プロツアー
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**この変更により、「構築屋」や「リミテッダー」といった[[プロプレイヤー]]ごとの特徴は薄くなり、あまり呼称されなくなった。 | **この変更により、「構築屋」や「リミテッダー」といった[[プロプレイヤー]]ごとの特徴は薄くなり、あまり呼称されなくなった。 | ||
*2014-15シーズンからブロック構造変更に伴い、ブロック構築が採用されることはなくなった。その後[[プロツアー「ゲートウォッチの誓い」]]を最後にモダンの採用が終了され、現在のスタンダード+ドラフトの定形が出来上がった。 | *2014-15シーズンからブロック構造変更に伴い、ブロック構築が採用されることはなくなった。その後[[プロツアー「ゲートウォッチの誓い」]]を最後にモダンの採用が終了され、現在のスタンダード+ドラフトの定形が出来上がった。 | ||
+ | **例外として、マジック25週年を紀念して、2017-18シーズンで特別にチーム戦のプロツアーを1回開催された。 | ||
*[[プロツアー「カラデシュ」]]と[[プロツアー「霊気紛争」 ]]のみ、決勝トーナメントでは従来の[[シングル・エリミネーション]]方式から、パラマストーナメント方式(予選ラウンド1位、2位の者は準決勝からスタート、3位、4位の者は2回戦からスタート)と変更された。 | *[[プロツアー「カラデシュ」]]と[[プロツアー「霊気紛争」 ]]のみ、決勝トーナメントでは従来の[[シングル・エリミネーション]]方式から、パラマストーナメント方式(予選ラウンド1位、2位の者は準決勝からスタート、3位、4位の者は2回戦からスタート)と変更された。 | ||
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シーズン終了時、プロツアー・チームシリーズの上位チームは、世界選手権の併催イベント「プロツアー・チームシリーズ決勝」の参加権利が与えられる。 | シーズン終了時、プロツアー・チームシリーズの上位チームは、世界選手権の併催イベント「プロツアー・チームシリーズ決勝」の参加権利が与えられる。 | ||
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**前回プロツアー マッチポイント33点以上獲得者 | **前回プロツアー マッチポイント33点以上獲得者 | ||
**該当グランプリ 決勝ラウンド進出者、またはマッチポイント39点以上(個人戦)/36点以上(チーム戦)獲得者 | **該当グランプリ 決勝ラウンド進出者、またはマッチポイント39点以上(個人戦)/36点以上(チーム戦)獲得者 | ||
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*[[プロツアー予選]]/[[プロツアー地域予選]] | *[[プロツアー予選]]/[[プロツアー地域予選]] | ||
**該当プロツアー予選/[[Magic Online]]プロツアー予選 優勝 | **該当プロツアー予選/[[Magic Online]]プロツアー予選 優勝 | ||
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**ゴールドレベル以上の者と、[[マジック・プロツアー殿堂]]表彰者とは、そのシーズンの全てのプロツアーの参加権を得られる。 | **ゴールドレベル以上の者と、[[マジック・プロツアー殿堂]]表彰者とは、そのシーズンの全てのプロツアーの参加権を得られる。 | ||
**シルバーレベルの者とは、そのシーズンのまだ参加権利を得ていない好きなプロツアー1つの参加権のみを得られる。 | **シルバーレベルの者とは、そのシーズンのまだ参加権利を得ていない好きなプロツアー1つの参加権のみを得られる。 | ||
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+ | WPNプレミアムシリーズ優勝、プロプレイヤーズ・クラブ(シルバーレベル)とマジック・プロツアー殿堂表彰者を除く、招待された者は開催地までの往復航空券も授与される。 | ||
また、非常に稀なケースでは、主催者からの特別招待によってプロツアーへ参加できるプレイヤーも存在する。日本人では下記の2例が存在する。 | また、非常に稀なケースでは、主催者からの特別招待によってプロツアーへ参加できるプレイヤーも存在する。日本人では下記の2例が存在する。 | ||
