獣性を築く者/Architect of the Untamed
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2023年2月15日 (水) 23:26時点における版
クリーチャー — エルフ(Elf) 工匠(Artificer) ドルイド(Druid)
上陸 ― 土地1つがあなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたは(E)(エネルギー・カウンター1個)を得る。
(E)(E)(E)(E)(E)(E)(E)(E)を支払う:無色の6/6のビースト(Beast)・アーティファクト・クリーチャー・トークン1体を生成する。
上陸でエネルギー・カウンターを生み出す誘発型能力と、エネルギー・カウンター8個を支払って6/6のトークンを生成する起動型能力を持つ、エネルギー版発動者のようなクリーチャー。
基本的に1ターンにエネルギー1個ずつとゆっくりなペースだが、土地カードを使わないデッキはほぼ存在しないため、エネルギー絡みならどんなデッキタイプでも採用可能。土地サーチカードやギラプールの宇宙儀/Ghirapur Orreryで次々と土地を戦場に出せれば素早くエネルギーを貯めることができる。マナランプならぬエネルギーランプのようなデッキも成立するだろう。もちろんエネルギーを勝利手段に変換する手段も必要になるが、これ自体がエネルギーをクロックに変換できるため、ある程度自己完結している。無理なく継続的にエネルギーを生み出せるので縄張り持ちの大喰らい/Territorial Gorgerや製造機構/Fabrication Moduleとの相性も良好。
トークン生成は、打ち消されにくく擬似速攻を持った6/6をマナ不要で生み出せる能力と考えるとそれなりに強力。とはいえエネルギー効率は悪く、トークンは回避能力を持たないためいまいち決め手には欠ける。主軸に据えるのは難しいが、余ったエネルギーの使い道としては十分といえる。
リミテッドでは3マナ2/3ということで、エネルギーシナジーが使えなくとも及第点。他にエネルギーを生む手段が無い場合、能力を起動するには土地カードを追加で8枚引いてくる必要がある。ロングゲームにもつれ込んだ際に起動できたらラッキー程度に留めよう。
- 自然とのつながりが深いエルフのドルイドでありながら、人工物の専門化たる工匠でもあるという珍しい組み合わせのクリーチャー・タイプ。この3つを併せ持つのはこれが初(多相を除く)。
- カラデシュに収録されているエルフは、スカウトのギラプールの案内人/Ghirapur Guideを除けばいずれも工匠かドルイドのどちらかであるが、このカードだけが両方を兼ねている。自然からエネルギーを得るドルイドの能力と、トークンを作り出す工匠の能力の両方を持つためだろう。
- 初出時は上陸を用いたルール・テキストではなかったが、Unfinity発売に伴うオラクル更新により、上陸を用いた表記に変更された[1]。