デヴィルに選ばれし者、ファリダ/Farideh, Devil's Chosen
提供:MTG Wiki
細 |
|||
(4人の利用者による、間の4版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Farideh, Devil's Chosen}} | {{#card:Farideh, Devil's Chosen}} | ||
− | + | [[サイコロ]]を振るたびに[[飛行]]と[[威迫]]を得る[[伝説の]][[ティーフリング]]・[[邪術師]]。出目が10以上なら[[カード]]も[[引く]]。 | |
[[フォーゴトン・レルム探訪]]の[[リミテッド]][[環境]]で[[青赤]]に与えられたテーマ、サイコロを後押しする[[伝説のクリーチャー]]。2つの[[回避能力]]で[[ブロッカー]]をすり抜けて[[殴る|殴れる]]上に、サイコロを振る効果におよそ半分の確率でドローのオマケが付いてくる。[[溜め込むオーガ/Hoarding Ogre]]や[[混沌の媒介者/Chaos Channeler]]など[[攻撃]]するたびにサイコロを振れる[[クリーチャー]]と最も相性が良いが、[[ジンの風予見者/Djinni Windseer]]や[[群がるゴブリン/Swarming Goblins]]などの[[ETB]][[能力]]ついでに殴るだけでも充分。 | [[フォーゴトン・レルム探訪]]の[[リミテッド]][[環境]]で[[青赤]]に与えられたテーマ、サイコロを後押しする[[伝説のクリーチャー]]。2つの[[回避能力]]で[[ブロッカー]]をすり抜けて[[殴る|殴れる]]上に、サイコロを振る効果におよそ半分の確率でドローのオマケが付いてくる。[[溜め込むオーガ/Hoarding Ogre]]や[[混沌の媒介者/Chaos Channeler]]など[[攻撃]]するたびにサイコロを振れる[[クリーチャー]]と最も相性が良いが、[[ジンの風予見者/Djinni Windseer]]や[[群がるゴブリン/Swarming Goblins]]などの[[ETB]][[能力]]ついでに殴るだけでも充分。 | ||
*[[デック・オヴ・メニー・シングズ/The Deck of Many Things]]のようにサイコロの自然な出目に修整を加える効果の場合、その修整を加えた後の出目が10以上ならカードを引くことができる。 | *[[デック・オヴ・メニー・シングズ/The Deck of Many Things]]のようにサイコロの自然な出目に修整を加える効果の場合、その修整を加えた後の出目が10以上ならカードを引くことができる。 | ||
+ | *'''ダーク・ワンズ・オウン・ラック'''/''Dark One's Own Luck''とは[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]第5版において、フィーンド([[デーモン/Demon#ダンジョンズ&ドラゴンズ|デーモン]]や[[デビル#ストーリー|デヴィル]]の総称)と契約した[[邪術師|ウォーロック]]が得る能力の一つで、サイコロの目に干渉することができる。日本語版のルールブックでは「暗黒の恩寵」と訳されている。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
11行: | 12行: | ||
==ストーリー== | ==ストーリー== | ||
− | '''ファリダ'''/''Farideh''は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のキャラクター({{Gatherer| | + | '''ファリダ'''/''Farideh''は[[ダンジョンズ&ドラゴンズ]]のキャラクター({{Gatherer|id=528812|イラスト1}}、{{Gatherer|id=531228|イラスト2}})。[[ティーフリング]]の[[邪術師|ウォーロック]]。 |
− | ファリダは大切な人々を(そして旅で訪れる様々な都市を)九層地獄や悪人たちから守るためにその力を振るう。メーヘンという[[ドラゴン]] | + | ファリダは大切な人々を(そして旅で訪れる様々な都市を)九層地獄や悪人たちから守るためにその力を振るう。メーヘンという[[ドラゴン#ドラゴンボーン/Dragonborn|ドラゴンボーン]]の男性に育てられた彼女には一卵性の双子であるハヴィラーがいる。そちらはグレイヴを武器とし、ファリダより少々気まぐれである。 |
− | ハヴィラーが偶然にも地獄の第六階層マーレボルジェから[[ウォーロックの収集家、ローカン/Lorcan, Warlock Collector|ローカン/Lorcan]]という名のカンビオン([[デビル|デヴィル]]と定命の存在との間に生まれた子供)を召喚したことで、ファリダは力を得ることになった。ローカンはかつて[[アーチフィーンド、アスモデウス/Asmodeus the Archfiend|アスモデウス/Asmodeus]]と契約した十三人のティーフリングの一人、硫黄の天使ブライセス・カキストスの子孫を探していたのだ。ファリダこそがその子孫であり、彼女は同時に自らの人生をよりよく制御し、妹を守る方法を心から欲していた。ローカンは非常に魅力的で巧みであったため、彼女はたやすくローカンの誘いに乗った。 | + | ハヴィラーが偶然にも地獄の第六階層マーレボルジェから[[ウォーロックの収集家、ローカン/Lorcan, Warlock Collector|ローカン/Lorcan]]という名のカンビオン([[デビル#ストーリー|デヴィル]]と定命の存在との間に生まれた子供)を召喚したことで、ファリダは力を得ることになった。ローカンはかつて[[アーチフィーンド、アスモデウス/Asmodeus the Archfiend|アスモデウス/Asmodeus]]と契約した十三人のティーフリングの一人、硫黄の天使ブライセス・カキストスの子孫を探していたのだ。ファリダこそがその子孫であり、彼女は同時に自らの人生をよりよく制御し、妹を守る方法を心から欲していた。ローカンは非常に魅力的で巧みであったため、彼女はたやすくローカンの誘いに乗った。 |
