死者の鏡/Lich's Mirror
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ただし、復活の際に通常は[[対戦相手]]にはなんら影響がないため、相手が[[ビートダウン]]などの場合、これで[[ライフ]]を20点まで[[回復]]したとしても、依然として展開しきっている相手の[[クリーチャー]]に再び倒されてしまう可能性が高い。また、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]相手で敗北するということは、相手の[[フィニッシャー]]を止められなかったということなので、[[土地]]をまた一枚目からセットして対抗手段を講じられるようになる前に、やはり再びそのフィニッシャーに倒されてしまう。 | ただし、復活の際に通常は[[対戦相手]]にはなんら影響がないため、相手が[[ビートダウン]]などの場合、これで[[ライフ]]を20点まで[[回復]]したとしても、依然として展開しきっている相手の[[クリーチャー]]に再び倒されてしまう可能性が高い。また、[[コントロール (デッキ)|コントロールデッキ]]相手で敗北するということは、相手の[[フィニッシャー]]を止められなかったということなので、[[土地]]をまた一枚目からセットして対抗手段を講じられるようになる前に、やはり再びそのフィニッシャーに倒されてしまう。 | ||
− | 相手が通常の勝ち手段に頼らない[[デッキ]]、例えば[[ライブラリーアウト]]デッキなら、[[ライブラリー]]がまた復活するので意味はあるかもしれない。 | + | 相手が通常の勝ち手段に頼らない[[デッキ]]、例えば[[ライブラリーアウト]]デッキなら、[[ライブラリー]]がまた復活するので意味はあるかもしれない。[[エターナル]]では[[ストーム]]などを利用するデッキも多いため、コントロールを維持することが出来れば良い牽制にはなるかもしれない。 |
*[[待機]]と組めばいい働きをしたかもしれない。入れ替わりで[[スタンダード]]を退場するのが残念。 | *[[待機]]と組めばいい働きをしたかもしれない。入れ替わりで[[スタンダード]]を退場するのが残念。 | ||
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**対戦相手がオーナーである[[不死のコイル/Immortal Coil]]をコントロールしている状態で[[墓地]]の[[カード]]がなくなると、敗北は置換されて死者の鏡はライブラリーに戻されるが、不死のコイルはコントロールしたままである。すると、[[誘発条件]]は満たしたままなので敗北が置換された後に再び[[能力]]が[[誘発]]し、敗北する。 | **対戦相手がオーナーである[[不死のコイル/Immortal Coil]]をコントロールしている状態で[[墓地]]の[[カード]]がなくなると、敗北は置換されて死者の鏡はライブラリーに戻されるが、不死のコイルはコントロールしたままである。すると、[[誘発条件]]は満たしたままなので敗北が置換された後に再び[[能力]]が[[誘発]]し、敗北する。 | ||
**上記の状況で死者の鏡のオーナーも対戦相手である場合、場に残ったままになるため、敗北が繰り返し置換され続け、選択肢のない[[無限ループ]]が発生してしまうため[[引き分け]]になる。 | **上記の状況で死者の鏡のオーナーも対戦相手である場合、場に残ったままになるため、敗北が繰り返し置換され続け、選択肢のない[[無限ループ]]が発生してしまうため[[引き分け]]になる。 | ||
+ | *ライフの支払いを[[コスト]]とする[[起動型能力]]とは相性が良い。ライフがなくなるまで能力を[[スタック]]に積み続けて敗北することで、置換後に恩恵を受けることができる。 | ||
+ | **それが[[フェッチランド]]であればリセット後に土地が並び、[[通りの悪霊/Street Wraith]]の[[サイクリング]]ならばカードを引ける。[[ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain]]になると残りライフがそのままリセット後の手札枚数に加算される。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[神話レア]] | *[[カード個別評価:アラーラの断片]] - [[神話レア]] |
2008年10月6日 (月) 00:55時点における版
Lich's Mirror / 死者の鏡 (5)
アーティファクト
アーティファクト
あなたがこのゲームに敗北する場合、代わりにあなたの手札とあなたの墓地とあなたがオーナーであるすべてのパーマネントをあなたのライブラリーに加えて切り直し、その後カードを7枚引き、あなたのライフの総量を20点にする。
アラーラの断片で新たに登場したレアリティ、神話レアのうちの1枚。Lichの名を冠するカードらしく、ゲームに敗北すると再びプレイヤーを甦らせてくれる。
ただし、復活の際に通常は対戦相手にはなんら影響がないため、相手がビートダウンなどの場合、これでライフを20点まで回復したとしても、依然として展開しきっている相手のクリーチャーに再び倒されてしまう可能性が高い。また、コントロールデッキ相手で敗北するということは、相手のフィニッシャーを止められなかったということなので、土地をまた一枚目からセットして対抗手段を講じられるようになる前に、やはり再びそのフィニッシャーに倒されてしまう。
相手が通常の勝ち手段に頼らないデッキ、例えばライブラリーアウトデッキなら、ライブラリーがまた復活するので意味はあるかもしれない。エターナルではストームなどを利用するデッキも多いため、コントロールを維持することが出来れば良い牽制にはなるかもしれない。
- 待機と組めばいい働きをしたかもしれない。入れ替わりでスタンダードを退場するのが残念。
- 「あなたがゲームに敗北する」ことを置換するので、相手が機知の戦い/Battle of Witsなどで勝利条件を満たした場合には何もしてくれない。
- 自分がオーナーであるすべてのパーマネントをライブラリーに戻すので、相手がコントロールしている自分がオーナーのパーマネントもライブラリーに戻す。逆に、自分がコントロールしている対戦相手がオーナであるパーマネントはコントロールしたままである。
- ライフの支払いをコストとする起動型能力とは相性が良い。ライフがなくなるまで能力をスタックに積み続けて敗北することで、置換後に恩恵を受けることができる。
- それがフェッチランドであればリセット後に土地が並び、通りの悪霊/Street Wraithのサイクリングならばカードを引ける。ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainになると残りライフがそのままリセット後の手札枚数に加算される。