Contagion
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大抵のマイナス修整呪文は黒のクリーチャーを対象にできます。当時の《衰弱》とか最近の《最後の喘ぎ》とか。 --> | 大抵のマイナス修整呪文は黒のクリーチャーを対象にできます。当時の《衰弱》とか最近の《最後の喘ぎ》とか。 --> | ||
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マイナス[[修整]]なので[[軽減]]できず、[[再生]]も[[破壊されない]][[能力]]も意味を成さないのも強み。 | マイナス[[修整]]なので[[軽減]]できず、[[再生]]も[[破壊されない]][[能力]]も意味を成さないのも強み。 | ||
また、虚弱のように[[帰化/Naturalize]]や[[解呪/Disenchant]]などで[[破壊]]されることはないのもメリットである。 | また、虚弱のように[[帰化/Naturalize]]や[[解呪/Disenchant]]などで[[破壊]]されることはないのもメリットである。 | ||
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[[ネクロディスク]]などの[[デッキ]]では必須カードだった。 | [[ネクロディスク]]などの[[デッキ]]では必須カードだった。 | ||
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[[ウィニー]]の出鼻をくじくのに特に有効だったのである。 | [[ウィニー]]の出鼻をくじくのに特に有効だったのである。 | ||
| − | * -2/-1という非常に珍しいカウンターを用いる。 | + | * -2/-1という非常に珍しいカウンターを用いる。 昨今、このようなカードは[[+1/+1カウンター]]との混同を避けるために[[テキスト]]を修正される方向にあるのだが、カードの特性上修正できないままにある。 |
| − | 昨今、このようなカードは[[+1/+1カウンター]]との混同を避けるために[[テキスト]]を修正される方向にあるのだが、カードの特性上修正できないままにある。 | + | **実際の所、[[的盧馬/Riding the Dilu Horse]]のような記述にするくらいしか解決策が思いつかない。 しかし、これでは今以上に混乱の元になるため避けているのであろうと思われる。 |
| − | **実際の所、[[的盧馬/Riding the Dilu Horse]]のような記述にするくらいしか解決策が思いつかない。 | + | *[[猫]]が少なかった当時、その強さと[http://mtg.takaratomy.co.jp/cgi-bin/autocard/acjp.cgi?Contagion~ALL イラスト]から一部の猫ファンから密かな人気があった。「クロネコ」の愛称で呼ばれていたことも。 |
| − | しかし、これでは今以上に混乱の元になるため避けているのであろうと思われる。 | + | *[[サイクル]]中、これと[[Force of Will]]だけ代替コストにライフを要する。 つまりそれだけ効果が強力だと考えられていた訳だが、[[トーナメント]]における使用頻度を見るに、ライフ1点では足りなかったようである。 |
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*Contagionとは伝染病のこと。このイラストは伝染病で死んだ人間と生き残った猫だと思われる。黒猫が死を象徴するものとして描かれているのが印象的。 | *Contagionとは伝染病のこと。このイラストは伝染病で死んだ人間と生き残った猫だと思われる。黒猫が死を象徴するものとして描かれているのが印象的。 | ||
| − | *[[タイムシフト]]での再録が検討されていたが、[[コールドスナップ]]の開発が決定された際に[[アイスエイジ・ブロック]]のメカニズムを持つカードはタイムシフト枠から外され、[[コールドスナップ]]用に新たにデザインされることとなった。 | + | *[[タイムシフト]]での再録が検討されていたが、[[コールドスナップ]]の開発が決定された際に[[アイスエイジ・ブロック]]のメカニズムを持つカードはタイムシフト枠から外され、[[コールドスナップ]]用に新たにデザインされることとなった。 Contagionもその例から漏れることはなく、その役割は[[魂の撃ち込み/Soul Spike]]として、コールドスナップに加えられた。 |
| − | Contagionもその例から漏れることはなく、その役割は[[魂の撃ち込み/Soul Spike]] | + | |
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2008年2月25日 (月) 17:35時点における版
Contagion (３)(黒)(黒)
インスタント
インスタント
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、あなたは１点のライフを支払うとともにあなたの手札にある黒のカードを１枚、追放することを選んでもよい。
１体か２体のクリーチャーを対象とする。それらの上に-2/-1カウンターを２個、望むように割り振って置く。
アライアンスを代表するメカニズム、ピッチスペルの1つ。 当時の妨害用オーラ、衰弱/Weakness2枚分の効果をたたき出す、優秀な除去・弱体化呪文として作られていた。 後世のカードでみれば、インスタントで使える面も含めて虚弱/Feebleness2枚分、というのがより適切だろうか。インスタントなので、虚弱同様コンバット・トリックにも使える。
カウンターはターン終了後も残るため大型クリーチャーに対しても抑止力になる。 マイナス修整なので軽減できず、再生も破壊されない能力も意味を成さないのも強み。 また、虚弱のように帰化/Naturalizeや解呪/Disenchantなどで破壊されることはないのもメリットである。
ネクロポーテンス/Necropotenceとの相性は抜群で、手札1枚という代替コストはネクロではライフ1点に過ぎない。 ネクロディスクなどのデッキでは必須カードだった。
また旧エクステンデッド環境でも黒系コントロールデッキによく入っていた。 ウィニーの出鼻をくじくのに特に有効だったのである。
- -2/-1という非常に珍しいカウンターを用いる。 昨今、このようなカードは+1/+1カウンターとの混同を避けるためにテキストを修正される方向にあるのだが、カードの特性上修正できないままにある。
- 実際の所、的盧馬/Riding the Dilu Horseのような記述にするくらいしか解決策が思いつかない。 しかし、これでは今以上に混乱の元になるため避けているのであろうと思われる。
- 猫が少なかった当時、その強さとイラストから一部の猫ファンから密かな人気があった。「クロネコ」の愛称で呼ばれていたことも。
- サイクル中、これとForce of Willだけ代替コストにライフを要する。 つまりそれだけ効果が強力だと考えられていた訳だが、トーナメントにおける使用頻度を見るに、ライフ1点では足りなかったようである。
- Contagionとは伝染病のこと。このイラストは伝染病で死んだ人間と生き残った猫だと思われる。黒猫が死を象徴するものとして描かれているのが印象的。
- タイムシフトでの再録が検討されていたが、コールドスナップの開発が決定された際にアイスエイジ・ブロックのメカニズムを持つカードはタイムシフト枠から外され、コールドスナップ用に新たにデザインされることとなった。 Contagionもその例から漏れることはなく、その役割は魂の撃ち込み/Soul Spikeとして、コールドスナップに加えられた。