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*[[糸谷哲郎]]([[プロツアー「タルキール龍紀伝」]])([http://mtg-jp.com/reading/special/0014556/ 参考]) | *[[糸谷哲郎]]([[プロツアー「タルキール龍紀伝」]])([http://mtg-jp.com/reading/special/0014556/ 参考]) | ||
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+ | *前年度[[世界選手権]]優勝者 | ||
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+ | *前回プロツアー(世界選手権) 上位50名 | ||
+ | *該当[[グランプリ]] 上位16名 | ||
+ | *[[プロプレイヤーズ・クラブ]] レベル4以上 (レベル3の者は参加権のみ1つを得られる) | ||
+ | *DCI総合[[レーティング]] 上位100名(プロツアー開催6週間前時点) | ||
+ | *[[プロツアー予選]]優勝者 | ||
+ | *前年度世界選手権団体戦ベスト4入賞者(シーズン最初のプロツアーのみ) | ||
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− | ★印の者は開催地までの往復航空券も授与される。 | + | |
*前回プロツアー 上位25名★([[プロツアー「マジック2015」]] まで) | *前回プロツアー 上位25名★([[プロツアー「マジック2015」]] まで) | ||
*前回プロツアー マッチポイント33点以上獲得者★([[プロツアー「タルキール覇王譚」]] から) | *前回プロツアー マッチポイント33点以上獲得者★([[プロツアー「タルキール覇王譚」]] から) | ||
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(※3)WMC後直近のプロツアーのみに適用。2014年のみベスト8。<br> | (※3)WMC後直近のプロツアーのみに適用。2014年のみベスト8。<br> | ||
(※4)参加者が128人以上のプロツアー地域予選のみ上位8名。<br> | (※4)参加者が128人以上のプロツアー地域予選のみ上位8名。<br> | ||
− | (※5.)MOCS | + | (※5.)MOCS season決勝、MOCSプレイヤー・オブ・ザ・イヤー決定戦、MOCSラストチャンス予選が該当Magic OnlineのMOCS・プロツアー予選において、一部のオンラインイベントトラブル解消目的として、2013年12月~2014年7月期間([[プロツアー「ニクスへの旅」]]~[[プロツアー「タルキール覇王譚」]]3大会の予選相当)に開催を一時休止。該当する期間のMOCS seasonの振替開催は、[[プロツアー「運命再編」]]の予選を兼ねる事が決定。([https://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/other/05282014/mayupdate 参考1])([https://magic.wizards.com/en/MTGO/articles/archive/premier-play-returns-magic-online-2014-07-30 参考2])--> |
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==賞金とプロポイント== | ==賞金とプロポイント== |
2017年7月16日 (日) 04:00時点における版
プロツアー/Pro Tourは、マジックのプレミアイベントの種別。
目次 |
概要
1年に数回行われるマジック界最高峰の大会。略して「PT」とも表記される。厳しい条件をクリアし参加権を得たプレイヤーのみが参加できる招待制の世界大会であり、RELは全日程で最高の「プロ(旧5)」である。試合の模様は全日程でLive配信され後日公式のtwitch・Youtubeページにもまとめられる。
各大会には250,000米ドル以上の賞金がかかっており、上位入賞者には賞金が与えられる。また、大会の順位に応じて多量のプロツアー・ポイントが付与されプロ待遇ランクに大きく影響する。
2016-17シーズン現在ではブースター・ドラフト3ラウンドとスタンダード5ラウンドを2日間行い(合計16ラウンド)、決勝トーナメントではスタンダードで行われる。
金曜・土曜の16回戦でベスト8(チーム戦の場合ベスト4)に入り日曜の決勝ラウンドに残れる栄誉を特に「プロツアーサンデー」と呼び、プレイヤーにとって勲章の一つである。2017年以降、「プロツアーサンデー2度進出」がマジック・プロツアー殿堂へノミネートの条件の1つである(なお投票の際にも、プロツアーサンデー回数が大きな選定要素となる、八十岡翔太が長年殿堂入りを阻まれていた理由が「成績の割にプロツアーサンデー数があまりにも少なすぎる」ことであった、詳細は本人頁参照)。
