露天鉱床/Strip Mine
提供:MTG Wiki
13行: | 13行: | ||
1996年10月1日より[[スタンダード]]で[[制限カード]]、[[Type1.5]]で[[禁止カード]]に指定される。1997年1月1日よりスタンダードでの制限カードの廃止に伴いスタンダードで禁止カードに指定される。1998年1月1日より[[Type1]](現[[ヴィンテージ]])で制限カードに指定される。2004年9月20日にType1.5から移行した[[レガシー]]でも、引き続き禁止カードに指定されている。 | 1996年10月1日より[[スタンダード]]で[[制限カード]]、[[Type1.5]]で[[禁止カード]]に指定される。1997年1月1日よりスタンダードでの制限カードの廃止に伴いスタンダードで禁止カードに指定される。1998年1月1日より[[Type1]](現[[ヴィンテージ]])で制限カードに指定される。2004年9月20日にType1.5から移行した[[レガシー]]でも、引き続き禁止カードに指定されている。 | ||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
− | |||
==関連カード== | ==関連カード== | ||
34行: | 26行: | ||
*[[幽霊街/Ghost Quarter]] - [[基本土地]]も破壊できるが、土地を破壊する際[[コントローラー]]に基本土地の[[サーチ]]を許す。([[ディセンション]]) | *[[幽霊街/Ghost Quarter]] - [[基本土地]]も破壊できるが、土地を破壊する際[[コントローラー]]に基本土地の[[サーチ]]を許す。([[ディセンション]]) | ||
*[[浸食する荒原/Encroaching Wastes]] - 起動に4マナが必要。([[基本セット2014]]) | *[[浸食する荒原/Encroaching Wastes]] - 起動に4マナが必要。([[基本セット2014]]) | ||
+ | |||
+ | ==ストーリー== | ||
+ | '''露天鉱床'''/''Strip Mine''とは、[[Wikipedia:ja:露天掘り|露天掘り]]と呼ばれる手法によって地下資源(金属、宝石、化石燃料など)を採掘している鉱山、もしくはその跡地のこと。発掘効率はよいが、大規模な掘削によって環境が破壊されること、特に地下資源が枯渇して廃鉱となった際に再生が困難であることが問題となっている。 | ||
+ | |||
+ | アンティキティーにおける露天鉱床は、[[兄弟戦争]]時に両陣営が乱立した資源採掘場である。長引く戦乱と破壊により[[ドミナリア/Dominaria]]の資源は使い果たされ、草一つもマナも生み出せない不毛の地となってしまった。 | ||
+ | *特に戦争の中心地であった[[テリシア/Terisiare]]大陸は、壊滅的な被害を受け氷河期へと移行する。(→[[アイスエイジ・ブロック]]) | ||
+ | |||
+ | {{フレイバーテキスト|それ以前の戦いとは異なり、[[ウルザ/Urza|ウルザ]]と[[ミシュラ/Mishra|ミシュラ]]の戦いでは、ドミナリアそのものさえも戦争の犠牲となった。}} | ||
==参考== | ==参考== |
2014年5月17日 (土) 12:24時点における版
土地の能力であるためカウンター困難な、非常に強力な単体土地破壊。
土地破壊のコストとしては非常に軽く、土地破壊デッキはもちろんの事、マナ基盤がタイトではないデッキならば、ほぼどんな種類のデッキにも入りうるほど。また、軽く土地を破壊できる、つまりマナを束縛できるという点では、青の天敵と言えるものであり、事実これが横行していた時代は、青にとって冬の時代だった。
世界のるつぼ/Crucible of Worldsを置けば、ほぼ対戦相手の土地は壊滅状態である。オーバーキル気味だが、さらに踏査/Explorationを加えるのも良いだろう。
- Maze of Ithなどとは異なり、きっちり無色マナを出せる所もポイント。
- 現在ではもみ消し/Stifleなどで、土地破壊の能力を打ち消すことは可能。
- 初出のアンティキティーでは、イラスト違いのバージョン4種が存在していたが、非常に似通った絵でぱっと見ではほとんど見分けがつかない(カード画像:1234)。ミシュラの工廠/Mishra's Factoryを見習って欲しい。
- From the Vault:Exiledに新規イラストで収録された。
1996年10月1日よりスタンダードで制限カード、Type1.5で禁止カードに指定される。1997年1月1日よりスタンダードでの制限カードの廃止に伴いスタンダードで禁止カードに指定される。1998年1月1日よりType1(現ヴィンテージ)で制限カードに指定される。2004年9月20日にType1.5から移行したレガシーでも、引き続き禁止カードに指定されている。
関連カード
亜種
制限・禁止カードになるほど凄まじい性能のため、数多くの調整版が存在する。
- 不毛の大地/Wasteland - 対象が基本でない土地のみになった。(テンペスト)
不毛の大地でも十分以上の性能だったため、更に調整が施された。以下は特記事項がない限り、すべて自身を生贄にして基本でない土地のみ破壊可能。
- 黄塵地帯/Dust Bowl - 起動に3マナが必要だが繰り返し使える。これは露天鉱床にもない特徴。(メルカディアン・マスクス)
- 地盤の際/Tectonic Edge - 起動に1マナが必要な上に条件がある。(ワールドウェイク)
- 幽霊街/Ghost Quarter - 基本土地も破壊できるが、土地を破壊する際コントローラーに基本土地のサーチを許す。(ディセンション)
- 浸食する荒原/Encroaching Wastes - 起動に4マナが必要。(基本セット2014)
ストーリー
露天鉱床/Strip Mineとは、露天掘りと呼ばれる手法によって地下資源(金属、宝石、化石燃料など)を採掘している鉱山、もしくはその跡地のこと。発掘効率はよいが、大規模な掘削によって環境が破壊されること、特に地下資源が枯渇して廃鉱となった際に再生が困難であることが問題となっている。
アンティキティーにおける露天鉱床は、兄弟戦争時に両陣営が乱立した資源採掘場である。長引く戦乱と破壊によりドミナリア/Dominariaの資源は使い果たされ、草一つもマナも生み出せない不毛の地となってしまった。
- 特に戦争の中心地であったテリシア/Terisiare大陸は、壊滅的な被害を受け氷河期へと移行する。(→アイスエイジ・ブロック)
それ以前の戦いとは異なり、ウルザとミシュラの戦いでは、ドミナリアそのものさえも戦争の犠牲となった。
参考
- 壁紙 (From the Vault:Exiled) (WotC)
- 土地破壊カード
- The Top 50 Nonbasic Lands 第3位
- カード個別評価:アンティキティー - アンコモン1
- カード個別評価:第4版 - アンコモン
- カード個別評価:Masters Edition 4 - レア
- From the Vault:Exiled