幽霊火/Ghostfire
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
6行: | 6行: | ||
*「無色である」事は[[特性定義能力]]であるため、どの[[領域]]にあってもこのカードは無色である。例えば[[迫害/Persecute]]で赤を指定しても、このカードは捨てられない。 | *「無色である」事は[[特性定義能力]]であるため、どの[[領域]]にあってもこのカードは無色である。例えば[[迫害/Persecute]]で赤を指定しても、このカードは捨てられない。 | ||
+ | **特性定義能力により無色と定義されていても、マナ・コストに赤を含むため[[固有色]]は赤である。 | ||
*無色関係のカードは[[年経たカヴー/Ancient Kavu]]等、赤のお家芸である。 | *無色関係のカードは[[年経たカヴー/Ancient Kavu]]等、赤のお家芸である。 | ||
*無色だが、[[アーティファクト]]のカード枠とは違う色合いである。 | *無色だが、[[アーティファクト]]のカード枠とは違う色合いである。 |
2013年3月10日 (日) 17:30時点における版
未来予知で登場した無色の火力呪文。マナ・コスト欄に赤マナのマナ・シンボルがあるが、カードはルールに勝つマジックではこの呪文は無色である。カード枠も赤くない。
マジック黎明期よりプロテクションや防御円対策に躍起になっていた赤にとっては、待望の1枚である。3マナ3点インスタントと、通常火力としても及第点なのも嬉しい。
- 「無色である」事は特性定義能力であるため、どの領域にあってもこのカードは無色である。例えば迫害/Persecuteで赤を指定しても、このカードは捨てられない。
- 特性定義能力により無色と定義されていても、マナ・コストに赤を含むため固有色は赤である。
- 無色関係のカードは年経たカヴー/Ancient Kavu等、赤のお家芸である。
- 無色だが、アーティファクトのカード枠とは違う色合いである。
- Ghostly Flameとは、カード名や効果について類似点が多い。
- #ストーリーの通り、このカードはウギン/Ugin、つまりゼンディカー・ブロックと関わりが深い。そのブロックのエルドラージ覚醒で無色呪文が登場していることも意図的なものだろう(ただし、幽霊火自身は収録されていない)。
- Doug Beyerによれば、エルドラージ覚醒に幽霊火が収録されなかったのは「コンセプトに合わない」ため。エルドラージ覚醒の無色呪文は、全てエルドラージ側のカードだが、それに対して幽霊火はエルドラージと戦ったウギン/Uginの呪文なのだ。つまり、「エルドラージ呪文ではないから収録されなかった」というのが公式見解である。(公式サイトコラム)
- 上記の理由から再録元のない逆再録カードになってしまったが、ナイツvsドラゴンズに収録されたため、一応の再録元は獲得できたと言えるだろうか?
ストーリー
幽霊火/Ghostfireには、精霊ドラゴン、ウギン/Ugin, the Spirit Dragonを信仰する修道士が透明な炎で犠牲者を焼き殺す姿が描かれている(イラスト)。フレイバー・テキストとLexicon of the Futureによると、この修道士は第3の眼を授かり、ウギンの不可視の炎の息を見る能力と使用する能力を与えられる。フレイバー・テキストでは、この第3の眼を指してウギンの目/Eye of Uginと呼んでいるものと思われるが、ゼンディカー・ブロックのストーリーではウギンの目は地名として登場している。
- 未来予知のタイムシフトはマジックそのものの未来を表すという性格がある。このカードはメカニズムの新しさもさることながら、プレインズウォーカー・コミックに始まりゼンディカー・ブロックのストーリーへと繋がる伏線が込められている。上記のウギンとの関連性に加え、カードのイラストの修道士の刺青や周囲の紙に書かれた文字が、コミックの壁画やウギンの巻き物の紋様に良く似ている点も挙げられる。
- 未来予知当時の翻訳で、「ウギン」および「ウギンの目」は「ウージン」および「ウージンの眼」となっていた(→ウギン/Ugin#訳語参照)。
参考
- カード個別評価:未来予知 / タイムシフト - コモン