清廉潔白な判事/Immaculate Magistrate

提供：MTG Wiki

2011年12月26日 (月) 14:00時点における版

コントロールするエルフの数だけの+1/+1カウンターを置き、クリーチャーを恒久的に強化するタップ能力を持つクリーチャー。

エルフの数だけ強化といえばレギオンに森林守りのエルフ/Timberwatch Elfがいるが、あちらがターン終了時までだったのに対しこちらは次のターン以降も残る。

最悪でも自分自身を+1/+1ずつ強化し続けることが可能であるが、このクリーチャーに期待される働きは、もちろんエルフデッキに投入することで特定のクリーチャーを大幅に強化することであろう。リミテッドでは1回で3個以上のカウンターを置くこともそれほど難しくなく、リミテッドで目にしたならばエルフデッキを組むことを検討してよい1枚。

強化するクリーチャーはエルフに限定されないので、何らかの回避能力を持つクリーチャーを強化してフィニッシャーに育成するという使い方ができる。

構築では大量のエルフがいつまでも戦場に残ることを期待するのは困難なので、それほどには活躍できないかもしれない。しかし、前述の森林守りのエルフ/Timberwatch Elfにはエルフ・ビートなどで投入された実績があるため、このカードも使われる可能性は十分にある。現に世界選手権07では、藤田剛史をはじめとした日本人プレーヤー数名がこのカードを採用した緑白エルフを選択している。参考

• ジョラーガの戦呼び/Joraga Warcallerと組み合わせると強烈。自軍のエルフ全体が、エルフの数だけ強化される。これで+1/+1カウンターを乗せる前提なら、ジョラーガの戦呼びのキッカーを支払わず、そのぶんのマナで他のエルフをさらに展開してしまってもいい。
• プレインズウォーカー (Magic Onlineフォーマット)では制限カードに指定されている。

参考

• カード個別評価：ローウィン - レア