威厳ある万卒隊長/Majestic Myriarch
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| + | 過去にも自軍クリーチャーの数でサイズが決定される[[参照クリーチャー]]は存在したが、こちらはより少ないクリーチャーでサイズが膨れ上がる。[[マナ・コスト]]を鑑みれば自身と他に2体のクリーチャーがいれば6/6となり、優秀な[[マナレシオ]]になる。[[誘発型能力]]の方も、自軍で最大サイズになり得るこれに有用な能力を集中させることが出来るため、戦闘における脅威度を高めている。可能ならば[[速攻]]や[[回避能力]]は得ておきたいところ。 | ||
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| + | 従来の参照クリーチャーは[[トークン]]戦略と相性が良く、これもまた凶悪なサイズの[[フィニッシャー]]になり得るが、大量に並べられるトークンは得てして[[バニラ]]であることも多いため、2つ目の能力を十全に活用するためにはキーワード能力を持ったクリーチャーも採用したい。同[[ブロック]]では[[不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitable]]や[[造反の代弁者、サムト/Samut, Voice of Dissent]]、[[ラムナプのハイドラ/Ramunap Hydra]]あたりを採用できればありがたい。また[[色]]こそ合わないが[[発明の天使/Angel of Invention]]は頭数と有用な能力の確保を同時に行ってくれるため相性抜群。 | ||
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| + | 弱点はやはり参照クリーチャーならではの不安定さ。後述する2つ目の能力の性質上、能力が[[誘発]]したタイミングでキーワード能力を持ったクリーチャーを[[除去]]されてしまうと、能力を得られないばかりか二回りも縮んでしまう。またトークン戦略に組み込む場合、どれだけサイズを膨れ上がらせても[[全体火力]]一発で全滅してしまい得る。単体では活躍しづらい点も含めて今のところ[[構築]]での目立った実績はないが、膠着しやすい[[リミテッド]]においては特大サイズかつ多くの能力を持ったフィニッシャーとしての活躍が見込めるため、初手級の[[エンドカード|ボム]]となる。 | ||
*2つ目の[[能力]]は、各[[戦闘]]の開始時に[[誘発]]する。[[あなた]]の[[ターン]]の戦闘のみではない。また、あなたが、記載されたいずれかの能力を持つクリーチャーを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していてもいなくても必ず誘発する。 | *2つ目の[[能力]]は、各[[戦闘]]の開始時に[[誘発]]する。[[あなた]]の[[ターン]]の戦闘のみではない。また、あなたが、記載されたいずれかの能力を持つクリーチャーを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]していてもいなくても必ず誘発する。 | ||
**2つ目の能力は[[if節ルール]]になっていたが、機能を明確にするために発売と同時に現在の[[オラクル]]に変更された。現在はif節ではない。 | **2つ目の能力は[[if節ルール]]になっていたが、機能を明確にするために発売と同時に現在の[[オラクル]]に変更された。現在はif節ではない。 | ||
*2つ目の能力でどのキーワード能力を得るかは、能力の[[解決]]時に参照される。 | *2つ目の能力でどのキーワード能力を得るかは、能力の[[解決]]時に参照される。 | ||
| + | *2つ目の能力は一見すると全ての[[常磐木]]キーワード能力を共有するように見えるが、[[果敢]]や[[防衛]]は共有されない。 | ||
| + | *他の「キーワード能力参照」カードは[[逃亡した多相の戦士/Escaped Shapeshifter]]のページを参照。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
| + | *[[参照クリーチャー]] | ||
*[[カード個別評価：破滅の刻]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価：破滅の刻]] - [[神話レア]] | ||
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2020年8月22日 (土) 19:00時点における最新版
クリーチャー — キマイラ(Chimera)
威厳ある万卒隊長のパワーとタフネスは、それぞれあなたがコントロールするクリーチャーの総数の２倍に等しい。
各戦闘の開始時に、あなたが飛行を持つクリーチャーをコントロールしているなら、ターン終了時まで威厳ある万卒隊長は飛行を得る。先制攻撃、二段攻撃、接死、速攻、呪禁、破壊不能、絆魂、威迫、到達、トランプル、警戒についても同様である。
自軍のクリーチャー総数の2倍のサイズになる特性定義能力と、戦闘開始時に自軍のキーワード能力を自身に与える能力を持ったキマイラ。
過去にも自軍クリーチャーの数でサイズが決定される参照クリーチャーは存在したが、こちらはより少ないクリーチャーでサイズが膨れ上がる。マナ・コストを鑑みれば自身と他に2体のクリーチャーがいれば6/6となり、優秀なマナレシオになる。誘発型能力の方も、自軍で最大サイズになり得るこれに有用な能力を集中させることが出来るため、戦闘における脅威度を高めている。可能ならば速攻や回避能力は得ておきたいところ。
従来の参照クリーチャーはトークン戦略と相性が良く、これもまた凶悪なサイズのフィニッシャーになり得るが、大量に並べられるトークンは得てしてバニラであることも多いため、2つ目の能力を十全に活用するためにはキーワード能力を持ったクリーチャーも採用したい。同ブロックでは不屈の神ロナス/Rhonas the Indomitableや造反の代弁者、サムト/Samut, Voice of Dissent、ラムナプのハイドラ/Ramunap Hydraあたりを採用できればありがたい。また色こそ合わないが発明の天使/Angel of Inventionは頭数と有用な能力の確保を同時に行ってくれるため相性抜群。
弱点はやはり参照クリーチャーならではの不安定さ。後述する2つ目の能力の性質上、能力が誘発したタイミングでキーワード能力を持ったクリーチャーを除去されてしまうと、能力を得られないばかりか二回りも縮んでしまう。またトークン戦略に組み込む場合、どれだけサイズを膨れ上がらせても全体火力一発で全滅してしまい得る。単体では活躍しづらい点も含めて今のところ構築での目立った実績はないが、膠着しやすいリミテッドにおいては特大サイズかつ多くの能力を持ったフィニッシャーとしての活躍が見込めるため、初手級のボムとなる。
- 2つ目の能力は、各戦闘の開始時に誘発する。あなたのターンの戦闘のみではない。また、あなたが、記載されたいずれかの能力を持つクリーチャーをコントロールしていてもいなくても必ず誘発する。
- 2つ目の能力でどのキーワード能力を得るかは、能力の解決時に参照される。
- 2つ目の能力は一見すると全ての常磐木キーワード能力を共有するように見えるが、果敢や防衛は共有されない。
- 他の「キーワード能力参照」カードは逃亡した多相の戦士/Escaped Shapeshifterのページを参照。