==参考== | ==参考== |
2023年1月5日 (木) 18:32時点における最新版
伝説のクリーチャー — ティーフリング(Tiefling) 邪術師(Warlock)
ダーク・ワンズ・オウン・ラック ― あなたが1個以上のサイコロを振るたび、ターン終了時まで、デヴィルに選ばれし者、ファリダは飛行と威迫を得る。それらのうち1つ以上の出目が10以上であったなら、カード1枚を引く。
3/3サイコロを振るたびに飛行と威迫を得る伝説のティーフリング・邪術師。出目が10以上ならカードも引く。
フォーゴトン・レルム探訪のリミテッド環境で青赤に与えられたテーマ、サイコロを後押しする伝説のクリーチャー。2つの回避能力でブロッカーをすり抜けて殴れる上に、サイコロを振る効果におよそ半分の確率でドローのオマケが付いてくる。溜め込むオーガ/Hoarding Ogreや混沌の媒介者/Chaos Channelerなど攻撃するたびにサイコロを振れるクリーチャーと最も相性が良いが、ジンの風予見者/Djinni Windseerや群がるゴブリン/Swarming GoblinsなどのETB能力ついでに殴るだけでも充分。
- デック・オヴ・メニー・シングズ/The Deck of Many Thingsのようにサイコロの自然な出目に修整を加える効果の場合、その修整を加えた後の出目が10以上ならカードを引くことができる。
- ダーク・ワンズ・オウン・ラック/Dark One's Own Luckとはダンジョンズ&ドラゴンズ第5版において、フィーンド(デーモンやデヴィルの総称)と契約したウォーロックが得る能力の一つで、サイコロの目に干渉することができる。日本語版のルールブックでは「暗黒の恩寵」と訳されている。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
フォーゴトン・レルム探訪の、アンコモンの2色の伝説のクリーチャーサイクル。それぞれリミテッドの2色のアーキタイプに対応している。
- 遺跡探し、ハーマ・パシャール/Hama Pashar, Ruin Seeker(白青、ダンジョン)
- ウンドゥル族のバローウィン/Barrowin of Clan Undurr(白黒、ダンジョン)
- バルダーズ・ゲートのクライドル/Krydle of Baldur's Gate(青黒、サボタージュ能力)
- デヴィルに選ばれし者、ファリダ/Farideh, Devil's Chosen(青赤、ダイス)
- 隠棲した絵描き、カレイン/Kalain, Reclusive Painter(黒赤、宝物)
- 死の囁き、シェスラ/Shessra, Death's Whisper(黒緑、クリーチャーの死亡)
- 悪魔牙のノール、ターグ・ナール/Targ Nar, Demon-Fang Gnoll(赤緑、集団戦術)
- ブルーノー・バトルハンマー/Bruenor Battlehammer(赤白、装備品)
- 月の踊り手、トレラッサーラ/Trelasarra, Moon Dancer(緑白、ライフ回復)
- グレッチェン・ティッチウィロー/Gretchen Titchwillow(緑青、ランプ)
[編集] ストーリー
ファリダ/Faridehはダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター(イラスト1、イラスト2)。ティーフリングのウォーロック。
ファリダは大切な人々を(そして旅で訪れる様々な都市を)九層地獄や悪人たちから守るためにその力を振るう。メーヘンというドラゴンボーンの男性に育てられた彼女には一卵性の双子であるハヴィラーがいる。そちらはグレイヴを武器とし、ファリダより少々気まぐれである。
ハヴィラーが偶然にも地獄の第六階層マーレボルジェからローカン/Lorcanという名のカンビオン(デヴィルと定命の存在との間に生まれた子供)を召喚したことで、ファリダは力を得ることになった。ローカンはかつてアスモデウス/Asmodeusと契約した十三人のティーフリングの一人、硫黄の天使ブライセス・カキストスの子孫を探していたのだ。ファリダこそがその子孫であり、彼女は同時に自らの人生をよりよく制御し、妹を守る方法を心から欲していた。ローカンは非常に魅力的で巧みであったため、彼女はたやすくローカンの誘いに乗った。
[編集] 参考
- The Legends of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち(Daily MTG 2021年7月16日 James Wyatt著)
- カード個別評価:フォーゴトン・レルム探訪 - アンコモン