変遷
プロツアーは過去さまざまなフォーマットで争われてきた。以下にその変遷を記す。
- 黎明期のプロツアーは、年齢によって「成人部門」と「ジュニア部門」の2つに分かれていた。
- プロツアーヴァレンシア07~プロツアー「マジック2015」(ポートランド14)の7年間、世界選手権以外の構築部門のフォーマットは、開催時点の最新基本セット・エキスパンションがブロック最後のエキスパンションの場合はブロック構築、その以外はスタンダードまたはモダン/エクステンテッドとなっていた。(2大会連続で同じフォーマットとなることはない)
- プロツアー京都09より構築とリミテッドの混合フォーマットとなり、総合力が求められるようになった。
- この変更により、「構築屋」や「リミテッダー」といったプロプレイヤーごとの特徴は薄くなり、あまり呼称されなくなった。
- 2014-15シーズンからブロック構造変更に伴い、ブロック構築が採用されることはなくなった。その後プロツアー「ゲートウォッチの誓い」を最後にモダンの採用が終了され、現在のスタンダード+ドラフトの定形が出来上がった。
- 例外として、マジック25週年を紀念して、2017-18シーズンで特別にチーム戦のプロツアーを1回開催された。
- プロツアー「カラデシュ」とプロツアー「霊気紛争」 のみ、決勝トーナメントでは従来のシングル・エリミネーション方式から、パラマストーナメント方式(予選ラウンド1位、2位の者は準決勝からスタート、3位、4位の者は2回戦からスタート)と変更された。
2012年のイベント再編
2012年のイベント再編によりプロツアーにも大きな変更が加えられた。
- 新エキスパンションの注目度を上げるため、開催が発売日の2週間後となり、大会名称は開催地ではなくそのエキスパンション名を冠するようになった。
- 再編当時は基本セットのプロツアーが開催されなかったが、2014年より開催されるようになった。
- プロツアー「イクサラン」以降の開催日程が非固定になる。
- かつては豪華賞品が貰えるトーナメントやアーティストのサイン会などのサイドイベントも充実した一種のお祭りイベントであったが。現在は一般プレイヤーでも参加できるサイドイベントは廃止され、お祭りとしての役目は大幅に開催数が増えたグランプリが担うこととなる。代わりに、これまで最終日のTop8だけであったライブ解説配信が全日程で行われるようになり、世界のプロ達の対戦がより視聴しやすくなっている。
- 前述のyoutube、twitchによる英語配信以外、プロツアー「ドラゴンの迷路」からはニコニコ動画による日本語・英語配信、プロツアー「異界月」からはbilibiliもによる中国語配信開始された。
- プロツアー「アモンケット」から、twitchは英語独占配信権を獲得することから、youtube・ニコニコ動画による英語配信も終了した。
- 再編後の世界選手権(プレイヤー選手権)はプロツアーとして扱われなくなり、プロツアーベスト8の数としてはカウントされなくなった。
プロツアー・チームシリーズ
2016-17シーズン(プロツアー「霊気紛争」)から、6人1組でチームとなり、そのチームの個人成績の合計を争う「プロツアー・チームシリーズ/Pro Tour Team Series」が設立された。
シーズン終了時、プロツアー・チームシリーズの上位チームは、世界選手権の併催イベント「プロツアー・チームシリーズ決勝」の参加権利が与えられる。
参加資格
現在(2017-18シーズン)の招待条件
- プロツアー/グランプリ
- 前回プロツアー マッチポイント33点以上獲得者
- 該当グランプリ 決勝ラウンド進出者、またはマッチポイント39点以上(個人戦)/36点以上(チーム戦)獲得者
- 前シーズンプロツアー・チームシリーズ上位4チームのメンバー(シーズン最初のプロツアーのみ)
- 3回目プロツアー終了時点、プロツアー・チームシリーズランキング上位4チームのメンバー (シーズン最後のプロツアーのみ)
- プロツアー予選/プロツアー地域予選
- 該当プロツアー予選/Magic Onlineプロツアー予選 優勝
- 該当プロツアー地域予選 上位者 (参加する予選による進出者数が1~8名に変動)
- その他のイベント
- WotCに認定された、該当WPNプレミアムシリーズ 優勝
- 前回ワールド・マジック・カップ(団体戦)ベスト8入賞チームのメンバー (WMC後直近のプロツアーのみ)
- 該当マジックオンラインチャンピオンシップシリーズ(MOCS)Playoff上位2名、またはOpen優勝
- 年間ランキング・ポイント上位者による選出された、前回マジックオンラインチャンピオンシップ(MOC)参加者 (MOC後直近のプロツアーのみ)
