刃砦の英雄/Hero of Bladehold

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
 
(11人の利用者による、間の14版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Hero of Bladehold}}
 
{{#card:Hero of Bladehold}}
  
{{未評価|ミラディン包囲戦}}
+
[[喊声]]と[[クリーチャー]]・[[トークン]][[生成]][[能力]]を持ったクリーチャー。
  
*[[プレリリース・トーナメント]]では、ミラディン陣営側を選んだプレイヤーへの[[プレリリース・カード]]に採用された。
+
4[[マナ]]3/4という良[[サイズ]]に加えて、実質2/1のトークン2体を引き連れて[[攻撃]]可能と[[アタッカー]]としての性能は高い。[[対戦相手]]がノーガードならば、単体でも2回の攻撃で18点の[[ライフ]]を[[削る]][[フィニッシャー]]級の打撃力を持つ。[[稲妻/Lightning Bolt]]一発では[[除去]]されない[[タフネス]]を持つことも[[構築]]では重要。
 +
 
 +
4マナは[[ウィニー]]にとっても[[クロック・パーミッション]]にとってもやや[[重い|重く]]、競合する優良クリーチャーも多いものの、[[ミラディンの傷跡ブロック構築]]から[[エクステンデッド]]まで、様々な[[デッキ]]で採用候補となる。[[日本選手権11]]では[[マナ加速]]からこの[[カード]]を高速で[[戦場に出す]]ことに特化した[[白緑ビートダウン/スタンダード/ゼンディカー・ブロック+ミラディンの傷跡ブロック期|白緑ビートダウン]]が登場、準優勝という成果を上げた。
 +
 
 +
*自身の[[クリーチャー・タイプ]]は[[騎士]]だが、トークンは[[兵士]]である。さらに[[急報/Raise the Alarm]]と同様に[[人間]]でもない。[[タイプ的デッキ]]で使う場合には注意。
 +
*[[プレリリース・トーナメント]]では、ミラディン陣営側を選んだプレイヤーへの[[プレリリース・カード]]に採用された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/arcana/mirrodin-besieged-promo-cards-2011-01-04 Mirrodin Besieged Promo Cards](Arcana [[2011年]]1月4日 [[Monty Ashley]]著)</ref>。
 +
*類似カードとして[[基本セット2019]]で[[レオニンの戦導者/Leonin Warleader]]が登場した。
 +
*[[ファイレクシア:完全なる統一]]では[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]に完成化された姿である[[刃砦の災厄、リーア・イヴォール/Ria Ivor, Bane of Bladehold]]が登場。そのせいか[[機械兵団の進軍統率者デッキ]]では別人となって登場({{Gatherer|id=613841}})。騎乗しているのは[[金属の駿馬/Chrome Steed]]({{Gatherer|id=231684}})。
 +
 
 +
==ルール==
 +
*攻撃している状態で戦場に出るクリーチャーに関するルールは「[[攻撃している状態で戦場に出る‎]]」を参照。
 +
*2つの能力は同時に[[誘発]]し、[[スタック]]に置く順番はあなたが選ぶ。先にトークンを生成する能力を解決するようにすれば、トークンにも修整が与えられる。
 +
 
 +
==ストーリー==
 +
'''刃砦'''/''Bladehold''は、[[剃刀ヶ原/Razor Fields]]各地に共同体を作って暮らす[[オーリオック/Auriok]]の、最大の集落。商業と工芸の中心地である<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/human-cultures-mirrodin-2010-11-16 The Human Cultures of Mirrodin]/[https://web.archive.org/web/20111025204151/http://archive.mtg-jp.com/reading/translated/010131/ ミラディン世界の人間文化 (Internet Archive)](Savor The Flavor [[2010年]]11月16日 [[Doug Beyer]]著)</ref>。
 +
 
 +
[[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の侵略に対しては、文字通り剃刀ヶ原最後の砦となった。避難者を匿い、魔法の隠し通路で比較的安全な[[溶鉱炉階層/Furnace Layer (次元カード)|溶鉱炉階層/Furnace Layer]]へと送っている<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/savor-flavor/planeswalkers-guide-new-phyrexia-machine-orthodoxy-2011-04-06 A Planeswalker's Guide to New Phyrexia: The Machine Orthodoxy]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0003950/ プレインズウォーカーのための新たなるファイレクシア案内 その1](Savor The Flavor [[2011年]]4月6日 [[クリエイティブ・チーム|Magic Creative Team]]著)</ref>。
 +
 
 +
==脚注==
 +
<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
*[[カード個別評価:ミラディン包囲戦]] / ミラディン派閥 - [[神話レア]]
+
*[[カード個別評価:ミラディン包囲戦]] / ミラディン陣営 - [[神話レア]]
 +
__NOTOC__

2024年6月24日 (月) 21:45時点における最新版


Hero of Bladehold / 刃砦の英雄 (2)(白)(白)
クリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)

喊声(このクリーチャーが攻撃するたび、他の各攻撃クリーチャーはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。)
刃砦の英雄が攻撃するたび、タップ状態で攻撃している白の1/1の兵士(Soldier)クリーチャー・トークンを2体生成する。

3/4

喊声クリーチャートークン生成能力を持ったクリーチャー。

4マナ3/4という良サイズに加えて、実質2/1のトークン2体を引き連れて攻撃可能とアタッカーとしての性能は高い。対戦相手がノーガードならば、単体でも2回の攻撃で18点のライフ削るフィニッシャー級の打撃力を持つ。稲妻/Lightning Bolt一発では除去されないタフネスを持つことも構築では重要。

4マナはウィニーにとってもクロック・パーミッションにとってもやや重く、競合する優良クリーチャーも多いものの、ミラディンの傷跡ブロック構築からエクステンデッドまで、様々なデッキで採用候補となる。日本選手権11ではマナ加速からこのカードを高速で戦場に出すことに特化した白緑ビートダウンが登場、準優勝という成果を上げた。

[編集] ルール

  • 攻撃している状態で戦場に出るクリーチャーに関するルールは「攻撃している状態で戦場に出る‎」を参照。
  • 2つの能力は同時に誘発し、スタックに置く順番はあなたが選ぶ。先にトークンを生成する能力を解決するようにすれば、トークンにも修整が与えられる。

[編集] ストーリー

刃砦/Bladeholdは、剃刀ヶ原/Razor Fields各地に共同体を作って暮らすオーリオック/Auriokの、最大の集落。商業と工芸の中心地である[2]

新ファイレクシア/New Phyrexiaの侵略に対しては、文字通り剃刀ヶ原最後の砦となった。避難者を匿い、魔法の隠し通路で比較的安全な溶鉱炉階層/Furnace Layerへと送っている[3]

[編集] 脚注

  1. Mirrodin Besieged Promo Cards(Arcana 2011年1月4日 Monty Ashley著)
  2. The Human Cultures of Mirrodin/ミラディン世界の人間文化 (Internet Archive)(Savor The Flavor 2010年11月16日 Doug Beyer著)
  3. A Planeswalker's Guide to New Phyrexia: The Machine Orthodoxy/プレインズウォーカーのための新たなるファイレクシア案内 その1(Savor The Flavor 2011年4月6日 Magic Creative Team著)

[編集] 参考

QR Code.gif