禿鷹ゾンビ/Vulturous Zombie
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− | + | *これに対して撃たれた[[火力]][[呪文]]などは、その解決順に注意が必要。単に火力と言っても、[[ショック/Shock]]と[[炎の印章/Seal of Fire]]でも結果は異なる。 | |
+ | **例えば、あと2点のダメージで破壊される状態では、ショックの場合は強化される前に2点ダメージを受けて[[状況起因処理]]で破壊されるが、炎の印章の場合は強化された後に2点ダメージを受けるので生き残る。 | ||
+ | *自分の[[墓地]]は関係が無いので、[[ゴルガリ団/The Golgari]]の特性である[[発掘]]との[[シナジー]]が期待できないのは残念である。 | ||
+ | *ゴルガリ団のカードでありながら、[[ディミーア家/House Dimir|ディミーア]]のカードと相性が良い。 | ||
+ | *[[植物]]・[[ゾンビ]]という珍しい組み合わせの[[クリーチャー・タイプ]]を持ち、さらにどちらのクリーチャー・タイプでも珍しい[[飛行]]を持つ変わったクリーチャーである。 | ||
+ | **なお、[[基本セット2010]]現在、[[飛行]]を持つ[[植物]]はこれだけである。 | ||
+ | **[[John Carter]]はこのカードに関する質問を答える際に、アンデッドの低木(枝葉)が飛んでいることをネタにしている(→[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/jc85 States, Provinces, Territories, and Crazyville]、[http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Article.aspx?x=mtgcom/daily/jc85 Friends Like These]参照)。 | ||
+ | *「Vulturous」は「(禿鷹のように)貪欲な、強欲な」といった意味。日本語[[カード名]]では一見「アンデッドの禿鷹」と誤解を招くような訳語となっている。 | ||
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==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ラヴニカ:ギルドの都]] - [[レア]] |
2009年9月20日 (日) 01:07時点における版
Vulturous Zombie / 禿鷹ゾンビ (3)(黒)(緑)
クリーチャー — 植物(Plant) ゾンビ(Zombie)
クリーチャー — 植物(Plant) ゾンビ(Zombie)
飛行
いずれかの領域から対戦相手の墓地にカードが1枚置かれるたび、禿鷹ゾンビの上に+1/+1カウンターを1個置く。
対戦相手の墓地にカードが落ちるたびに強化されるゴルガリカラーのフライヤー。
どの領域から墓地に落ちても強化されるので、積極的に大きくしていく手段としては、手札破壊、カウンター、各種除去、ライブラリー破壊などが挙げられる。これ以外に、相手のインスタントやソーサリーが解決し墓地にいくだけでも能力は誘発する。相手によっては、放っておいても勝手に大きくなるだろう。また、不可思の一瞥/Glimpse the Unthinkableや心の傷跡/Traumatizeを使えば一気に2桁パワーの怪物に仕立てることも可能。ただし除去には注意したい。
- これに対して撃たれた火力呪文などは、その解決順に注意が必要。単に火力と言っても、ショック/Shockと炎の印章/Seal of Fireでも結果は異なる。
- 例えば、あと2点のダメージで破壊される状態では、ショックの場合は強化される前に2点ダメージを受けて状況起因処理で破壊されるが、炎の印章の場合は強化された後に2点ダメージを受けるので生き残る。
- 自分の墓地は関係が無いので、ゴルガリ団/The Golgariの特性である発掘とのシナジーが期待できないのは残念である。
- ゴルガリ団のカードでありながら、ディミーアのカードと相性が良い。
- 植物・ゾンビという珍しい組み合わせのクリーチャー・タイプを持ち、さらにどちらのクリーチャー・タイプでも珍しい飛行を持つ変わったクリーチャーである。
- なお、基本セット2010現在、飛行を持つ植物はこれだけである。
- John Carterはこのカードに関する質問を答える際に、アンデッドの低木(枝葉)が飛んでいることをネタにしている(→States, Provinces, Territories, and Crazyville、Friends Like These参照)。
- 「Vulturous」は「(禿鷹のように)貪欲な、強欲な」といった意味。日本語カード名では一見「アンデッドの禿鷹」と誤解を招くような訳語となっている。