拾い読み/Browse

提供:MTG Wiki

移動: 案内, 検索

Browse / 拾い読み (2)(青)(青)
エンチャント

(2)(青)(青):あなたのライブラリーのカードを上から5枚見て、そのうちの1枚をあなたの手札に加える。残りを追放する。


ライブラリーの上5枚からカードを1枚サーチできて、しかもマナさえあれば何度でも再利用可能というエンチャント。デメリットもデッキ圧縮といえないこともない、かなりの多機能カード。

色拘束の強さと高いサーチ性能から、中心のコンボデッキに使いたいところだが、「起動のたびにライブラリーが5枚削れるデッキ消耗の異常な速さ」「5枚の中に重要カードが2枚以上あると致命的」といったリスクがコンボデッキとはかみ合わない点が悩みどころ。

Soldevi Diggerと組み合わせてデメリットを逆手にとった、ブラウズディガーというデッキは当時のトーナメントでもそれなりに活躍していた。

第6版再録されていたが、相方となるSoldevi Diggerがない環境ではぱっとしなかった。スタックルールの導入により「対戦相手呪文対応して起動してカウンターを入手」できるようになったため、そこに注目されて採用されていた時期もあったが、その用途では制作時の意図通りデッキ消耗の速さが仇となり、結局あまり定着はしなかった。

カウンターポストのシークレットテクとして採用されたことがある。これにより、対戦相手よりもKjeldoran Outpostを早く入手でき、ミラーマッチで多少有利になった。

  • ライブラリーの残り枚数が5枚未満ならばライブラリー全体を見ることになるし、もしライブラリーにカードが1枚しかなければデメリットなくそのカードを入手できる。
  • 単純なドローにすると、貴重な収集品/Treasure Trove になる。
  • ニュアンスとして「ナナメ読み」という感じ。イラストもいい味を出しているし、カード機能デザインも的確。ちなみに今あなたが使ってこの文章を読んでいるインターネット「ブラウザ(browser)」は文字通り「ブラウズするためのもの」という意味である。
  • 引きちぎられたページの1枚に「Urza's Screw」なるものが描かれている(第6版イラスト左上部分)。
  • コールドスナップテーマデッキ雪景色/Snowscapeにて収録された際、フレイバー・テキストの訳語が変更されている。

[編集] 参考

QR Code.gif