イリーシア木立のドライアド/Dryad of the Ilysian Grove

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(細部(句読点調整やリンク張り))
 
(10人の利用者による、間の16版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#card:Dryad of the Ilysian Grove}}
 
{{#card:Dryad of the Ilysian Grove}}
  
[[踏査/Exploration]]と[[虹色の前兆/Prismatic Omen]]を内蔵した[[クリーチャー]][[システムクリーチャー]]としては[[シングルシンボル]]3[[マナ]]2/4と[[P/T]]も悪くない。
+
[[踏査/Exploration]]と[[虹色の前兆/Prismatic Omen]][[内蔵]]した[[ニンフ]][[ドライアド]][[クリーチャー・エンチャント]]
  
踏査の部分は出した[[ターン]]にとりあえず[[土地]]を1枚は出せるので確実に仕事をする能力。維持すれば他の土地加速が要らなくなる程。
+
[[マナ加速]][[多色]]化を両立しつつ、[[システムクリーチャー]]としては[[シングルシンボル]]3[[マナ]]2/4と[[P/T]]も悪くない。ただ登場時点の[[スタンダード]]では多色[[ランプ]]戦略向け[[カード]]として[[軽い]][[樹上の草食獣/Arboreal Grazer]]、[[ドロー]]が付いてくるため踏査部分が働き易い[[成長のらせん/Growth Spiral]]と[[自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrath]]など競合相手が多数存在する。[[ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn]]や[[帰還した王、ケンリス/Kenrith, the Returned King]]など[[5色]]カードの運用が楽になったり、[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]の[[マナ]]倍増[[効果]]をすべての土地に適用できるのは他のライバルに無い利点。
  
虹の前兆部分は[[スタンダード]]環境では通常の[[構築]]で採用し辛い4色以上のカードが[[ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn]]くらいしか無い為、逆に[[一徹]]達成の為に[[マナ]]の色を揃える為に使うか本家同様に[[基本土地タイプ]]を参照する[[世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the World]]等の[[カード]]と組み合わせる事になるだろう。
+
登場時のスタンダードでは[[サクリファイス#テーロス還魂記後|ジャンド・サクリファイス]]に採用される場合がある。3[[]][[マナ基盤]]を補助でき、踏査能力も[[フェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed King]]と相性が良い。
  
{{未評価|テーロス還魂記}}
+
[[モダン]]においては、両方の能力が噛み合っている[[ヴァラクート#モダン|スケープシフト]]や[[死者の原野#モダン|タイタン・フィールド]]、[[Amulet Combo|アミュレット・タイタン]](いわゆる"タイタンニンフ")に採用されることがある。このカードの登場によって、「1枚も[[基本土地タイプ]]・[[山]]のカードが入っていないのに、[[溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacle]]が入っている」という構築のデッキが見られるようになっている。[[ジャンドコントロール]]でも一定数使われる。
 +
 
 +
*[[カード名]]に[[ドライアド]]の名を冠しているにもかかわらず、初出時のクリーチャー・タイプはニンフのみであった。このことについて、[[Mark Rosewater]]は見落としであると[[Blogatog]]で述べていた<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/190447361533/why-is-dryad-of-the-ilysian-grove-a-nymph-and-not Blogatog]([[Mark Rosewater]]のBlog 2020年1月24日)</ref>。その後、[[イコリア:巨獣の棲処]]発売に際する[[オラクル]]更新によりドライアドが追加された<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/ikoria-lair-behemoths-update-bulletin-2020-04-10 Ikoria: Lair of Behemoths Update Bulletin](News [[2020年]]4月10日 [[Eli Shiffrin]]著)</ref>。
  
 
==関連カード==
 
==関連カード==
 
===サイクル===
 
===サイクル===
 
{{サイクル/テーロス還魂記のニンフ}}
 
{{サイクル/テーロス還魂記のニンフ}}
 +
 +
==脚注==
 +
<references />
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[[土地タイプを変更できるカード]]
 +
*[[「1ターンに1度しか土地をプレイできない」の制限を破るカード]]
 
*[[死の国/The Underworld#領域|イリーシア/Ilysia]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 
*[[死の国/The Underworld#領域|イリーシア/Ilysia]]([[背景世界/ストーリー用語]])
 +
*[[ニンフ/Nymph#ドライアド/Dryad|ドライアド/Dryad]](背景世界/ストーリー用語)
 
*[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:テーロス還魂記]] - [[レア]]
 +
*[[Secret Lair Drop Series/2021年#Special Guest: Fiona Staples|Secret Lair Drop Series: Special Guest: Fiona Staples]]
 +
__NOTOC__

2023年8月3日 (木) 16:20時点における最新版


Dryad of the Ilysian Grove / イリーシア木立のドライアド (2)(緑)
クリーチャー エンチャント — ニンフ(Nymph) ドライアド(Dryad)

あなたの各ターンに、あなたは追加の土地を1つプレイしてもよい。
あなたがコントロールしている土地は、それの他のタイプに加えてすべての基本土地タイプでもある。

2/4

踏査/Exploration虹色の前兆/Prismatic Omen内蔵したニンフドライアドクリーチャー・エンチャント

マナ加速多色化を両立しつつ、システムクリーチャーとしてはシングルシンボル3マナ2/4とP/Tも悪くない。ただ登場時点のスタンダードでは多色ランプ戦略向けカードとして軽い樹上の草食獣/Arboreal Grazerドローが付いてくるため踏査部分が働き易い成長のらせん/Growth Spiral自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature's Wrathなど競合相手が多数存在する。ニヴ=ミゼット再誕/Niv-Mizzet Reborn帰還した王、ケンリス/Kenrith, the Returned Kingなど5色カードの運用が楽になったり、世界を揺るがす者、ニッサ/Nissa, Who Shakes the Worldマナ倍増効果をすべての土地に適用できるのは他のライバルに無い利点。

登場時のスタンダードではジャンド・サクリファイスに採用される場合がある。3マナ基盤を補助でき、踏査能力もフェイに呪われた王、コルヴォルド/Korvold, Fae-Cursed Kingと相性が良い。

モダンにおいては、両方の能力が噛み合っているスケープシフトタイタン・フィールドアミュレット・タイタン(いわゆる"タイタンニンフ")に採用されることがある。このカードの登場によって、「1枚も基本土地タイプのカードが入っていないのに、溶鉄の尖峰、ヴァラクート/Valakut, the Molten Pinnacleが入っている」という構築のデッキが見られるようになっている。ジャンドコントロールでも一定数使われる。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

テーロス還魂記ニンフサイクル。いずれもクリーチャー・エンチャントで、稀少度は統一されていない。

[編集] 脚注

  1. Blogatog(Mark RosewaterのBlog 2020年1月24日)
  2. Ikoria: Lair of Behemoths Update Bulletin(News 2020年4月10日 Eli Shiffrin著)

[編集] 参考

QR Code.gif