デルレイッチ/Delraich
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(1人の利用者による、間の1版が非表示) | |||
1行: | 1行: | ||
{{#card:Delraich}} | {{#card:Delraich}} | ||
− | 7[[マナ]]の6/6[[トランプル]]と[[根切りワーム/Rootbreaker Wurm]] | + | 7[[マナ]]の6/6[[トランプル]]と[[根切りワーム/Rootbreaker Wurm]]相当の、(当時では)デメリットなしの[[黒]]の[[クリーチャー]]にしてはかなりの性能を持つ。しかも[[ピッチスペル]]なのではるかに早い[[ターン]]で[[戦場に出す]]ことができる。 |
− | 次々と仲間を呼び出せる[[傭兵]] | + | 次々と仲間を呼び出せる[[傭兵]]と相性がよい他、当時の[[スタンダード]]には1枚で[[代替コスト]]のクリーチャー3体を用意できる[[センギアの従臣/Sengir Autocrat]]という絶好の相方も存在。[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]などの[[マナ加速]]を使えば2ターン目、場合によっては1ターン目にも[[唱える|唱えられる]]という凶悪さを誇った。これらの[[コンボ]]は総じて「'''強襲デルレイッチ'''」と呼ばれた。[[The Finals99]]では当時高校生だった[[森勝洋]]がこのコンボを[[黒コントロール#ウルザ・ブロック期|黒コントロール]]に搭載、準々決勝で当時最強[[コンボデッキ]]と言われた[[射場本正巳]]の[[ピットサイクル]]を瞬殺し、強襲デルレイッチのポテンシャルの高さを大いに見せつけた。 |
*上記のセンギアの従臣との[[コンボ]]を組み込んだ[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]が[[スタンダード]]で存在した。このコンボを主軸としているわけではなく、あくまでサブギミックとして組み込まれている形が多い。[[ファイアーズ]]などの横行により、その活躍の場を奪われた。 | *上記のセンギアの従臣との[[コンボ]]を組み込んだ[[ビートダウン (デッキ)|ビートダウンデッキ]]が[[スタンダード]]で存在した。このコンボを主軸としているわけではなく、あくまでサブギミックとして組み込まれている形が多い。[[ファイアーズ]]などの横行により、その活躍の場を奪われた。 | ||
− | |||
*ほぼ同コスト、同サイズの[[バニラ]]以下である[[Mold Demon]]と比べ、大差の[[上位互換]]である。 | *ほぼ同コスト、同サイズの[[バニラ]]以下である[[Mold Demon]]と比べ、大差の[[上位互換]]である。 | ||
− | *[[ | + | |
+ | == 関連カード == | ||
+ | 以下のカードは、クリーチャー3体を[[生け贄に捧げる]]ことで[[マナ・コスト]]なしに大型クリーチャーを呼び出せるという点で類似している。 | ||
+ | |||
+ | *[[闇の嘆願者/Dark Supplicant]] - (黒)のクリーチャー。[[起動型能力]]で[[クレリック]]を3体生け贄に捧げると、[[墓地]]・[[手札]]・[[ライブラリー]]のいずれかから[[闇の末裔/Scion of Darkness]]を戦場に出せる。([[レギオン]]) | ||
+ | *[[死の門の悪魔/Demon of Death's Gate]] - (6)(黒)(黒)(黒)で「6点のライフを支払うとともに黒のクリーチャーを3体生け贄に捧げる」代替コストを持つクリーチャー。9/9でトランプル・[[飛行]]持ち。([[基本セット2011]]) | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:メルカディアン・マスクス]] - [[レア]] |
2018年10月16日 (火) 22:22時点における最新版
Delraich / デルレイッチ (6)(黒)
クリーチャー — ホラー(Horror)
クリーチャー — ホラー(Horror)
あなたは、この呪文のマナ・コストを支払うのではなく、黒のクリーチャーを3体生け贄に捧げることを選んでもよい。
トランプル
7マナの6/6トランプルと根切りワーム/Rootbreaker Wurm相当の、(当時では)デメリットなしの黒のクリーチャーにしてはかなりの性能を持つ。しかもピッチスペルなのではるかに早いターンで戦場に出すことができる。
次々と仲間を呼び出せる傭兵と相性がよい他、当時のスタンダードには1枚で代替コストのクリーチャー3体を用意できるセンギアの従臣/Sengir Autocratという絶好の相方も存在。暗黒の儀式/Dark Ritualなどのマナ加速を使えば2ターン目、場合によっては1ターン目にも唱えられるという凶悪さを誇った。これらのコンボは総じて「強襲デルレイッチ」と呼ばれた。The Finals99では当時高校生だった森勝洋がこのコンボを黒コントロールに搭載、準々決勝で当時最強コンボデッキと言われた射場本正巳のピットサイクルを瞬殺し、強襲デルレイッチのポテンシャルの高さを大いに見せつけた。
- 上記のセンギアの従臣とのコンボを組み込んだビートダウンデッキがスタンダードで存在した。このコンボを主軸としているわけではなく、あくまでサブギミックとして組み込まれている形が多い。ファイアーズなどの横行により、その活躍の場を奪われた。
- ほぼ同コスト、同サイズのバニラ以下であるMold Demonと比べ、大差の上位互換である。
[編集] 関連カード
以下のカードは、クリーチャー3体を生け贄に捧げることでマナ・コストなしに大型クリーチャーを呼び出せるという点で類似している。
- 闇の嘆願者/Dark Supplicant - (黒)のクリーチャー。起動型能力でクレリックを3体生け贄に捧げると、墓地・手札・ライブラリーのいずれかから闇の末裔/Scion of Darknessを戦場に出せる。(レギオン)
- 死の門の悪魔/Demon of Death's Gate - (6)(黒)(黒)(黒)で「6点のライフを支払うとともに黒のクリーチャーを3体生け贄に捧げる」代替コストを持つクリーチャー。9/9でトランプル・飛行持ち。(基本セット2011)