占術
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
12行: | 12行: | ||
*占術を持つ呪文や能力が[[打ち消す|打ち消された]]り[[対象不適正]]で[[立ち消え]]た場合、占術は実行できない。 | *占術を持つ呪文や能力が[[打ち消す|打ち消された]]り[[対象不適正]]で[[立ち消え]]た場合、占術は実行できない。 | ||
*N=0である場合、占術を行ったことにはならず、占術を行ったことで[[誘発]]する[[誘発型能力]]は誘発しない。 | *N=0である場合、占術を行ったことにはならず、占術を行ったことで[[誘発]]する[[誘発型能力]]は誘発しない。 | ||
− | * | + | *複数のプレイヤーが同時に占術を行う場合、全員が同時にライブラリーのカードを見る。その後[[APNAP順]]でカードをどこに置くか決定し、最後にカードが同時に移動する。 |
===その他=== | ===その他=== |
2018年6月9日 (土) 23:20時点における版
占術(せんじゅつ)/Scryとは、フィフス・ドーンで初登場し、後に常磐木キーワードに指定されたキーワード処理。
Sigiled Starfish / 印章持ちのヒトデ (1)(青)
クリーチャー — ヒトデ(Starfish)
クリーチャー — ヒトデ(Starfish)
(T):占術1を行う。(あなたのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードをあなたのライブラリーの一番下に置いてもよい。)
0/3定義
「占術Nを行う/scry N」とは、プレイヤーが自分のライブラリーの上からN枚のカードを見て、それらのうち望む枚数(0枚でもよい)を望む順番でライブラリーの一番下に置き、そして残りを自分のライブラリーの一番上に望む順番で置くことである。
解説
ルール
- 呪文や能力は、文章に書かれている順序に従って解決する。効果の途中に占術が書かれている場合はその段階で占術を行い、文章の最後に書かれている場合はその他の効果を処理してから占術を行う。
- 占術を持つ呪文や能力が打ち消されたり対象不適正で立ち消えた場合、占術は実行できない。
- N=0である場合、占術を行ったことにはならず、占術を行ったことで誘発する誘発型能力は誘発しない。
- 複数のプレイヤーが同時に占術を行う場合、全員が同時にライブラリーのカードを見る。その後APNAP順でカードをどこに置くか決定し、最後にカードが同時に移動する。
その他
- フィフス・ドーンの時点では占術2しか存在しなかったが、未来予知で再登場した時は占術1や3以上のものも登場した。
- 登場時はキーワード能力だったが、未来予知での再登場時からは再生などと同じように、ルール文章中に行なわれる行動の略称として使われるようになった。
- フィフス・ドーンにおいても見張る者の目/Eyes of the Watcherのみに同様の表現がなされており、その時は特殊なテンプレートだったが、未来予知ではこれが普通のテンプレートとして使われるようになった。
- 未来予知の日本語版では一部に「占術3」という記述が見られたが、オラクルでは全て「Scry 3.」(ピリオドがついて、文になっている)となっており、本来は「占術3を行う。」と書くのが正しい。
- ライブラリー操作であり、消術と対になっている。
- マジック・オリジン発売に伴い、常磐木キーワードとして使用されることになった(参考/翻訳)。
参照
引用:総合ルール 20231117.0
- 7 その他のルール
- 701 キーワード処理
- 701.18 占術を行う/Scry
- 701.18a 「占術Nを行う/Scry N」とは、プレイヤーが自分のライブラリーの一番上からN枚のカードを見、その後それらのうち望む枚数のカードを自分のライブラリーの一番下に望む順番で、残りを自分のライブラリーの一番上に望む順番で、それぞれ置くことである。
- 701.18b プレイヤーが、占術0を行う、と指示された場合、占術 イベントは発生しない。プレイヤーが占術を行なったときに誘発する能力は、誘発しない。
- 701.18c 複数のプレイヤーが一度に占術を行う場合、それらのプレイヤーはそれぞれ自分のライブラリーの一番上のカードを一度に見る。それらのプレイヤーはAPNAP順(rule 101.4 参照)でそれらのカードをどこに置くか決め、その後で一度に置く。
- 701.18d プレイヤーが占術を行うたびに誘発する能力は、たとえそれらの処理の一部または全部が不可能であったとしても、rule 701.18aに書かれている手順の完了後に誘発する。
- 701.18 占術を行う/Scry
- 701 キーワード処理