面晶体のカニ/Hedron Crab
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− | [[サイズ]] | + | [[サイズ]]こそ小さいものの、[[能力]]は優秀。1[[マナ]]と[[軽い|軽く]]、最序盤に設置すれば[[土地]]を伸ばしていくだけで大量の[[ライブラリー破壊]]を行うことができる。[[基本セット2012]]参入後の[[スタンダード]]では[[フェッチランド]]や[[探検/Explore]]と組んで[[青緑コントロール#ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期|青緑ライブラリー破壊]]を成立させた。また[[モダン]]でも[[青黒ライブラリーアウト]]の主要パーツとなっている。 |
− | + | [[あなた|自分]]を[[対象]]にとることで[[墓地]]を[[肥やす]]ことも可能。登場当初から[[エクステンデッド]]の[[ナルコブリッジ#エクステンデッド|ナルコブリッジ]]で活躍したほか、スタンダードでは[[復讐蔦/Vengevine]]を墓地に送ることに特化した[[ドレッジ・ヴァイン]]の[[キーカード]]になった。 | |
− | [[リミテッド]] | + | [[リミテッド]]でも最序盤で出せるため上陸しやすく、10枚以上削れることも。[[タフネス]]2なので[[地鳴りの揺るぎ/Seismic Shudder]]にも[[除去耐性|耐性]]がある。 |
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+ | *人気のある上陸クリーチャーだったため[[戦乱のゼンディカー]]で[[再録]]が検討されたが、[[デベロップ・チーム|デベロップ]]段階で[[構築]][[フォーマット]]において問題があると判断され、ボツになった([http://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/odds-and-ends-oath-gatewatch-part-1-2016-02-01 参考]/[http://mtg-jp.com/reading/translated/mm/0016435/# 翻訳])。 | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | '''面晶体のカニ'''/''Hedron Crab''は[[ゼンディカー/Zendikar]]の[[カニ]]で、海岸線で小型の[[面晶体/Hedron]]を拾っては殻を飾り立てる({{Gatherer| | + | '''面晶体のカニ'''/''Hedron Crab''は[[ゼンディカー/Zendikar]]の[[カニ]]で、海岸線で小型の[[面晶体/Hedron]]を拾っては殻を飾り立てる({{Gatherer|id=180348}})。 |
− | [[フレイバー・テキスト]]には「Hedrons perplex minds both great and small.(面晶体は精神を混乱させる。貴賎を問わずに。)」とあり、[http:// | + | [[フレイバー・テキスト]]には「Hedrons perplex minds both great and small.(面晶体は精神を混乱させる。貴賎を問わずに。)」とあり、[http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/stf/59 The Moment of Discovery]では、このカニのカード・メカニズムと設定の関わりが解説されている。それによると、このカニ自身のちっぽけな心は混乱した状態にあり、その上、面晶体が隙間なく集められたことで、近づいた魔道士の精神にも深刻な影響を及ぼしてしまう。また、[[上陸]]によって新たな海岸を増やし面晶体を更に集めさせるならば、他の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]の魔法庫([[ライブラリー]])にすら悪影響を与えられる、という。 |
− | * | + | *日本語版フレイバー・テキストの「面晶体の混乱した思考は、偉大であり矮小である。」は明らかな[[誤訳/名訳|誤訳]]。「Hedrons perplex minds」を「Hedron's perplex minds」と誤読したか。 |
==参考== | ==参考== | ||
− | *[http:// | + | *[http://archive.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtg/daily/arcana/335 壁紙] |
*[[ライブラリー破壊カード]] | *[[ライブラリー破壊カード]] | ||
*[[面晶体/Hedron]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | *[[面晶体/Hedron]]([[背景世界/ストーリー用語]]) | ||
*[[カード個別評価:ゼンディカー]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:ゼンディカー]] - [[アンコモン]] |
2016年2月4日 (木) 00:05時点における版
クリーチャー — カニ(Crab)
上陸 ― 土地が1つあなたのコントロール下で戦場に出るたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを3枚切削する。
0/2サイズこそ小さいものの、能力は優秀。1マナと軽く、最序盤に設置すれば土地を伸ばしていくだけで大量のライブラリー破壊を行うことができる。基本セット2012参入後のスタンダードではフェッチランドや探検/Exploreと組んで青緑ライブラリー破壊を成立させた。またモダンでも青黒ライブラリーアウトの主要パーツとなっている。
自分を対象にとることで墓地を肥やすことも可能。登場当初からエクステンデッドのナルコブリッジで活躍したほか、スタンダードでは復讐蔦/Vengevineを墓地に送ることに特化したドレッジ・ヴァインのキーカードになった。
リミテッドでも最序盤で出せるため上陸しやすく、10枚以上削れることも。タフネス2なので地鳴りの揺るぎ/Seismic Shudderにも耐性がある。
ストーリー
面晶体のカニ/Hedron Crabはゼンディカー/Zendikarのカニで、海岸線で小型の面晶体/Hedronを拾っては殻を飾り立てる(イラスト)。
フレイバー・テキストには「Hedrons perplex minds both great and small.(面晶体は精神を混乱させる。貴賎を問わずに。)」とあり、The Moment of Discoveryでは、このカニのカード・メカニズムと設定の関わりが解説されている。それによると、このカニ自身のちっぽけな心は混乱した状態にあり、その上、面晶体が隙間なく集められたことで、近づいた魔道士の精神にも深刻な影響を及ぼしてしまう。また、上陸によって新たな海岸を増やし面晶体を更に集めさせるならば、他のプレインズウォーカー/Planeswalkerの魔法庫(ライブラリー)にすら悪影響を与えられる、という。
- 日本語版フレイバー・テキストの「面晶体の混乱した思考は、偉大であり矮小である。」は明らかな誤訳。「Hedrons perplex minds」を「Hedron's perplex minds」と誤読したか。