モックス・アンバー/Mox Amber
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− | [[オパールのモックス/Mox Opal]]以来となる[[Mox]] | + | [[オパールのモックス/Mox Opal]]以来となる[[Mox]]。[[戦場]]にいる[[伝説のクリーチャー]]や[[プレインズウォーカー (カード・タイプ)|プレインズウォーカー]]の[[色]]を参照して[[マナ]]を出す。 |
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− | + | 制限の性質はオパールのモックスに近いが、[[アーティファクト]]と異なり0マナの[[カード]]で条件を満たせないので、より厳しい。またオパールのモックス同様これ自体も伝説であり、[[デッキ]]への複数枚投入も難しくなっている。 | |
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+ | とはいえ、中盤以降であればマナ加速は可能。伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーを展開した[[ターン]]に+1マナの動きができるようになるため、それを有効活用する構築ができれば採用の可能性も考えられるか。[[ドミナリア]]に伝説のクリーチャーが多いのは追い風。 | ||
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+ | 参入時のスタンダードでは、[[逆説的な結果/Paradoxical Outcome]]と[[霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoir]]を組み合わせた[[ローグ]]デッキで使われることがある[https://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpcop18/day-1-highlights-2018-06-09]。0マナのパーマネントであれば何でも良く、色マナは出せない構成になっている。 | ||
*なんとしても最序盤のマナ加速に使いたいと考えた場合、こちらを参照([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?ccost_more=1&ccost_less=1&cardtype%5B%5D=creature&cardtype%5B%5D=planeswalker&supertype%5B%5D=legendary&supertype_ope=and 1マナの伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーをWhisper検索])。 | *なんとしても最序盤のマナ加速に使いたいと考えた場合、こちらを参照([http://whisper.wisdom-guild.net/search.php?ccost_more=1&ccost_less=1&cardtype%5B%5D=creature&cardtype%5B%5D=planeswalker&supertype%5B%5D=legendary&supertype_ope=and 1マナの伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーをWhisper検索])。 | ||
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*アンバー/Amberとは琥珀のこと。天然樹脂が化石化したものであり、実は鉱物ではなく油脂の固形物である。しかしながらその硬度・美しさ・貴重さから宝石として扱われてきた歴史がある。非鉱物のMoxとしては[[Mox Jet]](黒玉)以来。 | *アンバー/Amberとは琥珀のこと。天然樹脂が化石化したものであり、実は鉱物ではなく油脂の固形物である。しかしながらその硬度・美しさ・貴重さから宝石として扱われてきた歴史がある。非鉱物のMoxとしては[[Mox Jet]](黒玉)以来。 | ||
2018年7月1日 (日) 03:12時点における版
オパールのモックス/Mox Opal以来となるMox。戦場にいる伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーの色を参照してマナを出す。
モックス・ダイアモンド/Mox Diamondや金属モックス/Chrome Moxのように戦場に出す際に制限があるわけでなく、オパールのモックスのようにマナ能力の起動に制限があるわけでもない。しかし事前に有色の伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーを出しておく必要があるため、実質的な制限はこれらの比ではない。最序盤のマナ加速にはほぼ使えず、多色デッキでの色事故軽減にもなりにくいため、過去のMoxが持っていた強みがほぼ失われている。
制限の性質はオパールのモックスに近いが、アーティファクトと異なり0マナのカードで条件を満たせないので、より厳しい。またオパールのモックス同様これ自体も伝説であり、デッキへの複数枚投入も難しくなっている。
とはいえ、中盤以降であればマナ加速は可能。伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーを展開したターンに+1マナの動きができるようになるため、それを有効活用する構築ができれば採用の可能性も考えられるか。ドミナリアに伝説のクリーチャーが多いのは追い風。
参入時のスタンダードでは、逆説的な結果/Paradoxical Outcomeと霊気貯蔵器/Aetherflux Reservoirを組み合わせたローグデッキで使われることがある[1]。0マナのパーマネントであれば何でも良く、色マナは出せない構成になっている。
- なんとしても最序盤のマナ加速に使いたいと考えた場合、こちらを参照(1マナの伝説のクリーチャーかプレインズウォーカーをWhisper検索)。
- アンバー/Amberとは琥珀のこと。天然樹脂が化石化したものであり、実は鉱物ではなく油脂の固形物である。しかしながらその硬度・美しさ・貴重さから宝石として扱われてきた歴史がある。非鉱物のMoxとしてはMox Jet(黒玉)以来。
ルール
- これのマナ能力では、自分がコントロールしている伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーの色のうち、選んだ色のマナ1点を加える。それらの色1色につきその色のマナそれぞれ1点を加えるわけではない。
- 自分が伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーをコントロールしていない場合もこれのマナ能力を起動することはできるが、それによりマナを加えることはない。
- 自分がコントロールしている伝説のクリーチャーやプレインズウォーカーがすべて無色であるなら、これのマナ能力を起動することはできるが、それによりマナを加えることはない。無色は色ではない。
- 伝説ではないプレインズウォーカーのみをコントロールしている場合、モックス・アンバーはマナを加えない。