再録禁止カード

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ひと通り整理)
26行: 26行:
 
**[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb29 The New Reprint Policy](WotC)
 
**[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/rb29 The New Reprint Policy](WotC)
 
*[[再録]]
 
*[[再録]]
 +
*[[再録禁止カード一覧]]
 
*[[用語集]]
 
*[[用語集]]

2008年3月9日 (日) 02:50時点における版

再録禁止カードReserved Cards)は、WotCが公式に再録を禁止しているカードの総称、またそのカードのこと。

目次

概要

再録禁止カードは、それに指定されたカード再録と、それらとカード・タイプ能力マナ・コストP/Tのすべてが一致するカードの収録を禁止している。

現在再録禁止カードに指定されているカードはすべてウルザ・ブロック以前のものであり、今後もメルカディアン・マスクス以降のカードが追加される予定は無いと発表されている。

目的

勘違いされやすい点であるが、再録禁止カードは、シングルカードの販売などを行うセカンダリー・マーケットに対して、再録によって指定されたカードの価値が暴落する可能性の無いことをアピールする目的で設けられたものであり、強力なカードの再録を禁止することでゲームバランスの崩壊を防ごうとするものではない。そのため、このリストにはいわゆるカスレアなども含まれる。

問題点

上述の理由から設けられた再録禁止カードであるが、現在ではこのリストの存在がR&Dにとって目の上のこぶとなってしまっている。たとえばHand of Justiceなど、カードパワーに問題が無く、基本セット再録されるにふさわしいカードまでもが禁止されているため、過去のすべてのエキスパンションから、その時点で再録された経験の無いカードを再録しようと試みた第8版では、特にフォールン・エンパイアのカードの選定に苦労したという(最終的にオークのスパイ/Orcish Spyが選ばれた)。

しかし、これらのカードを扱うショップや投資家にとっては生命線でもあるため、もし撤廃すれば社会的な信用を落とすことは間違いなく、訴訟社会であるアメリカにおいては命取りになりかねない。

その他

再録禁止カードは、それらの価値を著しく落とすのでないかぎり、それに指定されたカードリメイク上位互換の収録に対する拘束力を持たない。たとえば双つ術/Twincastは再録禁止カードであるForkとほぼ同じ機能を持っているし、ヴェクの教区/Vec Townshipsは、同じく再録禁止カードであるVeldtに対してほぼ上位互換といえる。また、次元の混乱タイムシフトでは、再録禁止カードに指定されたカードの一部がマナ・コストカード名を変えて収録された。

再録禁止カードは「プレミアム・カードでない、公式のトーナメント使用可能なカード」にのみ適用される。そのため、Super Secret Techのようにプレミアム・カードしか存在しないカードとして再録することは、実現性は低いものの、理論上可能である。また、2007年には再録禁止カードであるヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willジャッジ褒賞プロモーション・カードとなっている。

時のらせんには、マナ支払うことで再録禁止カードに指定されているクリーチャー変化するアーティファクトサイクルが収録された(⇒雷のトーテム像/Thunder Totem)。これは能力の幅を狭めることなく、セカンダリー・マーケットにも配慮しつつ古参のプレイヤーにもアピールできる名案といえるだろう。

参考

QR Code.gif