印鑑
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2[[マナ]]の[[アーティファクト]]で、1マナと[[タップ]]を[[起動コスト]]にして2[[色]]のマナ1点ずつを加える[[マナフィルター]]の役割を果たす。 | 2[[マナ]]の[[アーティファクト]]で、1マナと[[タップ]]を[[起動コスト]]にして2[[色]]のマナ1点ずつを加える[[マナフィルター]]の役割を果たす。 |
2011年6月3日 (金) 11:23時点における版
印鑑/Signetは、ラヴニカ・ブロックに登場したマナ・アーティファクトのサイクル。
解説
2マナのアーティファクトで、1マナとタップを起動コストにして2色のマナ1点ずつを加えるマナフィルターの役割を果たす。
能力はフィルターランドと同種であるが、友好色のものしかなかったフィルターランドとは異なり、対抗色のものも存在する。下記の10種類があり、それぞれギルド名を冠する。
ダイアモンドと違い、タップインではないため、すぐにマナを出せるのは強み。また、2ターン目に土地2枚から出した場合、タリスマンなら直ちに1マナ使えるが、印鑑はすぐには使えない。そのため、テンポの面ではダイアモンドとタリスマンの中間に位置すると言える。
印鑑を複数並べても、他のマナ源がないとマナは一切出ない。ハルマゲドン/Armageddonなどで土地が一掃されてしまうと役に立たないという、他のマナ・アーティファクトにない弱点がある。この点は星のコンパス/Star Compassにも通じるものがある。
コモンであり、多色推奨のラヴニカ・ブロックのドラフトでは重要な存在。同ブロックのバウンスランドと合わせて、色のタッチを容易にするため、デッキ次第では積極的にピックされる。
印鑑が1つあれば2つの色マナが確保できるとあって、色マナ供給能力の低い2色以上のウルザトロン系デッキのマナ基盤を支えるのに非常に重宝する。特にイゼットの印鑑/Izzet Signetは、イゼットロンをはじめとして活躍の場が多い。また、太陽拳ではアゾリウスの印鑑/Azorius Signet、ディミーアの印鑑/Dimir Signetが多数使用されている。
- どのイラストもとても印鑑には見えないものばかり。勇猛な反対派/Lionheart Maverickのフレイバー・テキストのように「紋章」とでも訳したほうが適切だったのではあるまいか。
印鑑一覧
- 白青:アゾリウスの印鑑/Azorius Signet
- 青黒:ディミーアの印鑑/Dimir Signet
- 黒赤:ラクドスの印鑑/Rakdos Signet
- 赤緑:グルールの印鑑/Gruul Signet
- 緑白:セレズニアの印鑑/Selesnya Signet
- 白黒:オルゾフの印鑑/Orzhov Signet
- 青赤:イゼットの印鑑/Izzet Signet
- 黒緑:ゴルガリの印鑑/Golgari Signet
- 赤白:ボロスの印鑑/Boros Signet
- 緑青:シミックの印鑑/Simic Signet