暁冠の日向/Hinata, Dawn-Crowned

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2022年11月9日 (水) 23:04時点における最新版

神河：輝ける世界の伝説の麒麟・スピリットで、自分が対象をとる呪文を軽くして対戦相手が対象をとる呪文を重くする。

4マナ4/4飛行、トランプルと主戦力になるステータスに加えてテンポ・アドバンテージを得られる強力な常在型能力を持っている。複数を対象にとれる呪文は大量にマナ・コストが軽減され、X体を対象にとるX呪文に至ってはX部分にマナが掛からなくなる。これを最も活したのがマグマ・オパス/Magma Opusとのコンボで、例え相手の戦場が空でも両プレイヤーと日向自身に火力部分を振り分ければ5マナ軽減され、クリーチャーが2体以上いれば最大6マナまで軽減可能。本来8マナの重量級呪文が2～3マナで唱えられれば得られるテンポは計り知れない。

相手の呪文を縛る能力は、自分の呪文やパーマネントに呪文限定の護法1を与えるようなもので、これ単体で除去耐性と呼ぶにはいささか頼りない。しかしこちらの除去対策呪文も1マナ軽くなっているので、少ないマナでも日向を守りやすくなっている。土地5枚から日向を出しても2マナの呪文を構えられる、という状況は黄金架のドラゴン/Goldspan Dragonを彷彿とさせる。

スタンダードにおいてはイゼット・ドラゴンに白を加えて日向とマグマ・オパスを組み込んだジェスカイ日向が登場し、ローテーションまでメタゲーム上で存在感を示した。ローテーション後はマグマ・オパスを失ったこと、楔三色より弧三色のほうがマナベースについて有利な環境となったことで、あえて使用されることは稀になった。

[編集] ストーリー

日向（ひなた）/Hinataは神河/Kamigawaの麒麟/Kirin（イラスト）。

麒麟たちはもともと定命の者の行いに対する好奇心を持ち続けてきたが、日向ほど好奇心旺盛な――あるいはお節介な――麒麟はいない。「出しゃばり/The Impertinent」や「詮索する者/One Who Bothers」の名でも呼ばれるくらいだ。だが日向が気にかけてくれるということは、ただ単にその定命の者に相応しい贈り物を授けているだけなのだ。しかしながら、他の麒麟は日向の滑稽な行いを面白いものと見なしており、恥知らずに日向をけしかけるだろう。

[編集] 登場作品・登場記事

• The Legends of Kamigawa: Neon Dynasty/『神河：輝ける世界』の伝説たち（Feature 2022年2月11日 Ari Zirulnik, Grace Fong, Emily Teng, and Gerritt Turner著）

[編集] 参考

• コスト減少カード
• コスト増加カード
• カード個別評価：神河：輝ける世界 - レア