オーナー

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[[オブジェクト]]のそれぞれについて、その所有者である[[プレイヤー]]を'''オーナー'''/''Owner''と呼ぶ。
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'''オーナー'''/''Owner''とは、[[オブジェクト]]の所有者である[[プレイヤー]]のこと。
  
[[コントローラー]]とは、別の概念である。<br>
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[[コントローラー]]とは別の概念である。[[ゲーム]]中、何らかの[[効果]]によって[[コントローラー]]は変更されうるが、オーナーが変更されることはない([[アンティ]]は例外)。
[[ゲーム]]中、なにかの[[効果]]によって[[コントローラー]]は変更されうるが、オーナーが変更されることはない([[アンティ]]は例外)。
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{{#card:Unsummon}}
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==定義==
 
;[[カード]]のオーナー
 
;[[カード]]のオーナー
 
:ゲーム開始時にそのカードを[[デッキ]]に入れていたプレイヤーのことである。
 
:ゲーム開始時にそのカードを[[デッキ]]に入れていたプレイヤーのことである。
:ただし、[[ゲームの外部]]からゲーム内に移動したカードについては、そのカードを移動させたプレイヤーをオーナーとする。
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:ゲーム開始時点で[[統率]][[領域]]にあるカードについては、そのカードを統率領域に置いたプレイヤーをオーナーとする。
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:[[ゲームの外部]]からゲーム内に移動したカードについては、そのカードを加えたプレイヤーをオーナーとする。
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:ゲームの外部にあるカードについては、それがマジックのゲームに含まれるのならば上記の規定に従う。それが[[サイドボード]]にあるのならばそのカードをサイドボードに入れてゲームを始めたプレイヤーがオーナーである。それ以外の場合はそのカードの法律上の所有者がオーナーである。
 
;[[トークン]]のオーナー
 
;[[トークン]]のオーナー
:そのトークンを[[]]に生み出した[[呪文]][[能力]]のコントローラーのことである。
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:そのトークンを[[生成]]したプレイヤーである。
:コントローラーが存在しない効果により場に出たトークンのオーナーは、それが場に出る時のコントローラーと同じ(そのトークンを場に出したプレイヤー)である。
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:*かつてはトークンを[[戦場]]に生み出した呪文や能力のコントローラーがトークンのオーナーを兼ねていたが、[[基本セット2010]]でのルール変更により「そのトークンを[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]下で[[戦場に出る|戦場に出した]]プレイヤー」に変更された。
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:*その後、[[基本セット2019]]でのルール変更により、現在の定義に変更された。
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;カードの[[コピー]]のオーナー
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:効果の中には、プレイヤーにカードのコピーを生成させ、それを[[唱える]]ことを許可するものがある。その場合、そのコピーのオーナーはそれを生成して唱える許可を受けたプレイヤーである({{CR|112.2a}})。
  
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==その他==
*ある[[オブジェクト]]のオーナーである権利を「所有権(ownership)」と言う。「オーナー」と「所有権」の関係は「コントローラー」と「[[コントロール]]」の関係と同じ、と考えれば分かりやすいかもしれない。
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*ある[[オブジェクト]]のオーナーである権利を「所有権(ownership)」と言う。「オーナー」と「所有権」の関係は「コントローラー」と「コントロール」の関係と同じ、と考えれば分かりやすいかもしれない。
*「カードの実際の持ち主は誰か」という法的な所有権はゲームには関係ない。法的な所有権を問題にする[[アンティ]]カードは存在したが、もれなく全て[[禁止カード]]になっている。
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*「カードの実際の持ち主は誰か」という法律上の所有権は、[[アンティ]]を除いてゲーム・ルール上では考慮しない。
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**[[アンティ]]に関連するカードは、現在のトーナメントルールでは全て[[禁止カード]]になっている。
 
*あるオブジェクトが[[墓地]]、[[手札]]、[[ライブラリー]]に移動する場合、それはそのオーナーの[[領域]]へ移動する。
 
*あるオブジェクトが[[墓地]]、[[手札]]、[[ライブラリー]]に移動する場合、それはそのオーナーの[[領域]]へ移動する。
  
 
==参考==
 
==参考==
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*[[コントローラー]]
 
*[[ルーリング]]
 
*[[ルーリング]]
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__NOTOC__

2022年6月9日 (木) 19:55時点における最新版

オーナー/Ownerとは、オブジェクトの所有者であるプレイヤーのこと。

コントローラーとは別の概念である。ゲーム中、何らかの効果によってコントローラーは変更されうるが、オーナーが変更されることはない(アンティは例外)。


Unsummon / 送還 (青)
インスタント

クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。


[編集] 定義

カードのオーナー
ゲーム開始時にそのカードをデッキに入れていたプレイヤーのことである。
ゲーム開始時点で統率領域にあるカードについては、そのカードを統率領域に置いたプレイヤーをオーナーとする。
ゲームの外部からゲーム内に移動したカードについては、そのカードを加えたプレイヤーをオーナーとする。
ゲームの外部にあるカードについては、それがマジックのゲームに含まれるのならば上記の規定に従う。それがサイドボードにあるのならばそのカードをサイドボードに入れてゲームを始めたプレイヤーがオーナーである。それ以外の場合はそのカードの法律上の所有者がオーナーである。
トークンのオーナー
そのトークンを生成したプレイヤーである。
  • かつてはトークンを戦場に生み出した呪文や能力のコントローラーがトークンのオーナーを兼ねていたが、基本セット2010でのルール変更により「そのトークンをコントロール下で戦場に出したプレイヤー」に変更された。
  • その後、基本セット2019でのルール変更により、現在の定義に変更された。
カードのコピーのオーナー
効果の中には、プレイヤーにカードのコピーを生成させ、それを唱えることを許可するものがある。その場合、そのコピーのオーナーはそれを生成して唱える許可を受けたプレイヤーである(CR:112.2a)。

[編集] その他

  • あるオブジェクトのオーナーである権利を「所有権(ownership)」と言う。「オーナー」と「所有権」の関係は「コントローラー」と「コントロール」の関係と同じ、と考えれば分かりやすいかもしれない。
  • 「カードの実際の持ち主は誰か」という法律上の所有権は、アンティを除いてゲーム・ルール上では考慮しない。
  • あるオブジェクトが墓地手札ライブラリーに移動する場合、それはそのオーナーの領域へ移動する。

[編集] 参考

引用:総合ルール 20231117.0


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