二人組の叩き伏せ/Tandem Takedown
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[[噛みつき]]系列の[[単体除去]]だが、2体分の[[クリーチャー]]を利用できる上にパワーが上昇するため、余程クリーチャーの質に差が無ければ[[除去]]を狙える。少しではあるが[[打点]]が上がるし、同じ[[ターン]]の間であれば他のパワーを参照する[[呪文]]も同じく底上げされる等、[[リミテッド]]では結構便利。たとえ自分のクリーチャーの片方が[[インスタント]]で[[除去]]されてしまったとしてももう片方が生き残っていれば[[ダメージ]]は通る。この使い方でも除去したい相手の[[タフネス]]-1以上のパワーがあればよく、噛みつき効果にありがちな除去で無駄になる、といったことが起こりにくい。 | [[噛みつき]]系列の[[単体除去]]だが、2体分の[[クリーチャー]]を利用できる上にパワーが上昇するため、余程クリーチャーの質に差が無ければ[[除去]]を狙える。少しではあるが[[打点]]が上がるし、同じ[[ターン]]の間であれば他のパワーを参照する[[呪文]]も同じく底上げされる等、[[リミテッド]]では結構便利。たとえ自分のクリーチャーの片方が[[インスタント]]で[[除去]]されてしまったとしてももう片方が生き残っていれば[[ダメージ]]は通る。この使い方でも除去したい相手の[[タフネス]]-1以上のパワーがあればよく、噛みつき効果にありがちな除去で無駄になる、といったことが起こりにくい。 | ||
− | 総じて、この手の噛みつき除去としてはかなり確度の高い除去と言えるだろう。とはいえ、この[[重い|重さ]]と[[色拘束]] | + | 総じて、この手の噛みつき除去としてはかなり確度の高い除去と言えるだろう。とはいえ、この[[重い|重さ]]と[[色拘束]]であれば、[[白]]や[[黒]]なら[[確定除去]]がいくらでもある。[[バトル]]にも打てる点も生かさなければ、[[構築]]での採用は[[緑]][[単色]]デッキに限られるだろう。 |
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+ | [[機械兵団の進軍]]のサイドストーリーの一幕({{Gatherer|id=608950}})。 | ||
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+ | [[新ファイレクシア/New Phyrexia]]の侵攻によって[[サヴァイ/Savai#ドラニス/Drannith|ドラニス/Drannith]]は陥落し、[[ジリーナ・クードロ/Jirina Kudro (ストーリー)|ジリーナ・クードロ/Jirina Kudro]]に率いられた生き残りは[[ラウグリン/Raugrin#ラバブリンク/Lavabrink|ラバブリンク/Lavabrink]]を目指して潰走する。それを追う[[ルーカ/Lukka]]を止めようとする[[ビビアン・リード/Vivien Reid (ストーリー)|ビビアン・リード/Vivien Reid]]だが、完成化させた怪物たちと融合したルーカを止めることはできなかった。ドラニス残党に追いつき放逐の復讐をしようとするルーカだが、突如巨大な翼竜に襲われる。ジリーナは[[ラウグリン/Raugrin]]の頂点捕食者、[[ヴァドロック/Vadrok]]の巣へルーカを誘い込んだのだ。ルーカはヴァドロックを掴んで空から引きずり落とそうとするが、雷のブレスによって焼き払われ、本体を引きずり出される。かつてはルーカを助けた事もあるビビアンはヴァドロックの顎に挟まれたルーカへ向かって手向けの矢を放つのだった。 | ||
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+ | {{フレイバーテキスト|「こんなことをしても何もうれしくないけど、ヴァドロックならあるいはね。」|ビビアン・リードからルーカへ}} | ||
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+ | *[https://magic.wizards.com/en/news/magic-story/survival-of-the-fittest March of the Machine | Ikoria: Survival of the Fittest]/[https://mtg-jp.com/reading/ur/MOM/0036836/ サイドストーリー・イコリア編 適者生存]([[Daily MTG]] [[2023年]]3月20日) | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:機械兵団の進軍]] - [[アンコモン]] | *[[カード個別評価:機械兵団の進軍]] - [[アンコモン]] |
2023年5月26日 (金) 04:27時点における最新版
インスタント
あなたがコントロールしているクリーチャー最大2体を対象とし、クリーチャーやプレインズウォーカーやバトルでありそれらではない1つを対象とする。ターン終了時まで、その前者はそれぞれ+1/+0の修整を受ける。その前者はそれぞれ、その後者に自身のパワーに等しい点数のダメージを与える。
連帯/Band Togetherがダブルシンボルになったら、プレインズウォーカーとバトルも対象に出来るようになり、僅かにパワーも強化するようになった。
噛みつき系列の単体除去だが、2体分のクリーチャーを利用できる上にパワーが上昇するため、余程クリーチャーの質に差が無ければ除去を狙える。少しではあるが打点が上がるし、同じターンの間であれば他のパワーを参照する呪文も同じく底上げされる等、リミテッドでは結構便利。たとえ自分のクリーチャーの片方がインスタントで除去されてしまったとしてももう片方が生き残っていればダメージは通る。この使い方でも除去したい相手のタフネス-1以上のパワーがあればよく、噛みつき効果にありがちな除去で無駄になる、といったことが起こりにくい。
総じて、この手の噛みつき除去としてはかなり確度の高い除去と言えるだろう。とはいえ、この重さと色拘束であれば、白や黒なら確定除去がいくらでもある。バトルにも打てる点も生かさなければ、構築での採用は緑単色デッキに限られるだろう。
[編集] ストーリー
新ファイレクシア/New Phyrexiaの侵攻によってドラニス/Drannithは陥落し、ジリーナ・クードロ/Jirina Kudroに率いられた生き残りはラバブリンク/Lavabrinkを目指して潰走する。それを追うルーカ/Lukkaを止めようとするビビアン・リード/Vivien Reidだが、完成化させた怪物たちと融合したルーカを止めることはできなかった。ドラニス残党に追いつき放逐の復讐をしようとするルーカだが、突如巨大な翼竜に襲われる。ジリーナはラウグリン/Raugrinの頂点捕食者、ヴァドロック/Vadrokの巣へルーカを誘い込んだのだ。ルーカはヴァドロックを掴んで空から引きずり落とそうとするが、雷のブレスによって焼き払われ、本体を引きずり出される。かつてはルーカを助けた事もあるビビアンはヴァドロックの顎に挟まれたルーカへ向かって手向けの矢を放つのだった。
「こんなことをしても何もうれしくないけど、ヴァドロックならあるいはね。」― ビビアン・リードからルーカへ