世界薙ぎの剣/Worldslayer
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− | + | しかし大雑把に言って「クリーチャーの[[攻撃]]が[[通し|通る]]状況」=「有利な状況」なので、戦場をリセットする必要は薄い。むしろお互いの戦場が空っぽになることで、せっかくの有利が吹っ飛んでしまう可能性すらある。計10マナという[[コスト]]、装備先、攻撃を通す手段、そしてリセット後の[[勝利]]手段、と様々なものを用意しなければならず、実用性は低い。[[効果]]は非常に派手だが、[[強化]]すらされないことなどもありあまり使われなかった。 | |
− | + | *[[ルール文章]]にある「世界薙ぎの剣」はそれ自身のことだけを指している({{CR|201.5}})。他に「世界薙ぎの剣」という[[カード名]]の[[パーマネント]]があっても、そちらは破壊される。 | |
− | + | **クリーチャー2体にそれぞれ別々の世界薙ぎの剣を装備させ、攻撃して2体とも通った場合、互いが互いを破壊してしまう。 | |
− | * | + | *破壊を防ぐカード全般と相性がよい。 |
− | *意外にも[[ | + | **[[森林の庇護者/Timber Protector]]なら[[森]]を、[[不屈の随員/Dauntless Escort]]ならクリーチャーを守れる。[[希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hope]]なら自分のパーマネントすべてを守れる。その後は大いに有利になるだろう。 |
+ | **[[再生]][[能力]]持ちクリーチャーでもよいが、それ自身が世界薙ぎの剣を装備している場合、世界薙ぎの剣を装備したままである点に注意。たいていの場合、次の[[攻撃]]時には再生[[コスト]]が[[支払う|支払え]]ずに破壊されてしまうだろう。その攻撃で対戦相手の[[ライフ]]を0にできるなら問題にならないので、やるならそういう場面を狙いたい。 | ||
+ | *意外にも[[伝説のアーティファクト]]ではない。[[ミラディン/Mirrodin]]にはこんなものが何本もあるのだろうか? | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[土地破壊カード]] | ||
+ | *[[リセットカード]] | ||
*[[カード個別評価:ミラディン]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ミラディン]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:基本セット2012]] - [[レア]] |
2022年10月1日 (土) 12:25時点における最新版
Worldslayer / 世界薙ぎの剣 (5)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
アーティファクト — 装備品(Equipment)
装備しているクリーチャーがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、世界薙ぎの剣以外のすべてのパーマネントを破壊する。
装備(5)((5):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それにつける。装備はソーサリーとしてのみ行う。)
戦場に存在するこの剣以外のパーマネントを薙ぎ払うリセット能力を持つ装備品。
サボタージュ能力を与えるカードのお約束として、飛行やトランプルなどの回避能力を持つクリーチャーに装備するなどの工夫が必要。しかし装備しているクリーチャー自身も破壊されてしまうのが困り者。同じくミラディン・ブロックで登場した破壊不能クリーチャーと相性がいいだろう。ただし、対戦相手の破壊不能持ちクリーチャーは天敵になるので良し悪しか。
しかし大雑把に言って「クリーチャーの攻撃が通る状況」=「有利な状況」なので、戦場をリセットする必要は薄い。むしろお互いの戦場が空っぽになることで、せっかくの有利が吹っ飛んでしまう可能性すらある。計10マナというコスト、装備先、攻撃を通す手段、そしてリセット後の勝利手段、と様々なものを用意しなければならず、実用性は低い。効果は非常に派手だが、強化すらされないことなどもありあまり使われなかった。
- ルール文章にある「世界薙ぎの剣」はそれ自身のことだけを指している(CR:201.5)。他に「世界薙ぎの剣」というカード名のパーマネントがあっても、そちらは破壊される。
- クリーチャー2体にそれぞれ別々の世界薙ぎの剣を装備させ、攻撃して2体とも通った場合、互いが互いを破壊してしまう。
- 破壊を防ぐカード全般と相性がよい。
- 森林の庇護者/Timber Protectorなら森を、不屈の随員/Dauntless Escortならクリーチャーを守れる。希望の天使アヴァシン/Avacyn, Angel of Hopeなら自分のパーマネントすべてを守れる。その後は大いに有利になるだろう。
- 再生能力持ちクリーチャーでもよいが、それ自身が世界薙ぎの剣を装備している場合、世界薙ぎの剣を装備したままである点に注意。たいていの場合、次の攻撃時には再生コストが支払えずに破壊されてしまうだろう。その攻撃で対戦相手のライフを0にできるなら問題にならないので、やるならそういう場面を狙いたい。
- 意外にも伝説のアーティファクトではない。ミラディン/Mirrodinにはこんなものが何本もあるのだろうか?