アラクナスの蜘蛛の巣/Arachnus Web
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(未評価新規作成) |
|||
(6人の利用者による、間の10版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Arachnus Web}} | {{#card:Arachnus Web}} | ||
− | + | [[拘引/Arrest]]の亜種である[[緑]]の[[擬似除去]][[オーラ]]。本来このような[[カード]]は[[白]]の[[色の役割|役割]]だが、「[[蜘蛛]]の糸による拘束」のフレイバーを与えることで緑となっている。[[終了ステップ]]の開始時に[[エンチャント (キーワード能力)|エンチャント]]先の[[パワー]]が4以上だと、糸を引きちぎられてしまう。 | |
+ | 緑には貴重な[[クリーチャー]]対策だが、そのデメリットにより[[大型クリーチャー]]には使いにくい。[[ウィニー]]や[[壁 (俗語)|壁]]、[[システムクリーチャー]]が主な標的だろう。[[剛力化/Titanic Growth]]などの[[強化]]手段があれば突破されてしまうが、[[氷の牢獄/Ice Cage]]とは違い即座では無いので注意。 | ||
+ | |||
+ | [[アラクナスの紡ぎ手/Arachnus Spinner]]の[[能力]]により、[[インスタント・タイミング]]で[[ライブラリー]]や[[墓地]]から直接[[戦場に出す]]こともでき、[[対戦相手]]の[[ターン]]中に[[起動]]すれば大型クリーチャーでも拘束できる。 | ||
+ | |||
+ | *同様の条件で[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られてしまうオーラ・カードに[[家畜化/Domestication]]がある。そちらは、[[青]]らしく[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]奪取である。 | ||
+ | *[[Mark Rosewater]]いわく、緑がこのような[[平和な心/Pacifism]]系オーラを手にするのは、[[色の役割]]を許容できない範囲で逸脱している(いわゆる[[折れ]])とのこと<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/125307034468/where-is-arachnus-web-on-color-pie-validity-does Where is arachnus web on color pie validity? Does...]([[Blogatog]] [[2015年]]7月28日)</ref>。 | ||
+ | |||
+ | ==関連カード== | ||
+ | *[[アラクナスの紡ぎ手/Arachnus Spinner]] | ||
+ | ==脚注== | ||
+ | <references /> | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:基本セット2012]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:基本セット2012]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[コモン]] | ||
+ | *[[カード個別評価:モダンマスターズ2017]] - [[コモン]] |
2022年6月29日 (水) 19:51時点における最新版
Arachnus Web / アラクナスの蜘蛛の巣 (2)(緑)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは攻撃したりブロックしたりできず、それの起動型能力を起動できない。
終了ステップの開始時に、エンチャントされているクリーチャーのパワーが4以上である場合、アラクナスの蜘蛛の巣を破壊する。
拘引/Arrestの亜種である緑の擬似除去オーラ。本来このようなカードは白の役割だが、「蜘蛛の糸による拘束」のフレイバーを与えることで緑となっている。終了ステップの開始時にエンチャント先のパワーが4以上だと、糸を引きちぎられてしまう。
緑には貴重なクリーチャー対策だが、そのデメリットにより大型クリーチャーには使いにくい。ウィニーや壁、システムクリーチャーが主な標的だろう。剛力化/Titanic Growthなどの強化手段があれば突破されてしまうが、氷の牢獄/Ice Cageとは違い即座では無いので注意。
アラクナスの紡ぎ手/Arachnus Spinnerの能力により、インスタント・タイミングでライブラリーや墓地から直接戦場に出すこともでき、対戦相手のターン中に起動すれば大型クリーチャーでも拘束できる。
- 同様の条件で生け贄に捧げられてしまうオーラ・カードに家畜化/Domesticationがある。そちらは、青らしくコントロール奪取である。
- Mark Rosewaterいわく、緑がこのような平和な心/Pacifism系オーラを手にするのは、色の役割を許容できない範囲で逸脱している(いわゆる折れ)とのこと[1]。