王女、空を飛ぶ/The Princess Takes Flight

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幽閉された王女の脱出劇を描いた[[英雄譚]]。
  
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:塔への幽閉を表す、[[クリーチャー]]1体の[[追放]]。
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:自軍への[[明滅]]手段としても使えるが、戻るタイミングが遅いうえに後述のリスクもあるのであまり向かない。
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:[[アリコーン]]への騎乗を表す、[[単体強化]]と[[飛行]]付与。
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:強化の内容は[[力強い跳躍/Mighty Leap]]相当。
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:[[効果]]自体はそこまで大きいわけでもないが、III章誘発までの猶予としてだけでも存在意義がある。
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:王女の脱出を表す、I章で追放されたクリーチャーの帰還。
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:I章で相手クリーチャーを追放した場合は[[ペナルティ能力]]に、自分のクリーチャーを追放した場合はメリット能力になる。
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普通に使うと一時的な追放手段に過ぎないが、III章までにこれが[[戦場]]から離れた場合は完全除去になる。相手クリーチャーを追放した後は[[生け贄]]や明滅・[[バウンス]]などで処理してしまうと良いだろう。逆に自分のクリーチャーを追放した場合はIII章まで守らなければならない。
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[[エルドレインの森]]の[[リミテッド]]では、[[追加コスト]]として生け贄にする[[協約]]が多数存在するので完全追放[[コンボ]]が決まりやすい。[[備え蓄える祝賀者/Stockpiling Celebrant]]による再利用も優秀である。とはいえ、除去をこれに頼ると処理手段を引けなかった場合に辛い点は留意しておきたい。
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*I章とIII章は[[関連している能力]]である({{CR|406.6}})。
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**王女、空を飛ぶAとBがある場合、AのI章で追放されたカードをBのIII章で戻すことはできない。
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**一度戦場を離れた王女、空を飛ぶは別の[[オブジェクト]]になるので、それに追放されたカードをIII章能力で戻すことはできなくなる。
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*モチーフは童話『[[Wikipedia:ja:ラプンツェル|ラプンツェル]]』<ref>[https://twitter.com/JuliaMetzgerArt/status/1692552836037415115 @JuliaMetzgerArt](担当アーティスト[[Julia Metzger]]のTwitter [[2023年]]8月19日)</ref>。[[エルドレイン/Eldraine]]のラプンツェルは、髪が長い点こそ我々の知るものと同じだが、助けてくれるのは王子ではないようだ。
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**{{Gatherer|id=630829}}の民衆はよく見ると王女の帰還に対し槍を構えてしかめ面をしている(下記Twitterに拡大画像あり)。彼らが王女を幽閉したのだろうか?
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**[[エルドレインの王権]]では[[塔への閉じ込め/Trapped in the Tower]]で同じモチーフを描いていた。
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==関連カード==
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===サイクル===
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{{サイクル/エルドレインの森のアンコモン英雄譚}}
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==脚注==
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<references />
 
==参考==
 
==参考==
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*[[一時的に追放するカード]]([[機能別カードリスト]])
 
*[[カード個別評価:エルドレインの森]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:エルドレインの森]] - [[アンコモン]]
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__NOTOC__

2023年9月15日 (金) 12:08時点における版


The Princess Takes Flight / 王女、空を飛ぶ (2)(白)
エンチャント — 英雄譚(Saga)

(この英雄譚(Saga)が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承(lore)カウンター1個を加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― クリーチャー最大1体を対象とする。それを追放する。
II ― あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+2/+2の修整を受け飛行を得る。
III ― その追放されたカードをオーナーのコントロール下で戦場に戻す。


幽閉された王女の脱出劇を描いた英雄譚

I章
塔への幽閉を表す、クリーチャー1体の追放
単体除去として見ると3マナ・ソーサリータイミングで追放と可もなく不可もなくといったところ。
自軍への明滅手段としても使えるが、戻るタイミングが遅いうえに後述のリスクもあるのであまり向かない。
II章
アリコーンへの騎乗を表す、単体強化飛行付与。
強化の内容は力強い跳躍/Mighty Leap相当。
奇襲性は失われているが、I章で対空ブロッカーをあらかじめ除去できるので攻撃自体は通しやすくなっている。
効果自体はそこまで大きいわけでもないが、III章誘発までの猶予としてだけでも存在意義がある。
III章
王女の脱出を表す、I章で追放されたクリーチャーの帰還。
I章で相手クリーチャーを追放した場合はペナルティ能力に、自分のクリーチャーを追放した場合はメリット能力になる。

普通に使うと一時的な追放手段に過ぎないが、III章までにこれが戦場から離れた場合は完全除去になる。相手クリーチャーを追放した後は生け贄や明滅・バウンスなどで処理してしまうと良いだろう。逆に自分のクリーチャーを追放した場合はIII章まで守らなければならない。

エルドレインの森リミテッドでは、追加コストとして生け贄にする協約が多数存在するので完全追放コンボが決まりやすい。備え蓄える祝賀者/Stockpiling Celebrantによる再利用も優秀である。とはいえ、除去をこれに頼ると処理手段を引けなかった場合に辛い点は留意しておきたい。

  • I章とIII章は関連している能力である(CR:406.6)。
    • 王女、空を飛ぶAとBがある場合、AのI章で追放されたカードをBのIII章で戻すことはできない。
    • 一度戦場を離れた王女、空を飛ぶは別のオブジェクトになるので、それに追放されたカードをIII章能力で戻すことはできなくなる。

関連カード

サイクル

エルドレインの森アンコモン英雄譚サイクル

脚注

  1. @JuliaMetzgerArt(担当アーティストJulia MetzgerのTwitter 2023年8月19日)

参考

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