プロツアー「ドミナリア」
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鎖回し[[デッキ]]の勢いはその後も止まらず、Top8に合計7人を送り込む活躍を見せた。最後は赤単アグロを駆る[[Wyatt Darby]]が、[[ゲーム]]カウント2-2、残り[[ライフ]]1から[[栄光をもたらすもの/Glorybringer]]を[[トップデッキ]]し、文字通りの栄光を掴み取った。 | 鎖回し[[デッキ]]の勢いはその後も止まらず、Top8に合計7人を送り込む活躍を見せた。最後は赤単アグロを駆る[[Wyatt Darby]]が、[[ゲーム]]カウント2-2、残り[[ライフ]]1から[[栄光をもたらすもの/Glorybringer]]を[[トップデッキ]]し、文字通りの栄光を掴み取った。 | ||
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− | |第3位||[[Owen Turtenwald]]||Ultimate Guard Pro Team||[[黒赤ビートダウン# | + | |第3位||[[Owen Turtenwald]]||Ultimate Guard Pro Team||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]] |
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− | |第4位||[[Márcio Carvalho]]||[[Hareruya Pros|Hareruya Latin]]||[[黒赤ビートダウン# | + | |第4位||[[Márcio Carvalho]]||[[Hareruya Pros|Hareruya Latin]]||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]] |
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− | |第5位||[[瀧村和幸]]||Kusemono||[[黒赤ビートダウン# | + | |第5位||[[瀧村和幸]]||Kusemono||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒ミッドレンジ]] |
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− | |第6位||[[Thomas Hendriks]]||Revelation||[[黒赤ビートダウン# | + | |第6位||[[Thomas Hendriks]]||Revelation||[[黒赤ビートダウン#カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア+基本セット2019期|赤黒アグロ]] |
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2018年9月16日 (日) 13:38時点における最新版
プロツアー「ドミナリア」/Pro Tour Dominariaは、2018年にアメリカのバージニア州・リッチモンドで開催された、スタンダードとブースター・ドラフトのプロツアー。
スタンダード部門の初日の使用率では、赤黒アグロ(14.1%)が1位、その亜種である赤黒ミッドレンジ(12.4%)が2位、赤単アグロ(10.4%)が3位と、ゴブリンの鎖回し/Goblin Chainwhirlerを中心とする赤系ビートダウンが全体の37%超を占める結果となった[1]。
鎖回しデッキの勢いはその後も止まらず、Top8に合計7人を送り込む活躍を見せた。最後は赤単アグロを駆るWyatt Darbyが、ゲームカウント2-2、残りライフ1から栄光をもたらすもの/Glorybringerをトップデッキし、文字通りの栄光を掴み取った。
- 2017-18シーズン個人戦プロツアー最終戦である。Elias Watsfeldtがドラフト・マスター、Matthew Severaが構築マスターとなり、世界選手権18への出場を決めた[2][3]。
- このプロツアー終了時点で、プロツアー・チームシリーズ16位以内の(後日の改訂ではチームポイント16位と同点の2チームも含む)全チームには、マジック25周年記念プロツアーのチーム参加権利が与えられる。
- これにより、日本人を含む参加チーム4チームはすべてマジック25周年記念プロツアーへの出場を決めた(「Final Last Samurai」は16位とチームポイントで並びながらもタイブレークでチーム参加権利を逃していたが、改訂により参加権利獲得)。
[編集] 基本データ
- 日時:2018年6月1日~6月3日
- 会場:Greater Richmond Convention Center
- フォーマット:混合
- 1日目:ブースター・ドラフト(ドミナリア×3)3回戦、スタンダード(カラデシュ・ブロック+アモンケット・ブロック+イクサラン・ブロック+ドミナリア)5回戦
- 2日目:ブースター・ドラフト3回戦、スタンダード5回戦
- 3日目(決勝ラウンド):スタンダード
- 参加者数:460名
[編集] 上位入賞者
順位 | プレイヤー名 | チーム | 構築の使用デッキ |
---|---|---|---|
優勝 | Wyatt Darby | なし | 赤単アグロ |
準優勝 | Gonçalo Pinto | なし | 赤黒アグロ |
第3位 | Owen Turtenwald | Ultimate Guard Pro Team | 赤黒アグロ |
第4位 | Márcio Carvalho | Hareruya Latin | 赤黒アグロ |
第5位 | 瀧村和幸 | Kusemono | 赤黒ミッドレンジ |
第6位 | Thomas Hendriks | Revelation | 赤黒アグロ |
第7位 | Ernest Lim Pei Jin | Grey Ogre Games | エスパー・コントロール |
第8位 | Manuel Lenz | なし | 赤単アグロタッチ黒 |
[編集] 脚注
- ↑ Pro Tour Dominaria Metagame Breakdown – Day One/プロツアー『ドミナリア』メタゲームブレイクダウン・1日目(Event Coverage Adam Styborski著)
- ↑ The 2017–18 Draft Master: Elias Watsfeldt(Event Coverage Tobi Henke著)
- ↑ 2017–18 Constructed Master: Matthew Severa(同上)
[編集] 参考
- Darby Brings Glory Home(公式サイト、英語)
- プロツアー『ドミナリア』 イベントカバレージ(mtg-jp.com)
- トーナメント記録