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起動型能力で濾過を行えるエンチャント。繰り返し起動可能だが、一般的な濾過と異なり選ばなかったカードは追放されてしまう。
色拘束の強さと高いサーチ性能から、青中心のコンボ系デッキに使いたいところだが、「起動のたびにライブラリーが5枚削れるという消耗の速さ」「5枚の中に重要カードが2枚以上あると致命的」といったリスクがコンボデッキとはかみ合わない点が悩みどころ。
Soldevi Diggerと組み合わせてデメリットを逆手にとった、ブラウズディガーというデッキは当時のトーナメントでもそれなりに活躍していた。
第6版で再録されていたが、相方となるSoldevi Diggerがない環境ではぱっとしなかった。スタックルールの導入により「対戦相手の呪文に対応して起動して打ち消しを入手」できるようになったため、そこに注目されて採用されていた時期もあったが、その用途では制作時の意図通りライブラリー消耗の速さが仇となり、結局あまり定着はしなかった。
カウンターポストのシークレットテクとして採用されたことがある。これにより、対戦相手よりもKjeldoran Outpostを早く入手でき、ミラーマッチで多少有利になった。
- ライブラリーの残り枚数が5枚未満ならばライブラリー全体を見ることになるし、もしライブラリーにカードが1枚しかなければデメリットなくそのカードを入手できる。
- 単純なドローにすると、貴重な収集品/Treasure Trove になる。
- ニュアンスとして「ナナメ読み」という感じ。イラストもいい味を出しているし、カード機能デザインも的確。ちなみに今あなたが使ってこの文章を読んでいるインターネット「ブラウザ(browser)」は文字通り「ブラウズするためのもの」という意味である。
- 引きちぎられたページの1枚に「Urza's Screw」なるものが描かれている(第6版イラスト左上部分)。
- コールドスナップのテーマデッキ・雪景色/Snowscapeにて収録された際、フレイバー・テキストの訳語が変更されている。
かつては偉大な文学だった ――― 今では単なるゴミさ。― 特務魔道師、ヤヤ・バラード(出典:第6版)
かつては偉大な散文も……これじゃ散々ね。― 特務魔道師、ヤヤ・バラード(出典:雪景色/Snowscape)