導きの聖霊/Guiding Spirit

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[[起動コスト]]は[[タップ]]のみと非常に安価な代わりに、[[ライブラリーの一番上]]に[[戻す]]ため、再利用には少し時間が掛かり、戻せるのも墓地の一番上がクリーチャー・カードの場合に限定されている。再利用という時点で決して悪いカードではないが、どちらかというとちょっと使いづらい部類に入る。
 
[[起動コスト]]は[[タップ]]のみと非常に安価な代わりに、[[ライブラリーの一番上]]に[[戻す]]ため、再利用には少し時間が掛かり、戻せるのも墓地の一番上がクリーチャー・カードの場合に限定されている。再利用という時点で決して悪いカードではないが、どちらかというとちょっと使いづらい部類に入る。
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また、[[対戦相手]]を[[対象]]にすることで、相手のライブラリーの一番上を無理矢理クリーチャーにすることもできるので、[[タイム・デストラクション]]的にも使える。例えば[[ハルマゲドン]]系[[デッキ]]に投入すれば、相手に土地を[[引く|引かせ]]ないような方法も狙えるだろう。ただし、前述の理由で相手も妨害しやすいので、確実性は低い。ぱっと見[[リアニメイト]]対策に使えるかもしれないが、実際は呪文によって墓地送りにした場合は、一番上はその呪文なので効果がない。
  
 
*[[能力]][[解決]]の時点で、墓地の一番上のカードがクリーチャーでなければ何も起きない。つまり、能力[[起動]]後、間違って他のカードを[[墓地送り]]にしないように気をつける必要があるし、同様に相手によって強制的に何かを墓地送りさせられて詰まってしまうリスクはある。
 
*[[能力]][[解決]]の時点で、墓地の一番上のカードがクリーチャーでなければ何も起きない。つまり、能力[[起動]]後、間違って他のカードを[[墓地送り]]にしないように気をつける必要があるし、同様に相手によって強制的に何かを墓地送りさせられて詰まってしまうリスクはある。
*[[対戦相手]]を[[対象]]にすることで、相手のライブラリーの一番上を無理矢理クリーチャーにすることもできるので、[[タイム・デストラクション]]的にも使える。例えば[[ハルマゲドン]]系[[デッキ]]に投入すれば、相手に土地を[[引く|引かせ]]ないような方法も狙えるだろう。ただし、前述の理由で相手も妨害しやすいので、確実性は低い。
 
 
*印刷時のクリーチャー・タイプは天使のみだったが、[[Magic Online]]での[[ビジョンズ]]リリースに伴う2006年1月の[[オラクル]]更新で天使から[[スピリット]]に変更された。その後、2008年1月18日のオラクル更新で再び[[天使]]を獲得した。
 
*印刷時のクリーチャー・タイプは天使のみだったが、[[Magic Online]]での[[ビジョンズ]]リリースに伴う2006年1月の[[オラクル]]更新で天使から[[スピリット]]に変更された。その後、2008年1月18日のオラクル更新で再び[[天使]]を獲得した。
*カード名に含まれるSpiritの訳語は、同じ[[エキスパンション]]の中でも"スピリット"、"精"、"精霊"などと統一されないことが多いが、"聖霊"としているのはこのカードのみである。その理由として、もともと天使のクリーチャータイプをもっていたからだとも考えられるが、同じ[[ミラージュ・ブロック]]に、同様にもとから天使である[[メリース・スピリット/Melesse Spirit]]もいることから、その命名基準はやはり統一されていないと考えられる。
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*カード名に含まれるSpiritの訳語は、同じ[[エキスパンション]]の中でも"スピリット"、"精"、"精霊"などと統一されないことが多いが、"聖霊"としているのはこのカードのみである。その理由として、もともと天使のクリーチャー・タイプをもっていたからだとも考えられるが、同じ[[ミラージュ・ブロック]]に、同様にもとから天使である[[メリース・スピリット/Melesse Spirit]]もいることから、その命名基準はやはり統一されていないと考えられる。
  
 
==参考==
 
==参考==

2020年4月29日 (水) 02:53時点における最新版


Guiding Spirit / 導きの聖霊 (1)(白)(青)
クリーチャー — 天使(Angel) スピリット(Spirit)

飛行
(T):プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーの墓地の一番上のカードがクリーチャー・カードである場合、そのカードをそのプレイヤーのライブラリーの一番上に置く。

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墓地クリーチャーカードを再利用できるようにする起動型能力を持つクリーチャー

起動コストタップのみと非常に安価な代わりに、ライブラリーの一番上戻すため、再利用には少し時間が掛かり、戻せるのも墓地の一番上がクリーチャー・カードの場合に限定されている。再利用という時点で決して悪いカードではないが、どちらかというとちょっと使いづらい部類に入る。

また、対戦相手対象にすることで、相手のライブラリーの一番上を無理矢理クリーチャーにすることもできるので、タイム・デストラクション的にも使える。例えばハルマゲドンデッキに投入すれば、相手に土地を引かせないような方法も狙えるだろう。ただし、前述の理由で相手も妨害しやすいので、確実性は低い。ぱっと見リアニメイト対策に使えるかもしれないが、実際は呪文によって墓地送りにした場合は、一番上はその呪文なので効果がない。

  • 能力解決の時点で、墓地の一番上のカードがクリーチャーでなければ何も起きない。つまり、能力起動後、間違って他のカードを墓地送りにしないように気をつける必要があるし、同様に相手によって強制的に何かを墓地送りさせられて詰まってしまうリスクはある。
  • 印刷時のクリーチャー・タイプは天使のみだったが、Magic Onlineでのビジョンズリリースに伴う2006年1月のオラクル更新で天使からスピリットに変更された。その後、2008年1月18日のオラクル更新で再び天使を獲得した。
  • カード名に含まれるSpiritの訳語は、同じエキスパンションの中でも"スピリット"、"精"、"精霊"などと統一されないことが多いが、"聖霊"としているのはこのカードのみである。その理由として、もともと天使のクリーチャー・タイプをもっていたからだとも考えられるが、同じミラージュ・ブロックに、同様にもとから天使であるメリース・スピリット/Melesse Spiritもいることから、その命名基準はやはり統一されていないと考えられる。

[編集] 参考

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