残酷な布告/Cruel Edict
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**第9版に再録される前は、当時[[NetRep]]の[[Stephen D'Angelo]]によって、「非ポータルのルールでは『[[対戦相手]]1人を対象とし、その[[プレイヤー]]は自分が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャー1体を対象に選ぶ。そのクリーチャーを破壊する。』として扱う」という裁定が出されていた([http://www.crystalkeep.com/magic/rules/changes/rule-cards-chg-0600.txt 参考])。 | **第9版に再録される前は、当時[[NetRep]]の[[Stephen D'Angelo]]によって、「非ポータルのルールでは『[[対戦相手]]1人を対象とし、その[[プレイヤー]]は自分が[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]するクリーチャー1体を対象に選ぶ。そのクリーチャーを破壊する。』として扱う」という裁定が出されていた([http://www.crystalkeep.com/magic/rules/changes/rule-cards-chg-0600.txt 参考])。 | ||
*[[ポータル三国志]]版は[[皇帝の勅令/Imperial Edict]]。一時期は[[同型再版]]であった。 | *[[ポータル三国志]]版は[[皇帝の勅令/Imperial Edict]]。一時期は[[同型再版]]であった。 | ||
− | *[[フレイバー・テキスト]]は、イギリスの詩人、『[[Wikipedia:ja:ウィルフレッド・オーエン|ウィルフレッド・オーエン]]/Wilfred Owen( | + | *[[フレイバー・テキスト]]は、イギリスの詩人、『[[Wikipedia:ja:ウィルフレッド・オーエン|ウィルフレッド・オーエン]]/Wilfred Owen(1893~1918)』によるもの。 |
− | + | {{フレイバーテキスト|今や彼らに嘲りも、祈りも鐘もともに無し/嘆きの声すら聞こえずも、ただ歌声は響きたり ――― /狂えとばかりに甲高き、砲弾の声のいと悲し|ウィルフレッド・オーウェン「死すべき定めの若者のための賛歌」}} | |
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:第10版]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:第9版]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:第9版]] - [[アンコモン]] | ||
*[[カード個別評価:ポータル・セカンドエイジ]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:ポータル・セカンドエイジ]] - [[コモン]] |
2013年6月19日 (水) 23:32時点における版
ポータル・セカンドエイジ用にソーサリー化した悪魔の布告/Diabolic Edict。
クリーチャーが並びやすく、アンタッチャブルのクリーチャーがいないポータル環境での構築ならば、選択権がある死神の魔手/Hand of Deathの方がおおむね有効か。
ソーサリーになってしまったとはいえ、環境によっては十分強いカードなので、第9版に再録後はそれなりに活躍した。第10版でも続けて再録されたが、同時に恐怖/Terrorが再録されたことや、青黒フェアリーなどの数を並べるデッキが主流になったこともあって、第9版再録時ほどの活躍はできなかった。
- 悪魔の布告はプレイヤーを対象にしていたが、これは対戦相手を対象に取る。そのため多人数戦でない限り偏向/Deflectionなどの対象の変更が効かない。
- フラッシュバックが付くとチェイナーの布告/Chainer's Edict。ただしこちらも悪魔の布告同様、対象は対戦相手ではなくプレイヤーである。その他類似カードは布告を参照。
- ポータル系には「生け贄に捧げる」が存在しないため、ポータル・セカンドエイジ版では「相手が選んだクリーチャーを破壊する」といった処理であったが、第9版に再録されるに際し、現在のルール文章に変更された。
- ポータル三国志版は皇帝の勅令/Imperial Edict。一時期は同型再版であった。
- フレイバー・テキストは、イギリスの詩人、『ウィルフレッド・オーエン/Wilfred Owen(1893~1918)』によるもの。
今や彼らに嘲りも、祈りも鐘もともに無し/嘆きの声すら聞こえずも、ただ歌声は響きたり ――― /狂えとばかりに甲高き、砲弾の声のいと悲し― ウィルフレッド・オーウェン「死すべき定めの若者のための賛歌」