- プロプレイヤーズ・クラブ
- ゴールドレベル以上の者と、マジック・プロツアー殿堂表彰者とは、そのシーズンの全てのプロツアーの参加権を得られる。
- シルバーレベルの者とは、そのシーズンのまだ参加権利を得ていない好きなプロツアー1つの参加権のみを得られる。
WPNプレミアムシリーズ優勝、プロプレイヤーズ・クラブ(シルバーレベル)とマジック・プロツアー殿堂表彰者を除く、招待された者は開催地までの往復航空券も授与される。
また、非常に稀なケースでは、主催者からの特別招待によってプロツアーへ参加できるプレイヤーも存在する。日本人では下記の2例が存在する。
旧体制プロツアー(2011年まで)の招待条件
- 前年度世界選手権優勝者
- 前年度プレイヤー・オブ・ザ・イヤー
- 前回プロツアー(世界選手権) 上位50名
- 該当グランプリ 上位16名
- プロプレイヤーズ・クラブ レベル4以上 (レベル3の者は参加権のみ1つを得られる)
- DCI総合レーティング 上位100名(プロツアー開催6週間前時点)
- プロツアー予選優勝者
- 前年度世界選手権団体戦ベスト4入賞者(シーズン最初のプロツアーのみ)
賞金とプロポイント
2016-17シーズン(プロツアー「霊気紛争」まで)
順位 | 賞金 | プロポイント | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 50,000USD | 31 | 次シーズン世界選手権参加権利 次シーズン終了まで プロプレイヤーズ・クラブプラチナレベル昇格 |
2 | 20,000USD | 27 | |
3-4 | 15,000USD | 23 | |
5-6 | 10,000USD | 19 | |
7-8 | 5,000USD | 15 | |
9-16 | 5,000USD | ※ | |
17-24 | 3,000USD | ※ | |
25-32 | 2,000USD | ※ | |
33-48 | 1,500USD | ※ | |
49-64 | 1,000USD | ※ | |
65位以下 | なし | ※ |
※トップ8入賞以外のプレイヤーのプロツアー・ポイントの獲得は、最終順位ではなく、自身のマッチポイントに基づいてポイントが与えられる。(条件、獲得ポイント2015-16シーズンと同一)
プロツアー・チームシリーズ順位の決定は、最終戦以外にチーム上位5名、最終戦にチーム全員の成績を考慮する。
2014-15シーズン~2015-16シーズン
順位 | 賞金 | プロポイント | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 40,000USD | 30 | 次シーズン世界選手権参加権利 次シーズン終了まで プロプレイヤーズ・クラブプラチナレベル昇格 |
2 | 20,000USD | 26 | 次回プロツアー 参加権利+往復航空券 |
3-4 | 12,500USD | 22 | |
5-8 | 10,000USD | 18 | |
9-16 | 5,000USD | ※ | |
17-25 | 2,500USD | ※ | |
26-50 | 1,500USD | ※ | |
51-75 | 1,000USD | ※ | |
76位以下 | なし | ※ |
※トップ8入賞以外のプレイヤーのプロツアー・ポイントの獲得は、最終順位ではなく、自身のマッチポイントに基づいてポイントが与えられる。
マッチポイント | プロポイント | 備考 |
---|---|---|
36以上 | 15 | 次回プロツアー 参加権利+往復航空券 |
35 | 12 | |
34 | 11 | |
33 | 10 | |
32 | 9 | |
31 | 8 | |
30 | 6 | |
29-28 | 5 | 2014-15シーズンのみ4ポイント |
27 | 4 | 2014-15シーズンのみ3ポイント |
26以下 | 3 |
2013-14シーズンまで
順位 | 賞金 | プロポイント | 備考 |
---|---|---|---|
1 | 40,000USD | 30 | 次シーズン世界選手権参加権利 次シーズン終了まで プロプレイヤーズ・クラブプラチナレベル昇格 |
2 | 20,000USD | 24 | 次回プロツアー 参加権利+往復航空券 |
3-4 | 12,500USD | 22 | |
5-8 | 10,000USD | 20 | |
9-16 | 5,000USD | 15 | |
17-25 | 2,500USD | 10 | |
26-50 | 1,500USD | 6 | |
51-75 | 1,000USD | 5 | |
76-100 | なし | 4 | |
101位以下 | なし | 3 |