雨ざらしの旅人/Weathered Wayfarer
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[[後攻]]ならば実質2[[ターン]]目から[[起動]]できるものの、制約が大きい。自身の[[サイズ]]が小さいため[[除去]]されやすく、機能し始める前に対処されてしまいがち。しかし[[基本でない土地]]もサーチできるという強みがあるため、[[スタンダード]]では[[白コントロール]]で[[ウルザランド]]を集めるのに使用された(→[[殉教者トロン]])。 | [[後攻]]ならば実質2[[ターン]]目から[[起動]]できるものの、制約が大きい。自身の[[サイズ]]が小さいため[[除去]]されやすく、機能し始める前に対処されてしまいがち。しかし[[基本でない土地]]もサーチできるという強みがあるため、[[スタンダード]]では[[白コントロール]]で[[ウルザランド]]を集めるのに使用された(→[[殉教者トロン]])。 | ||
− | [[レガシー]] | + | [[レガシー]]や[[モダン]]では[[フェッチランド]]や[[地平線の梢/Horizon Canopy]]を[[起動]]することで、あまり[[テンポ]]を失わずにサーチ能力を使うことができる。さらにそこから地平線の梢を持ってきて[[呪文]]を補充したり[[不毛の大地/Wasteland]]で[[対戦相手]]の基本でない土地を縛ったりできるため、低速な[[緑白]]系の[[ウィニー]]で採用されていた。[[2022年]]時点では環境の高速化により、[[ハンマータイム]]など一部のデッキで採用されるに留まっている。 |
− | [[ | + | [[多人数戦]]では複数の対戦相手が存在するぶん起動できる可能性が上がるため、より使い勝手が増す。中でも[[統率者戦]]は2022年現在におけるこのカードの主戦場である。 |
*[[フィフス・ドーン]]で[[旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble]]が登場したため、活躍の場を奪われてしまった。[[白ウィニー]]などでは[[マナ加速]]というより[[デッキ圧縮]]に使用されていたため、ガラクタ登場後も使われていたが。 | *[[フィフス・ドーン]]で[[旅人のガラクタ/Wayfarer's Bauble]]が登場したため、活躍の場を奪われてしまった。[[白ウィニー]]などでは[[マナ加速]]というより[[デッキ圧縮]]に使用されていたため、ガラクタ登場後も使われていたが。 | ||
*[[クレリック (デッキ)|クレリックデッキ]]では4枚投入されることが多く、サーチの仕事をこなす他、[[闇の嘆願者/Dark Supplicant]]や[[陰謀団の執政官/Cabal Archon]]の餌になる。 | *[[クレリック (デッキ)|クレリックデッキ]]では4枚投入されることが多く、サーチの仕事をこなす他、[[闇の嘆願者/Dark Supplicant]]や[[陰謀団の執政官/Cabal Archon]]の餌になる。 | ||
− | * | + | *せっかく[[クレリック]]なので、[[星明りの聖域/Starlit Sanctum]]を持ってきたい。 |
− | + | *[[ダブルマスターズ2022]]の[[発売記念パーティ]]、および[[WPN]]プレミアムストアのプレビューイベントの参加賞[[プロモーション・カード]]として、新規[[イラスト]]の[[プレミアム・カード]]が配布される<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/your-sneak-peek-double-masters-2022-dominaria-united-and-beyond-2022-05-12 Your Sneak Peek at Double Masters 2022, Dominaria United, and Beyond]/[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0036003/ 『ダブルマスターズ2022』および『団結のドミナリア』の最新情報とその他の発表](News [[2022年]]5月12日 [[Wizards of the Coast]]著)</ref>。 | |
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*[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:オンスロート]] - [[レア]] | ||
*[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:第9版]] - [[レア]] | ||
+ | *[[カード個別評価:ダブルマスターズ2022]] - [[レア]] |
2022年6月29日 (水) 01:40時点における最新版
Weathered Wayfarer / 雨ざらしの旅人 (白)
クリーチャー — 人間(Human) ノーマッド(Nomad) クレリック(Cleric)
クリーチャー — 人間(Human) ノーマッド(Nomad) クレリック(Cleric)
(白),(T):あなたのライブラリーから土地カード1枚を探し、それを公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。対戦相手1人があなたよりも多くの土地をコントロールしているときにのみ起動できる。
1/1税収/Titheのような、土地をサーチする起動型能力を持ったクリーチャー。
後攻ならば実質2ターン目から起動できるものの、制約が大きい。自身のサイズが小さいため除去されやすく、機能し始める前に対処されてしまいがち。しかし基本でない土地もサーチできるという強みがあるため、スタンダードでは白コントロールでウルザランドを集めるのに使用された(→殉教者トロン)。
レガシーやモダンではフェッチランドや地平線の梢/Horizon Canopyを起動することで、あまりテンポを失わずにサーチ能力を使うことができる。さらにそこから地平線の梢を持ってきて呪文を補充したり不毛の大地/Wastelandで対戦相手の基本でない土地を縛ったりできるため、低速な緑白系のウィニーで採用されていた。2022年時点では環境の高速化により、ハンマータイムなど一部のデッキで採用されるに留まっている。
多人数戦では複数の対戦相手が存在するぶん起動できる可能性が上がるため、より使い勝手が増す。中でも統率者戦は2022年現在におけるこのカードの主戦場である。
- フィフス・ドーンで旅人のガラクタ/Wayfarer's Baubleが登場したため、活躍の場を奪われてしまった。白ウィニーなどではマナ加速というよりデッキ圧縮に使用されていたため、ガラクタ登場後も使われていたが。
- クレリックデッキでは4枚投入されることが多く、サーチの仕事をこなす他、闇の嘆願者/Dark Supplicantや陰謀団の執政官/Cabal Archonの餌になる。
- せっかくクレリックなので、星明りの聖域/Starlit Sanctumを持ってきたい。
- ダブルマスターズ2022の発売記念パーティ、およびWPNプレミアムストアのプレビューイベントの参加賞プロモーション・カードとして、新規イラストのプレミアム・カードが配布される[1]。
[編集] 脚注
- ↑ Your Sneak Peek at Double Masters 2022, Dominaria United, and Beyond/『ダブルマスターズ2022』および『団結のドミナリア』の最新情報とその他の発表(News 2022年5月12日 Wizards of the Coast著)