武士道
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*複数の[[戦闘フェイズ]]が存在し得るため、1ターンに複数回ブロックした/された場合はボーナスが「累積」する。 | *複数の[[戦闘フェイズ]]が存在し得るため、1ターンに複数回ブロックした/された場合はボーナスが「累積」する。 | ||
− | *複数の武士道は「累積」するが、それぞれが独立に誘発することに注意。 | + | *複数の武士道は「累積」するが、それぞれが独立に誘発することに注意。<br />「武士道1」を2つもっていたら「武士道2」になるわけではないが、戦闘時には+2/+2の修整を受ける(ほぼ同じことではあるが、武士道2は[[もみ消し/Stifle]]1つで打ち消すことができるのに対し、武士道1が2つあるともみ消しは2枚必要である)。 |
− | 「武士道1」を2つもっていたら「武士道2」になるわけではないが、戦闘時には+2/+2の修整を受ける(ほぼ同じことではあるが、武士道2は[[もみ消し/Stifle]]1つで打ち消すことができるのに対し、武士道1が2つあるともみ消しは2枚必要である)。 | + | |
− | *[[神河ブロック]]において、武士道を持つクリーチャーは全て侍である。 | + | *[[神河ブロック]]において、武士道を持つクリーチャーは全て侍である。<br />逆に、侍であるクリーチャーは全て武士道を持つ。<br />現在侍は神河ブロックでしか作られていないので、[[クリーチャー・タイプ]]全般を参照するカード([[霧衣の究極体/Mistform Ultimus]]など)や[[銀枠]]を除いては「侍と武士道はセット」であると考えて良い。 |
− | 逆に、侍であるクリーチャーは全て武士道を持つ。 | + | |
− | 現在侍は神河ブロックでしか作られていないので、[[クリーチャー・タイプ]]全般を参照するカード([[霧衣の究極体/Mistform Ultimus]]など)や[[銀枠]]を除いては「侍と武士道はセット」であると考えて良い。 | + | |
− | *武士道持ちは[[白]]に一番多く、続いて[[赤]]、[[黒]]の順。[[緑]]は[[悟りの武士、勲雄/Isao, Enlightened Bushi]]のみ。 | + | *武士道持ちは[[白]]に一番多く、続いて[[赤]]、[[黒]]の順。[[緑]]は[[悟りの武士、勲雄/Isao, Enlightened Bushi]]のみ。<br />[[青]]にも[[アンヒンジド]]に武士道を得られる[[Greater Morphling]]がいる。 |
− | [[青]]にも[[アンヒンジド]]に武士道を得られる[[Greater Morphling]]がいる。 | + | **が、元の意味を考えると、黒や赤の多くの侍が武士道を持っているのは違和感も残る。<br />武士道の本質には「武勇」と同時に「忠義」も含まれるため、浪人や山賊などのそれには当てはまらない面があるため。 |
− | **が、元の意味を考えると、黒や赤の多くの侍が武士道を持っているのは違和感も残る。 | + | **「心技体」であるところの「心」の部分を考慮せず、欧米人(特に米国)にありがちな「サムライ=クロサワ映画のようにカタナでチャンバラする凄く強いウォーリア」という印象のみを抜き出したような能力、だと解釈するべきなのだろう(補足すると多くの米国映画コミュニティでは、クロサワ映画は芸術作品ではなく、痛快チャンバラエンタテインメントとして認識されている、という背景がある)。<br />剣道や柔道などと『道』の部分が同じなので侍の持つ技能のように解釈されているのかもしれない。 |
− | 武士道の本質には「武勇」と同時に「忠義」も含まれるため、浪人や山賊などのそれには当てはまらない面があるため。 | + | |
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<!-- ・・・「道」とは「技術」だけではなく「生き方」も含んでいることが理解できないのだろうか。 | <!-- ・・・「道」とは「技術」だけではなく「生き方」も含んでいることが理解できないのだろうか。 | ||
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2008年2月29日 (金) 09:55時点における版
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武士道/Bushido
Kitsune Blademaster / 狐の刃遣い (2)(白)
クリーチャー — 狐(Fox) 侍(Samurai)
クリーチャー — 狐(Fox) 侍(Samurai)
先制攻撃
武士道1(このクリーチャーがブロックするかブロックされた状態になるたび、それはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)
武士道はクリーチャー(おもに侍)の持つキーワード能力で、戦闘時に誘発する誘発型能力である。 日本風世界の神河ブロックを代表する能力のひとつで、勿論日本古来の武士道が由来。
「武士道 N」は、「武士道Nを持つクリーチャーがブロックに参加するか、ブロックされるたびに、そのクリーチャーはターン終了時まで+N/+Nの修整を受ける。」を意味する。
ランページの簡易版のひとつで、主にリミテッドで活躍する。 トランプルと相性が良いが、武士道とトランプルをセットで持っているクリーチャーはいない。
- ブロック・クリーチャーが複数存在してもボーナスは変わらない。
- この点についてはランページに劣る。寄せ餌/Lure能力と組み合わせた場合に顕著である。
- 複数の戦闘フェイズが存在し得るため、1ターンに複数回ブロックした/された場合はボーナスが「累積」する。
- 複数の武士道は「累積」するが、それぞれが独立に誘発することに注意。
「武士道1」を2つもっていたら「武士道2」になるわけではないが、戦闘時には+2/+2の修整を受ける(ほぼ同じことではあるが、武士道2はもみ消し/Stifle1つで打ち消すことができるのに対し、武士道1が2つあるともみ消しは2枚必要である)。
- 神河ブロックにおいて、武士道を持つクリーチャーは全て侍である。
逆に、侍であるクリーチャーは全て武士道を持つ。
現在侍は神河ブロックでしか作られていないので、クリーチャー・タイプ全般を参照するカード(霧衣の究極体/Mistform Ultimusなど)や銀枠を除いては「侍と武士道はセット」であると考えて良い。
- 武士道持ちは白に一番多く、続いて赤、黒の順。緑は悟りの武士、勲雄/Isao, Enlightened Bushiのみ。
青にもアンヒンジドに武士道を得られるGreater Morphlingがいる。- が、元の意味を考えると、黒や赤の多くの侍が武士道を持っているのは違和感も残る。
武士道の本質には「武勇」と同時に「忠義」も含まれるため、浪人や山賊などのそれには当てはまらない面があるため。 - 「心技体」であるところの「心」の部分を考慮せず、欧米人(特に米国)にありがちな「サムライ=クロサワ映画のようにカタナでチャンバラする凄く強いウォーリア」という印象のみを抜き出したような能力、だと解釈するべきなのだろう(補足すると多くの米国映画コミュニティでは、クロサワ映画は芸術作品ではなく、痛快チャンバラエンタテインメントとして認識されている、という背景がある)。
剣道や柔道などと『道』の部分が同じなので侍の持つ技能のように解釈されているのかもしれない。
- が、元の意味を考えると、黒や赤の多くの侍が武士道を持っているのは違和感も残る。
参考
総合ルール
引用:総合ルール 20231117.0
- 5 ターンの構造