取り消し/Cancel
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2012年12月29日 (土) 03:07時点における版
対抗呪文/Counterspellの修正版である確定カウンター呪文。
単純に1マナ重くなった点以外は対抗呪文と同じであり、修正元の対抗呪文そのものや、その亜種である雲散霧消/Dissipate、禁止/Forbidらそれぞれの下位互換である。(なおこの後、(1)(青)(青)である取り消しの上位互換として、冷静な反論/Stoic Rebuttalも登場している。)
大抵の呪文を1枚で打ち消せる万能さは対抗呪文と変わらず、トーナメントでも充分な活躍を見せる。
ただしやや重いため特に2回打ち消しをしようとすると残さなければいけないマナの負担が重くのしかかる。メタが絞られている場合は本質の散乱/Essence Scatterや否認/Negateなどの対象が限定されたかわりに軽量化されたカウンターが使われる。もちろん併用されることも多い。
入れ替わりでスタンダードから退場した邪魔/Hinderと比較されたが、邪魔の方が高く評価されることが多かった。これは、当時のスタンダード環境が墓地利用が盛んであったことからである。
時のらせんの登場時では、そのシンプルさから、基本セット再録を前提とした収録と予測するプレイヤーも多く、予想通り第10版に再録された。かつて対抗呪文がそうであったように、今後はこのカードが確定カウンターのデザインにおける基準として位置づけられるものと考えられる。
- 時のらせんと第10版のイラストも第4版までの対抗呪文のイラストに似ている。イラストレーターも同じMark Pooleである。
- 基本セットに再録されたものは、効果の単純さを強調するためか、対抗呪文同様フレイバー・テキストが書かれていない。
- 2002年4月のコラム「Counterspell Conundrum」で「呪文1つを対象とし、それを打ち消す」の適正なマナ・コストについてのアンケートが行われ(選択肢は青マナ2つ含む2マナ、3マナ、4マナの3つ)、その結果(→Of Polls and Pies)、対抗呪文が健在の間でも29%が3マナが適正と答えている。
参考
- Cancellation (歴代の取り消しのイラスト(Daily MTG))
- 確定カウンターカード
- カード個別評価:ラヴニカへの回帰 - コモン
- カード個別評価:ゼンディカー - コモン
- カード個別評価:アラーラの断片 - コモン
- カード個別評価:時のらせん - コモン
- カード個別評価:基本セット2012 - コモン
- カード個別評価:基本セット2011 - コモン
- カード個別評価:基本セット2010 - コモン
- カード個別評価:第10版 - コモン