戦相手のクリーチャーが死亡するたびに見る見るうちに膨れ上がっていく。熊程度のクリーチャーを1体死亡させるだけで標準程度、2体以上で破格と言えるサイズまで育ってくれるので、可能なら緑単色よりも他の色を加えて除去と併用してやると効果的。中堅~大型のクリーチャーを多用する相手なら効率的に育ってくれるし、小型クリーチャーを多用する相手ならば威圧がチャンプブロックを防いでくれるので、見た目以上に厄介。相手からすれば育ったこれをブロックしようと思うと中型以上のクリーチャーを差し出さねばならず、その結果更にこれが大きく育つというジレンマを抱えることになる。
更には死亡を追放へと置換してくれるため、墓地対策としても活用できる。死亡限定であるためリアニメイトにはあまり効果的ではないが、無限頑強など一部の墓地利用コンボなどをついでにシャットアウトできるのは便利。フェニックスなどの何度でも復活するタイプのクリーチャーに対しても効果的。
弱点は除去耐性の低さと、ノンクリーチャー相手には実質3マナ1/1の貧弱なバニラと化してしまうこと。軽さを考えれば前者は仕方ないとしても、後者の弱点によって手放しで採用するのが厳しくなってしまっている。統率者戦においては誰もクリーチャーを使っていないという状況は稀であるため相対的に使いやすいが、相手の統率者を死亡させても通常育てさせてもらえないことには注意(後述)。
- 複数の置換効果が適用できる場合、影響を受けるプレイヤー(これの効果の場合、死亡するクリーチャーのコントローラー)が適用する効果を選べる。そのため統率者がそのオーナーのコントロール下で死亡する場合、そのプレイヤーが統率者を統率領域に置くことを選ぶと貪欲なスライムの置換効果は適用されず、+1/+1カウンターを得ることもない。