驚異の造り手、ダラコス/Dalakos, Crafter of Wonders
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モチーフはギリシャ神話に登場する工匠、[[Wikipedia:ja:ダイダロス|ダイダロス]]。様々な道具の発明家で、特に[[ミノタウルス|ミーノータウロス]]を閉じ込めるための迷宮(ラビリュントス)の建造で知られる。後に自分自身が息子の[[Wikipedia:ja:イーカロス|イーカロス]]とともに迷宮に閉じ込められるが、[[傲慢の翼/Wings of Hubris|蝋で固めた翼]]を作って空を飛び脱出した。 | モチーフはギリシャ神話に登場する工匠、[[Wikipedia:ja:ダイダロス|ダイダロス]]。様々な道具の発明家で、特に[[ミノタウルス|ミーノータウロス]]を閉じ込めるための迷宮(ラビリュントス)の建造で知られる。後に自分自身が息子の[[Wikipedia:ja:イーカロス|イーカロス]]とともに迷宮に閉じ込められるが、[[傲慢の翼/Wings of Hubris|蝋で固めた翼]]を作って空を飛び脱出した。 | ||
− | このカードは[[統率者戦]]において、新しいデッキを作らせるような青赤の[[伝説のクリーチャー]] | + | このカードは[[統率者戦]]において、新しいデッキを作らせるような青赤の[[伝説のクリーチャー]]としてデザインされた。[[Chris Mooney]]による<ref>[http://twitter.com/836037748876201984/status/1214610259748081664 Twitter](Chris Mooney)</ref>当初の案は斬新な空間を扱っていたが、[[ルール文章]]が英語で66単語にもなるものだったのでボツとなり、「青赤の伝説のクリーチャー」「ダイダロスを元にした[[トップダウン・デザイン]]」「統率者戦で新しいデッキを作らせる」という条件を守ったまま、より短いルール文章のデザインに差し替えられた<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/card-preview/word-heist-theros-beyond-death-caper-2020-01-07 Word Heist: A Theros Beyond Death Caper]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/0033616/ 単語強盗『テーロス還魂記』の章](Card Preview [[2020年]]1月7日 [[Mark Gottlieb]]著)</ref>。 |
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2021年2月14日 (日) 11:12時点における最新版
伝説のクリーチャー — マーフォーク(Merfolk) 工匠(Artificer)
(T):(◇)(◇)を加える。このマナは、アーティファクト呪文を唱えるためか、アーティファクトの能力を起動するためにのみ使用できる。
あなたがコントロールしていて装備しているクリーチャーは飛行と速攻を持つ。
アーティファクトに関してだけ使えるマナ能力と、装備品を速羽根のサンダル/Fleetfeather Sandals同然にしてしまう能力を持つ伝説のマーフォーク・工匠。
これ自体が装備コストを賄えるので装備品と一緒に置いてあれば、戦闘塁壁/Battle Rampartや風の踊り手/Wind Dancerの様に後続のクリーチャーをロケットスタートさせる事が出来る。特にサボタージュ能力を与える装備品との相性が良く血鍛冶の戦斧/Bloodforged Battle-Axeはそれ自体が装備品を供給し続けてくれるので相性抜群。ただ、登場時のスタンダードにはその種のカードが少ないのが残念。巨像の鎚/Colossus Hammerという組み合わせ甲斐のあるカードは同居しているが、下記の通り相性が良いとは言えない所がある。
リミテッドでは青赤の「対戦相手のターン中に呪文を唱える」アーキタイプと同居が難しい能力なので活かせるデッキを組むのは難しい。青銅の剣/Bronze Swordか幻惑する竪琴/Entrancing Lyreが確保できて、かつ色に無理がないカードプールが実現する時ぐらいだろう。
[編集] ルール
- 巨像の鎚/Colossus Hammerの飛行を失わせる効果とダラコスの飛行を与える効果はどちらも種類別第6種なので、タイムスタンプによって適用順が変わる。
[編集] 開発秘話
モチーフはギリシャ神話に登場する工匠、ダイダロス。様々な道具の発明家で、特にミーノータウロスを閉じ込めるための迷宮(ラビリュントス)の建造で知られる。後に自分自身が息子のイーカロスとともに迷宮に閉じ込められるが、蝋で固めた翼を作って空を飛び脱出した。
このカードは統率者戦において、新しいデッキを作らせるような青赤の伝説のクリーチャーとしてデザインされた。Chris Mooneyによる[1]当初の案は斬新な空間を扱っていたが、ルール文章が英語で66単語にもなるものだったのでボツとなり、「青赤の伝説のクリーチャー」「ダイダロスを元にしたトップダウン・デザイン」「統率者戦で新しいデッキを作らせる」という条件を守ったまま、より短いルール文章のデザインに差し替えられた[2]。
[編集] 脚注
- ↑ Twitter(Chris Mooney)
- ↑ Word Heist: A Theros Beyond Death Caper/単語強盗『テーロス還魂記』の章(Card Preview 2020年1月7日 Mark Gottlieb著)