改変ドア/Evolving Door
提供:MTG Wiki
22行: | 22行: | ||
==参考== | ==参考== | ||
+ | *[[サーチカード]] | ||
*[[カード個別評価:ニューカペナの街角]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:ニューカペナの街角]] - [[レア]] |
2022年5月8日 (日) 00:58時点における版
アーティファクト
(1),(T),クリーチャー1体を生け贄に捧げる:あなたのライブラリーから、その生け贄に捧げたクリーチャーの色の種類数に1を足した数に等しい種類数の色であるクリーチャー・カード1枚を探す。そのカードを追放し、その後ライブラリーを切り直す。あなたはその追放されているカード1枚を唱えてもよい。起動はソーサリーとしてのみ行う。
ライブラリーからクリーチャーを唱えることができる有色アーティファクト。
唱えることができるクリーチャーは、色の数が起動時のコストとして生け贄に捧げたクリーチャーよりもぴったり1つ多いもの限定。単色のクリーチャーは無色のクリーチャーを生け贄に捧げれば唱えることが可能だが、無色のクリーチャーを唱えることはできない。また、5色のクリーチャーを生け贄に捧げても何も唱えることはできない。少々条件が特殊ではあるが、比較的軽いサーチ手段ではあるため、クリーチャーを主体としたビートダウンなどに搭載できる性能は備えている。特に多色のクリーチャーをキーカードにしているのであれば割と自然に採用できる筈。
この手の単独では何もしない、かつ条件付きのサーチ手段はリミテッドでは今ひとつ輝きづらい。それでもニューカペナの街角にはコモンにも多色のクリーチャーが多数収録されており、また多色の伝説のクリーチャーにはボムレア級のパワーカードも存在しており、初手からピックするのは少々リスキーではあるが、多めに色を採用しているのであればデッキの安定に一役買ってくれる。あくまで唱えることができるだけで、踏み倒し手段を与えたり、色拘束を無視してくれる訳ではないため、その点においても宝物をテーマとした赤緑との相性が良い。
ルール
- ルールについては解決中に呪文を唱えるも参照。
- 追放したカードを唱えるためのコストは通常通り支払う必要がある。
- 参照されるのは色の種類数のみである。例えば、黒赤の2色のクリーチャーを生け贄に捧げ、緑白青の3色のクリーチャー・カードをサーチしてもよい。
- 5色のクリーチャーを生け贄に捧げた場合、6色のクリーチャー・カードはマジック:ザ・ギャザリングに存在しないので何もサーチすることはできない。
カード名とフレイバー・テキスト
英語版のカード名は直訳すると「進化させるドア」だが、これは「revolving door」を捩ったもの。原義は「回転ドア」で、転じて「人がコロコロ変わるさま」「天下り」の意味にもなる。日本語版のカード名もこのシャレを汲み、「回転ドア」ならぬ「改変ドア」としている。
また、フレイバー・テキストは「out with the old, in with the new(古いものを捨て、新しいものを得よ)」を捩ったもの。
In with the old, out with the new.
古いものを入れ、新しいものを出す。