アバター
提供:MTG Wiki
細 |
細 |
||
1行: | 1行: | ||
− | + | '''アバター'''/''Avatar''は[[クリーチャー・タイプ]]の1つ。化身。語源はサンスクリット語で「神仏の化身」と言う意味のアヴァターラ。 | |
− | + | ||
− | [[クリーチャー・タイプ]]の1つ。化身。語源はサンスクリット語で「神仏の化身」と言う意味のアヴァターラ。 | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
+ | 大別して「プレイヤーの化身」、「種族の化身」、「強大な存在の化身」、「概念の化身」がこれに属する。 | ||
+ | その名の通り、[[パワー]]と[[タフネス]]が何らかの数を参照し変動するものが多く、総じて強力な傾向にある。[[黒]]に最も多く[[緑]]と[[青]]には少ないが、過去に2つの[[サイクル]]で各[[色]]に登場しているため、それほど数に差はない。 | ||
{{#card:Avatar of Hope}} | {{#card:Avatar of Hope}} | ||
− | + | 1つ目のサイクルは、[[プロフェシー]]の「概念(感情や状況)」を象徴する化身。例えば、[[希望の化身/Avatar of Hope]]は徹底的に追い詰められた状況を覆えしたい希望を司る、といったところだろうか。基本は8[[マナ]]だが、条件(主に自分が不利な時)を満たせば[[コスト]]が6[[マナ]]減る[[大型クリーチャー]]。 | |
− | 1つ目のサイクルは、[[プロフェシー]] | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
{{#card:Doubtless One}} | {{#card:Doubtless One}} | ||
− | + | 2つ目のサイクルは、[[オンスロート]]の「種族」を象徴する化身、「~無き者」。4マナで、特定のクリーチャー・タイプを持つ[[クリーチャー]]の数に等しい[[P/T]]を持つ。自分がコントロールする全てのクリーチャーを参照する[[野生の末裔/Scion of the Wild]]もこの流れを汲んでいる。 | |
− | 2つ目のサイクルは、[[オンスロート]] | + | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
{{#card:Serra Avatar}} | {{#card:Serra Avatar}} | ||
− | + | 「プレイヤーの化身」は、プレイヤーとライフを共有するアバター。ライフを支払ってダメージを軽減することができる([[現し身/Personal Incarnation]]など)。変り種として、コントローラーのライフに等しいパワーとタフネスを持つ[[セラのアバター/Serra Avatar]]がいるが、これは「強大な存在の化身」であるのかもしれない。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | 「強大な存在の化身」は、神や[[プレインズウォーカー]] | + | 「強大な存在の化身」は、神や[[プレインズウォーカー]]のような強大な存在の力の一部が顕現したものと考えられる([[大地のしもべ/Gaea's Liege]]、[[レシュラックの伝令/Herald of Leshrac]]など)。[[暗黒の深部/Dark Depths]]から出る[[マリット・レイジ/Marit Lage|マリット・レイジ]]のアバター・トークンもこれに含まれるだろう。コストや能力が非常に極端なものが多い。また、邪悪な存在の化身がこのカテゴリに属することから、[[黒]]のアバターが多い原因となっている。 |
− | [[暗黒の深部/Dark Depths]]から出る[[マリット・レイジ/Marit Lage|マリット・レイジ]] | + | |
− | + | ||
− | + | ||
以上のように、アバターはそれぞれが何らかの象徴であるため、横の繋がりを表す[[部族カード]]は現在のところ存在していない。 | 以上のように、アバターはそれぞれが何らかの象徴であるため、横の繋がりを表す[[部族カード]]は現在のところ存在していない。 | ||
− | |||
==参考== | ==参考== | ||
*{{WHISPER検索/サブタイプ|Avatar|アバター(Avatar)}} | *{{WHISPER検索/サブタイプ|Avatar|アバター(Avatar)}} | ||
*[[Avatar]](コンピューター用語) | *[[Avatar]](コンピューター用語) | ||
*[[クリーチャー・タイプ解説]] | *[[クリーチャー・タイプ解説]] |
2008年3月21日 (金) 07:14時点における版
アバター/Avatarはクリーチャー・タイプの1つ。化身。語源はサンスクリット語で「神仏の化身」と言う意味のアヴァターラ。
大別して「プレイヤーの化身」、「種族の化身」、「強大な存在の化身」、「概念の化身」がこれに属する。
その名の通り、パワーとタフネスが何らかの数を参照し変動するものが多く、総じて強力な傾向にある。黒に最も多く緑と青には少ないが、過去に2つのサイクルで各色に登場しているため、それほど数に差はない。
クリーチャー — アバター(Avatar)
あなたのライフが3点以下である場合、この呪文はそれを唱えるためのコストが(6)少なくなる。
飛行
希望の化身は好きな数のクリーチャーをブロックできる。
1つ目のサイクルは、プロフェシーの「概念(感情や状況)」を象徴する化身。例えば、希望の化身/Avatar of Hopeは徹底的に追い詰められた状況を覆えしたい希望を司る、といったところだろうか。基本は8マナだが、条件(主に自分が不利な時)を満たせばコストが6マナ減る大型クリーチャー。
クリーチャー — クレリック(Cleric) アバター(Avatar)
疑念無き者のパワーとタフネスは、それぞれ戦場に出ているクレリック(Cleric)の数に等しい。
疑念無き者がダメージを与えるたび、あなたは同じ点数のライフを得る。
2つ目のサイクルは、オンスロートの「種族」を象徴する化身、「~無き者」。4マナで、特定のクリーチャー・タイプを持つクリーチャーの数に等しいP/Tを持つ。自分がコントロールする全てのクリーチャーを参照する野生の末裔/Scion of the Wildもこの流れを汲んでいる。
クリーチャー — アバター(Avatar)
セラのアバターのパワーとタフネスは、それぞれあなたのライフの総量に等しい。
セラのアバターがいずれかの領域からいずれかの墓地に置かれたとき、それをオーナーのライブラリーに加えたうえで切り直す。
「プレイヤーの化身」は、プレイヤーとライフを共有するアバター。ライフを支払ってダメージを軽減することができる(現し身/Personal Incarnationなど)。変り種として、コントローラーのライフに等しいパワーとタフネスを持つセラのアバター/Serra Avatarがいるが、これは「強大な存在の化身」であるのかもしれない。
「強大な存在の化身」は、神やプレインズウォーカーのような強大な存在の力の一部が顕現したものと考えられる(大地のしもべ/Gaea's Liege、レシュラックの伝令/Herald of Leshracなど)。暗黒の深部/Dark Depthsから出るマリット・レイジのアバター・トークンもこれに含まれるだろう。コストや能力が非常に極端なものが多い。また、邪悪な存在の化身がこのカテゴリに属することから、黒のアバターが多い原因となっている。
以上のように、アバターはそれぞれが何らかの象徴であるため、横の繋がりを表す部族カードは現在のところ存在していない。
参考
- サブタイプ「アバター(Avatar)」で検索
- Avatar(コンピューター用語)
- クリーチャー・タイプ解説