強度
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**「強度に0が定義されている」ことと「強度が定義されていない」ことはイコールではない。強度に0が定義されているオブジェクトが初期強度1以上のオブジェクトのコピーになっても強度は0のままである。 | **「強度に0が定義されている」ことと「強度が定義されていない」ことはイコールではない。強度に0が定義されているオブジェクトが初期強度1以上のオブジェクトのコピーになっても強度は0のままである。 | ||
*強度は[[永久に]]記録される。初期強度を持たないカードが強度を持つカードのコピーになって強度が定義されたなら、その適用が終わった後も定義された強度は失われない。 | *強度は[[永久に]]記録される。初期強度を持たないカードが強度を持つカードのコピーになって強度が定義されたなら、その適用が終わった後も定義された強度は失われない。 | ||
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2024年1月5日 (金) 16:55時点における版
強度/intensityは、Magic: The Gathering Arena専用のメカニズムの一つ。アルケミー:神河で定義された。
MTGアリーナ専用カード
Static Discharge / 静電気の放電 (1)(赤)ソーサリー
初期強度3
1つを対象とする。静電気の放電はそれにこれの強度に等しい点数のダメージを与える。その後、あなたがオーナーであり《静電気の放電/Static Discharge》という名前であるすべてのカードの強度は1増える。
アーティスト:Liiga Smilshkalne
解説
繰り返すたびに増大していく効果をデジタル的に記録・処理するようにしたメカニズム。同じような挙動をする大慌ての棚卸し/Frantic Inventoryや炎のアリア/Aria of Flame等と比べると、自身以外のカードで加速させることが難しくなったかわりに妨害もされにくくなったといえる。
強度の値はオブジェクトが持つ情報であり、そのカードや同じ名前のカード等によって参照される。それ自体に意味はない。
初期強度N/Starting intensity Nとは、そのオブジェクトの強度がNから始まることを表す。これを持つカードは非公開領域にあってもゲーム開始時点からこの値が定義されている。元々これを持たないオブジェクトが初期強度を得た場合、その時点で強度が定義される。
- ゲーム中、定義されている強度(仮にXとする)は文章欄に初期強度に続いて現在X/Current Xという形で表示されている。
ルール
MTGアリーナ独自のメカニズムであるため、以下の内容は総合ルールに記述されておらず、MTGアリーナ上の挙動から帰納的に導かれるルールであることに留意。
- 定義されている強度はコピー可能な値ではない。
- 定義されている強度は、そのオブジェクトが何かのコピーになったり能力を失うことでは失ったり変化をせず引き継がれる。
- 強度が増える効果は定義された値を上書きする。初期強度1で強度が1増える効果を受け強度2になっているクリーチャーが初期強度0のクリーチャーのコピーになっても強度は2のまま変わらない。「1に1を足す」が「0に1を足す」に変化するわけではない。
- 「強度に0が定義されている」ことと「強度が定義されていない」ことはイコールではない。強度に0が定義されているオブジェクトが初期強度1以上のオブジェクトのコピーになっても強度は0のままである。
- 強度は永久に記録される。初期強度を持たないカードが強度を持つカードのコピーになって強度が定義されたなら、その適用が終わった後も定義された強度は失われない。
- 初期強度を持つカードの中には、「あなたがオーナーであり[特性]であるすべてのカードの強度をN増やす」と書かれたものがある。これについて、特に注意が必要な挙動を以下に示す。
その他
- 戦場にあるカードの強度が増えると、そのカードのグラフィックが小さく振動する。
- 初期強度を持つカードに定義されている強度はミニ・カード上でも確認できる。ただし表示上の問題で処理の内容によっては強度が増えてもすぐにここの数字が切り替わらないこともあるため注意。
- これが定義される前にJumpstart: Historic Horizonsで登場した静電気の放電/Static Dischargeは当初永久・蓄積カウンターを用いたルール・テキストだったが強度の実装によりこちらに置き換えられた。
- バージョン2023.32.0のアップデート[1]において、テンプレートが更新された。具体的には強度を増やすテキストから「永久に」の文言が取り除かれたことと、ある特性を持つカード全体の強度を増やすカードの影響範囲が「それ自身と手札、ライブラリー、墓地」から「あなたがオーナーであるすべてのカード」へ変更になったこと。記事では簡潔になった程度の説明で終わっているが、特に後者については限定的ではあるものの明確に上方修正されている。なお前者に機能的な変化はない。