硬化した屑鉄喰らい/Armored Scrapgorger
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2023年3月6日 (月) 11:24時点における版
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) ビースト(Beast)
硬化した屑鉄喰らいの上に3個以上の油(oil)カウンターがあるかぎり、これは+3/+0の修整を受ける。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。
硬化した屑鉄喰らいがタップ状態になるたび、墓地にあるカード1枚を対象とする。それを追放し、硬化した屑鉄喰らいの上に油カウンター1個を置く。
マナ・クリーチャーであるファイレクシアン・ビースト。タップされると墓地のカードを油カウンターに変換し、3つ以上あれば3/3になる。
マナ・クリーチャーの弱点であるマナが潤沢な後半戦での弱みを強化能力でカバーしつつ、墓地対策も可能なデザインとなっている。タップの手段は問わないため、マナ能力を2回使用してから攻撃すれば、出てから3ターン後には3/3として攻撃可能。同セットでフィーチャーされた油カウンターを置く手段と併用することでより早い段階での強化も可能となる。
ただし、墓地を追放できなければ油カウンターを置くことができないため、ゲーム展開によっては油カウンターの蓄積が遅れることもありうる。また、追放が強制であるため対戦相手の墓地にカードがなければ自分のカードを追放することになる。一度の追放枚数こそ少ないのでリアニメイトのような墓地の質を重視する戦術ならば重要なカードを避けやすいが、墓地の量を要求する戦術との相性は悪いため注意したい。
登場時のスタンダードではジャンド・ミッドレンジに採用される。
ファイレクシア:完全なる統一のリミテッドにおいても序盤の攻撃を防ぎつつ後半の戦力に数えられる扱いやすいクリーチャー。同セットでは貴重な墓地のカードを追放する手段であり、脳網の管理者/Meldweb Curator等の墓地利用手段への妨害としても役立つ。強いて言えば墓地対策能力が強制で、相手の墓地に何もない場合は自分の墓地を犠牲にしなければいけないことぐらいが懸念か。
ルール
- 墓地のカードを追放する誘発型能力能力はマナ能力ではない。通常通りスタックに置かれ解決される。
- 誘発型能力の解決前に対象になったカードが墓地を離れるなどして不正な対象となった場合、立ち消えを起こすため油カウンターは置かれない。